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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2010年04月の記事

全20件 (20件中 1-20件目)

1

お示しする？

以前より、なんとも、違和感を感じる言葉があるんです。民主党の先生方がよく使う「国民のみなさんに、お示しする」のお示し・・というの。鳩山総理や、レンホー女史が特によく使っているんですが、民主党のマニュアルにあるのでしょうか。こういう場合は『お示しする』を使いましょう、と。世間には「お見せする」という言い方もあるし「お伺いする」もある、よって「お示しする」というのも、きっと文法的には、なんら、問題は無いのだとは思うんです。なのに、この言葉を聞くたび、脳みその後ろの方がヒクヒクする気がする・・。フン！　という気持ちになる。どうしてなんだろう？と考えておりました。要するにあれなんですね。強い立場の人が例えば「お教えする」なんていくら「お」をつけても、お教えられる方は、きっとカチンとくるのだと思うんですね。それと同じ臭いが「お示しする」にはある。すなわち、提案する、などのような、「みんなで考えましょ」的要素はすでになく、「お示しする」ときには、示される側の検討の余地なく、権力側の意思でもって有無を言わさず決定事項だよ・・ということで。それに「お」をつけて、いかにも、低姿勢っぽくみせたとしても、余計、わざとらしさばかりが鼻につく・・。よって、「なんとも違和感」になるのだ、という分析に、ようやく、辿り着いたわけなんです。だったら、その「嫌な感じ」を無くすためには、どういう言い方をしたらいいんでしょ。「ご提示する」かな？「提示させていただく」かな？まあ、政治家先生になることもないので、ここで、一生懸命考えることもないんですけどね。

2010.04.30

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鳩山首相、徳田虎雄氏訪問

　どうにも、よく理解できないんですが。　鳩山首相が、徳之島に強い影響力を持つ目下、療養中の徳田虎雄元衆院議員のもとに出向き、米軍普天間飛行場の移設問題で同島へのヘリ部隊移転に協力を求めたとか。この件に関しては、訪問する前から大々的に報道され、マンションに入るシーンもニュースに流れ、その上で、「移設は無理だ」という回答を受け取ったようで、徳田氏の息子、毅衆院議員は、「受け入れは無理です」会見まで行ってしまった。これまで、『腹案』と曖昧に言うだけ、「徳之島移設だなんて、言っていない」と散々発言しておきながら、どうみても、実現可能性低そうな協力要請を、堂々と国民の見守る中で行って、予想どおり「無理です」の答えを貰ってくる・・。いったい、なにをわが国の首相は考えてらっしゃるのだろう？と、私ゃ、訳がわからない。ことを上手く進めるために、その道の大物に動いてもらう・・ということは、ま、世間でよくある手段です。そういうことが、あってもいい。でも、そういうことって、フツー、人目につかないところで、なにくわぬ顔して、こっそりとやるものではないですかね？そもそも、筋としては、行政の長に正面から要請するべきものだし、大物にお願いして、成功しなかった・・じゃあ、一国の長が、話にならないし、ましてや相手は、ＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）の治療中、そこに押しかけていって、無理難題をおしつけるって・・と世論は思うのではないですかね。ひとつもメリットはないと思うのだけれど。そういうことを、百戦錬磨の政治家先生達が想像できないわけがない、と考えるわけですが、どういう意味があったのでしょうか？一説には、そうやって、「県外移設に向けて頑張りましたよ」という言い訳を作るのだ・・というのがありますが、そうなんでしょうか？そんなことで、言い訳として、通るとは思えないのだけれど。なにか、奥深いところにウルトラＣでもあるのでしょうか？そうでもないと・・あまりに理解出来なくて・・。どうなんでしょ。

2010.04.28

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英語教育システムを変えてみよう。

２６日の日経新聞に、野村資本市場研究所の関志雄氏が、インタビューに答えておりました。この方は香港生まれ、カンシユウさんとお読みするんですね。いわく「英語を選択科目に」ということなんですが。つまり、日本では中学から大学まで英語を勉強しているはずなのに、平均的な日本人は道案内すらろくに出来ない、と。日本の英語教育は、時間を掛け、お金をかけながら、とても効率の悪い無駄な努力をしているといえる。これだと、とても世界に打ち出て勝てないので、抜本的に教育システムを変えてはどうか、というのですね。小学生からやる、というのではなく、選択性にする。最初の３年ぐらいは一律にやるとしても、その後は、選択性にしてやる気のある人だけ、レベルの高い教育にする。そして英語教員の質を高くする。今は、教員の権益を守るために、生徒が犠牲になっているのだそうです。なんだったら、ネイティブの教員を海外から招いてもいい。そして、文法中心の教育から大きく変える・・と。海外で暮らしていて一番のストレスは、言葉が不自由・・ということです。英語に限らず、仏語圏では仏語使えないと辛いし、スペイン語圏では、スペイン語が使えないと辛いのでしょうけれど、それでも、英語さえちゃんと使えれば、なんとかなる、というのが世界です。英語すら出来ないと、もう、相手にもされなくなる。せっかく、中身も教養もあるはず（？）なのに、最低限、英語できちんと表現できないために、「この人との高度なコミュニケーションは無理」とバカにされてしまう・・。この辛さ、ストレスは、並大抵のものではないのです。そして、正直不思議に思うのは、同じアジアの民族でも、韓国人や中国人やその他の国の人たちと比べて、どうして日本人って、英語が下手なんだろ・・ということです。あ、私はそのど真ん中に位置するんですが。どうしてだろうと思いますよ。日本人だから、ではないのだと思うんです。帰国子女とか、インターナショナルスクールで学んだような人は、素晴らしい英語を話しますしね。若い頃、海外留学した、という人も見事な英語を話せるようになっている。関氏がいうように、資質の問題ではなく、教育の問題なんだと思うんですね。それと、英語を使うチャンスが、やっぱり少ない・・という環境でしょうか。でも、言い訳言っていても、世界の人は合わせてなんかくれないわけです。とにかく、最低限、交渉ごとが出来るくらいに英語を話せないと、世界の流れについていけない。私なんぞは、もういまさら間に合わないですが、今後の日本のためには、「英語教育システムの抜本的改革」って、なるほど、今やのんびりしていられない切実なところにまで、来ているのではないか、とは思いますよね。関氏の提案が、本当にいいのかどうかはともかく。どうなんでしょ。

2010.04.26

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やっぱり・・ということになっている。

子ども手当ての申請に、今、各地の担当窓口に外国人からの問い合わせが殺到している・・のだとか。そして早速にも、尼崎市に、養子縁組をしたという554人分の子ども手当てを、在住韓国人男性が、申請に現れたらしい。なにやら、妻の母国のタイで、孤児院の子供達と養子縁組をしたということで、部厚い証明書もしっかり用意しての申請だったらしい。５５４人分というと、年間約8642万円分なんだそうですよ。困った市が、厚生労働省に照会し、「極端に人数が多い」などの理由で支給対象にならないという回答をもらい、受理には至らなかったらしいですけど。こういうことが起こる可能性は当初から言われていたことで、「ああ、やっぱり」・・と多くの人がため息ついたのだと思うのですが、怖いなぁ・・と思うのは、受理しなかった理由が「極端に人数が多い」だということですかね。じゃあ、１０人分だったら、受理していたのか３０人だったら受理だったのか・・ということですものね。それに、法律では人数制限をしていないわけだから、訴えられたらどうするんでしょ。「ちゃんと養子縁組をしている！」と主張されたら、実際は断れないのじゃないですかね。この件に関して、どうしてマスコミは大きく話題にしないのか？長妻大臣のご意見もぜひとも拝聴したいし、問題があることを十分招致しながら、なにがなんでもこの法案を通してしまった与党と、賛成した、公明党と共産党の方々の、コメントなんぞも伺いたいところです。やっぱり、メチャクチャなことやっているような気がしますけどね。政府にもお役所にも、そういうことを心配する人はいないのだろうか？

2010.04.25

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ますぞえ新党？

通称「ますぞえ新党」なんだそうです。舛添要一・前厚生労働大臣が改革クラブの面々と、旗揚げした新党。もっとも、「ますぞえ新党」では、公職選挙法に引っかかるとかで、結局「新党改革」に決まったようですが、とにかく、とうとう自民党をおん出てしまったのだね、舛添要一さん・・でありますかね。これに対しマスコミは「最も首相にふさわしい人Ｎｏ１の」舛添氏が、とか「国民の人気が高い」舛添さんが・・などと、枕詞のように付けて、持ち上げようとしている。同時に「これでますます自民党の崩壊が進んだ」と、相変わらず自民罵倒も抜かりない様子です。マスコミ的には、舛添要一氏は、おいしい存在なのでしょう。「ますぞえ新党」などと、自分の名前をつけようなんて、思った時点で、すでに「終わりの始まり」じゃないか、と思いますけどね。世論調査の数字を得て、勘違いしちゃったのでしょうか。昨年の今頃「自分を自民党の総裁候補にしてくれれば、自民党から立候補する」などと豪語して、世間の失笑を買った、東国原知事と、なんだか、同じ臭いがする。そもそも、「国民的人気」って本当なんでしょうか？ネットのコメント見てみても、悪口は山のようにあるのに、「いやいや、彼こそ、日本の救世主」なんぞと持ち上げるコメントが無い！毎度思うのですが、どうも、世論調査の胡散臭さを感じます。百歩譲って、そういう調査結果が確かに出ていたとしても、それは、「舛添さんにぜひとも総理になってもらいたい！」という国民の熱心な思いというより、「まあ、このメンツの中から選ぶとしたら、この辺じゃない」ぐらいの、たまたまの消去法で、一位になってしまったのではないか？私は、どうしても舛添氏が、本当に国益を考えて、発言・行動しているように、思えないのですね。そして、そういうことって、多少の常識を備えている人なら、同じように感じるはず。新インフルエンザ騒動の時も、マスコミ的には、「大臣が先頭にたって、防御に貢献した」ということになっていますが、そうだったのでしょうか？私には、パフォーマンス要素の方が大きかったようにしか思えない。無駄にことを、大ごとにしただけだったのではないですかね。まあ、いいでしょう。いずれ、いろんなことが、分かってくるものです。一方で、自民党も、ちょっと情けないです。彼をもう少し上手に、使う方法がなかったのか？いくらでも手立てはあったように思うんですけどね。自民党のイメージアップの駒として、彼は大きく貢献できたはず。誰かが「谷垣さんは人事の掌握力が無い」と語っていましたが、なんとなく、そうかもなぁ・・と思ってしまう。もろもろの焦りで、自民党関連の勢力が、お互いつぶし合っているようにしか、みえないのですけれど、もう少し、強かに、冷静になって、力を合わせてもらいたいですよね。

2010.04.24

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練習場で、友達レッスンはいけないの？

数年前から、仲間内で、プレイベートゴルフレッスン・・が続いています。我がゴルフ仲間には、ゴルフに関してうるさくて、一言も二言も、五言も六言もある人が多いのですが、ある時、「だったら、教えてよ」という話になった。その時から、奇特なオジサン友達が、週に一回の頻度で、私を含めた「ゴルフ上達したい！」レディスにレッスンをしてくれているのです。毎週火曜日の午後、船橋の駅に迎えに来てくれて、車に乗っけてくれて、練習場に行く。もちろん、ボール代その他は個人持ちですが、レッスン料はタダ。「そんな立場じゃないから」と一切、受け取ってはくれません。で、終わると、また駅まで送ってくれて・・。とまあ、教わる側には、実にありがたい会で、よって私は日本にいる時は、せっせと通っていたのです。あんまり、上達はしなかったですけど。今回その仲間から「いつもの練習場ではもう、出来なくなった」という話を聞きました。要するに、練習場で、勝手にレッスンをやってもらっては困る、もう、来ないでくれ・・と係員に言い渡されたのだそうです。しっかし・・そんなこと、言われる筋合いはない・・じゃないですかね。確かに、レッスンプロもいる練習場で、別の人がレッスンをやっているのは、目障りかもしれない。最近は、人気上昇で、レッスンを受けるメンバーが増えた・・ということもあるかもしれない。うるさい、とか、目立つとか、そういうことで。でも、商売でやっているわけではない、極めて個人的な、レッスンなんですね。お金だって、払っていないし、受け取ってもいない。平日の昼間の、練習場だってガラガラの時間帯。そこで、教えたり教わったりする、それを、経営側が、「けしからん」と言って、客を出入り禁止にする権利があるんだろうか？例えば、ゴルフを始めようとする妻を夫が教えに来る・・そのことに、文句はいえないでしょうに。ゴルフが上手くなりたい友達のために、友達が教える・・それだって、あれこれ言われることではない。でも、練習場側は、聞く耳持たず・・だったらしい。かくして、我らがレッスン仲間は、練習場を替えたそうなんですが・・。それでも、腹立たしさは治まらない。私だって・・そこの練習場のカードに、まだ４０００円以上も入っている！どうしてくれる！　でありますよ。練習場側だって、確実に客を減らしたわけで、損するだけだったと思うのですけどね。なんかねぇ。なんとも、納得できない、出来事なんですよね。

2010.04.22

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事業仕分けするなら、まず、「子ども手当て」を。

18日、「子ども手当て再審議」を要求するデモが行われたそうです。即ち、６月から支給される「子ども手当て」はあまりにも問題が多いとネットの２チャンネルで話題になったことがきっかけで、若いお母さん達が中心になって、170人ほどの賛同者が終結し、原宿や渋谷で訴えたのだそうです。みなさん、デモなんて行動は始めてのようで、「デモ」の形としては、素人そのままだったようですが、かつ、規模も小さくて、大きな話題にもならないわけですが、ああ、でも、そういう志を持った人たちがいるのだ、と、すこし明るい兆しが見えたような気がしましたよ。事業仕分け第２弾が始まるそうです。権力を握った人たちが、その権力と、マスコミの絶対的な応援を背景に、再び、これみよがしに「無駄の指摘」をするのかと思うと、スタートする前からげんなりですが、ひとつ、是非とも事業仕分けにかけて検証して欲しいものが、この「子ども手当て」の是非であります。２6000円の根拠はどこにあるのか。それで、少子化対策へのどれだけの成果が見込まれるのか。どれだけの経済効果があって、どれだけの国民のメリットを想定しているのか。財源の目当てはどうなっていて、外国人にまで、ことごとく支給する根拠はどこにあるのか。さらに、海外に住む外国人の子どもにまで配る根拠はどこにあって、一方で、外国暮らしの子供たちのことはどうするつもりなのか。その辺の不公平さをどう解決し、不正を防ぐチェックシステムをどうするのか。親が勝手にパチンコに使ってしまう場合はどうするつもりなのか。親の問題で施設に入っている子供たちには、支給されない実態をどう説明するのか。私達はそういう説明をほとんど受けることなく、法案は無理やり国会成立し、６月からスタートするのです。科学博物館に保存された、日本最古の飛行機の保管料８００万円について、チクチク「無駄云々」を指摘するよりも、よほど大きな税金の無駄使いが、ここから見えてくるはずだと思いますけどね。

2010.04.20

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ブログの絵文字が、変わったと思ったら・・。

他のサイトのブログを利用したことが無いので、なんとも、言いようもないのですが・・。この楽天ブログ、簡単なのはありがたいものの、利用しながら、ずっと不満がありました。まず、背景というか、壁紙というのか、デザインを、簡単に選べるんですが、その選択肢が一向に、増えない・・。気分を変えたいな・・といつも思うのに、「ああ、これを使おう！」と思うようなデザインが無い。もう少し入れ替えをすればいいのに・・と思うんですよね。で、もうひとつ、不満がありました。絵文字に、新鮮味が無い。いつだったか私のブログを覗いてくださっている団塊世代のオジサマから「いい年して、色文字使うな！　絵文字使うな！」とお叱りを受けたことがあるんですが、それは、「放っておいてよ」と思うわけです。絵文字って、使い方次第で、ビミョーな感情の表現が出来る。深刻な話を、やんわりと和らげることも出来るし、感情的な部分を包むことも出来る。私は「あくまでも使い方次第」という前提付きで、絵文字の効用を評価してます。ただ、楽天ブログの絵文字の種類に不満がありました。だって、役に立たない絵文字ばかりで、使いたい絵文字が無い！そんな不満を持ちながら、もともと、些細なことなので、そのままできたわけです。つい最近。楽天ブログの絵文字が新しくなりました。おお　と一瞬喜んで、すぐに、それは「がっかり」に変わりましたね。つまり、絵文字の種類はそのままで、絵がそのまま漫画チックになって、かつ、動くようになった！この「動くようになった」というところが、運営側の自慢なんでしょうが、子供たちならいざ知らず、大人が喜ぶことではない。かつ、ますます、漫画チックになって、私の欲しい「ビミョーな心理を表現」するには、ちょっとなぁ・・となってしまった。こんなふうに・・。参ったなぁ・・なんですよ。中学生なら喜んで使えるしょうけど、いい大人は・・ますます使えなくなってしまった。思うに、ブログを書く年齢層って、ますます、低くなっているのかも。内容も、友達同士のおしゃべり・・クラスになっているのかもしれない。なにかメッセージをと思う人は、別のサイトのブログを利用しているのかもしれない・・。といろいろ推測するんですけど、楽天ブログサイト運営者には、大人バージョンのキットも用意して！　と望みたいですよね。今後、ますます、中高年のブログは増えてくると思いますし。そういうところ、どうも、分かっていないのでしょうかねぇ。

2010.04.19

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次期首相にふさわしい人

時事通信社の世論調査によると、相変わらず「次期首相にふさわしい人物」として、舛添要一氏が、２１，５％でトップなんだそうですね。2位は菅直人副総理兼財務相と、みんなの党の渡辺喜美代表が7．9％で並んで、4位には前原誠司氏6．3％。で、５位が鳩山由紀夫首相で５，７％だとか。そのせいもあるのでしょうけれど、舛添さんが、東国原知事や橋下知事と、新党を作るのではないか・・とマスコミは大騒ぎ。結局、東国原知事と舛添氏の会談は、全く別の話だった・・というオチでして、舛添さんの「注目を浴びて、嬉しくてたまらない」という顔と東国原氏の「オレってやっぱり人気者」を意識した顔を映すだけ映して、この件はまだまだ続く・・ということに終わりました。あの３人が、新党を立ち上げるわけが無いまったく、日本のマスコミはなにをやっているのかいね・・だし、同時に、舛添、菅、渡辺、前原、鳩山各氏を「次期首相にふさわしい人」として選んじゃう日本人って、どういうレベルよ・・と思いますよ。もう、日本全体のレベルが、もの凄く低くなっている。ちょっとテレビカメラに向かってガンガンいえる人がいると、すぐに「指導力がある」とか、思っちゃうんですよね。テレビに多く出ていれば「実力がある」と信じてしまうし。もっと、その奥に見える人物を見抜こうよ、と思いますけどね。テレビは、その人の発言の都合のいい一部だけしか放送しないし、その人物が、テレビに映らない部分で、なにをし、なにを考え、なにを語っているかは、きちんと調べないと、分かりにくいわけですけれど、それでも、テレビに映るその僅かな部分、僅かな言葉だけでも、いろんなことが、見えてくるものです。その人物の人となりもそうだけれど、マスコミが、どういう意図をもって、どういう風に放送したいか、ということも、見えてくる。舛添氏は、評論家としては優秀なんでしょうが、日本のために身を捧げたい・・と思う人ではない。目立つことはお好きだけれど、将来にわたる日本の国益、人々の生活、を思い描いている人ではない。・・と私は思いますけどね。首相になるべき人って、もっと他に、ちゃんといるはずだと思うのですけれど・・。

2010.04.17

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ジャパン・フェスティバル

アルジェの、最高級ホテル「シェラトン」で、今、ジャパンフェスティバルが開催されています。アルジェリアに和食レストランは、1軒もないのですが、2週間だけ、ここの高級・海鮮レストランを「和食レストラン」に仕立て、和食を提供しよう・・というもの。初めての試みだそうで、メニューをどうしたらいいか、箸をどうしたらいいか、和風の飾りつけはどうしたらいいか、などなど、あらゆることが、検討課題だったらしい。日本大使館にも、「アドバイス協力」の要請が来て。で、行ってみました。マネージャーによると「おかげさまで連日満席」なんだとか。シェラトンホテルのレストランは、ここアルジェではかなり上等で、私は、浜辺にある海鮮レストランに一度だけ、ほぼ毎週、ジムに通っているというのに、実は・・ほとんど利用したことがないんです。だもんで、緊張して出かけましたよ。海が見渡せるステキなレストランです。シェフは、この企画のためにポルトガルのシェラトンから出張してきている・・という日系ブラジル人。以前はサンパウロのレストランで働いていたそうで、日本語が少し、話せます。お父さんは、サンパウロ新聞で働いているのだとか。テーブルには、中国製の箸が並んでありました。肝心の料理ですが・・白いお皿に盛られてなかなかにお洒落です。鯛の薄作り・・は、決して薄い切り身ではなかったけれど、まあまあでした。しいたけの前菜は、しいたけのバター炒めだったけれど、ま、食べられる。焼きソバは、まさに中華のあんかけ固焼きソバでしたが、ま、それも１２００ＤＡ（１３００円ぐらい）で、許容範囲しょうか。気になったのは、お寿司です。「握り寿司」６カン２０００ＤＡ（２２００円ぐらい）は・・少し高いよな、です。かつ、ゴロンとした寿司飯で、ブラジルの寿司を思い出しました。「巻き寿司」６ピース２０００ＤＡ・・というのは、なんと、かっぱの細巻き３コ、テッカ細巻き３コ・・だった！あり得ない値段だろうが！注文していないのですが、「味噌汁・８００ＤＡ（９００円ぐらい）」もぶったくり値段だと思いましたね。どうも、値段のつけ方が分かっていない。一人１万円ぐらいかかった・・と聞いていたんですが、なるほど、ワインを付けて、お寿司を食べると、楽にそれくらいになるかな・・という印象です。さすが、天下のシェラトンですよ。店内を見回すと、結構ぞくぞくとお客様が入ってくるんです。平均給与３００００円ぐらいの国ですが、気楽にこういうレストランに入れる層も、案外多いのだな、とびっくりしましたね。最後に日本茶を注文したら、湯飲みにティースプーンが付いて出てきました。「お砂糖はいりますか？」と聞かれて。ですから、「テ・ベール（緑茶）は、砂糖は入れないのだよ、スプーンはつけない方がいいですよ」と丁寧に教えてあげましたよ。写真は、レストランのスタッフです。着物姿のオネーチャンが、一人張り切って働いていました。着物をガウンに利用する外国人・・みたいな着方で、足元はハイヒール。頭に挿している２本の棒は、かんざしならぬ、割り箸でした。ま・・そこはご愛嬌、ということですかね。今後、和食はアルジェで定着するでしょうか？せめて、一軒・・とは思うのですけどね。

2010.04.16

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国際空港でのドレスコード

最近、日本の中高年の「旅行姿」が汚くなっている・・と思うのは、私だけなんでありましょうか？特にツアーの客ですよね。オバサンなら、シャッター商店街のセールに出ているような、安手のカットソーの重ね着（ときには花柄だったり）に、木綿のパンツ、足元はスニーカーで。オジサンなら、汚い色の化繊のシャツに、作業着みたいなジャンパー、ときには、安手のキャップかぶって、背中にはバックパック。足元はやはりスニーカー。秩父散策の会とか、農業体験の会とか、そんな機会に現れそうなかっこうでいる・・。昔と比べて旅なれた、というのでしょうか、みなさん、とてもリラックスして明るく、それはとてもいいことだと思うのだけれど、しかし、（かなり差別的な言い方だけれど）中国人の団体さん・・と、変わらないかっこうなんですよね。デフレのせいなんでしょうか、世の中全体がカジュアル傾向になっている、ということもあるのでしょうけれど・・ともかく、「なんかなぁ」「どうにかならんのか？」と思うような格好の人が増えている・・。私は「国際空港は、表通り」と考えている派です。長いこと狭い飛行機の中で過ごさなくちゃならないので、楽なかっこうをしたいところだけれど、でも、何があるか分からない、誰が見ているかも分からない、という場でもある。「楽だけれど、さりげなく上品」を目指すべき、と思うわけです。よって、ジャケット着用。その下にセーター着る時も、Ｔシャツ着る時も、ある程度、いいもの・・も心がける。テイシュにも、ネクタイはいらないけれど、シャツにジャケット。靴も、楽だけれどいいもの・・を押し付けている。狙いどころは「いつもビジネスクラスなんだろうな」と他人が思うだろう・・スタイルですかね。大抵、いつもエコノミーですけどね。先日、とてもお洒落な女性を見ました。ついつい、ジロジロ観ちゃったので、先方は「変なオバサンに睨まれている」と心配になったかもしれない。年のころは、５０代６０代でしょうかね。ほぼ白髪の髪は、後ろで軽く束ねている。黒の袖なしセーターに厚めのツイードのジャケット。パンツは、薄灰色で、チャコールグレーのストールをさりげなく首に巻いて。やや大きめの、でも、品のいいイヤリングをして、バッグは、「いかにもブランド」ではないけれど、でも「ああ、いいものなんだろう」と思える上等のもの。どこかの商社の支店長夫人？といった感じの、外国慣れした、旅なれた・・という雰囲気がにじみ出ている女性なんですが、ああ、こういう階層の人たちがいるんだ！と改めて思い出すと同時に、こういう風に旅をしたいもの・・と思いましたね。そして、「中高年女性でも、ステキに見せられるんだ！」という発見も出来て、少し、希望が持てたんですけど。因みに、彼女に比べると陰の薄かった、そのご主人はスタイルは・・というと、ネクタイをはずした、白いＹシャツに紺のジャケット。これまた、「上品な紳士」という雰囲気で、実際も、そういう立場の方なんでしょうけれど、いい印象でしたっけ。日本のオジサンオバサンたちよ。そういう人たちから学ぼうよ・・と思ったのですけどね。

2010.04.15

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閣僚ツィッターは、止めておいた方がいいのでは？

鳩山首相が、ポーランドの大統領夫妻の飛行機事故についてツイッターで発言した内容が波紋を広げているのだそうな。「昨晩は、ポーランド大統領機墜落、緊迫するタイ情勢などへの対応に追われました。『カチンの森事件』の追悼式典への大統領の強い思いが、この悲劇につながったのでしょうか。あらためて、ポーランド大統領をはじめ亡くなられた方々に追悼の意を表したいと思います」これの「大統領の強い思いが・・」の件が、発言の意味が不明瞭なだけに、　　「なんか陰謀論が出てきそうな受け取り方になってしまう」　　「ポーランド大統領に非があるととられかねない発言」　　などと、様々な憶測が広がっているのだとか。今回のポ－ランド大統領の飛行機事故は、「カチンの森」「ロシア」「追悼式」と、あまりにキーワードが揃い過ぎで、私も「陰謀説」を密かに考えている口なんですが、でも、鳩山さんの「つぶやき」は、そんな、深い意味もなにも、ないのだと思います。きっと、ただ、思いついたことを、そのまま書き込んだだけ。最近、ツイッターを利用する政治家が多くなっているようですね。やってもいないので、言える立場ではないのですが、（ブログを書くだけで、いっぱいいっぱい、つぶやいている暇なんかないし）大統領や首相、閣僚と言った、その一言がとても大きな影響を及ぼす立場の方は、安易にツイッターはやるべきじゃ、ないのではないか。開かれた政治のイメージをアピールしようとか、庶民の立場に立った印象を、出したいとか、進歩的なイメージをアピールしたいとか、いろいろな思惑あってのツィッターなんでしょうが、一国の総理大臣が、そんな「つぶやき」で、他国の大統領への追悼の意を表現しちゃっちゃ・・まずいのではないか。そういうものって、正式なきちんとした作法で、表わすべきじゃないですかね。うっかり書き込んだ言葉が、世界中に広がる世界ですもん、閣僚レベルの方々は、イメージアップよりも、「うっかりよけいな発言をしないでおく」方を優先させて欲しいですよ。どうもね、この「ツィッター」の使い方、みんなで間違っているような気がしてらないないのですけどね。ま、何度も言うように「やってもいないので言う立場にない」・・ではあるのですが。

2010.04.12

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リオのゴルフ場は水浸し

ブラジルのリオデジャネイロ州で先週５日夜から集中豪雨があり、洪水や土砂崩れによって、死傷者もでる、大きな被害になっているらしい。被害者の方々のことを思うと、心が痛みますが、最近は、なんだかやたら、大きな天災が続いて、そんなニュースを聞いても、あまり驚かなくなっていたんです。数日前、リオデジャネイロ時代のゴルフ仲間・オジサマから、「我らがゴルフ場がとんでもない事態に陥っているらしい」というメールと共に、写真が送られてきました。あれまなんたるこっちゃ・・でありますよ。もちろんここは、フェアウェイでありまして、池ではありません。リオデジャネイロにはゴルフ場が２つありまして、一つは、白人以外メンバーになれない・・というコース。よって、ゴルフ好き日本人は、こぞって、もう一つのゴルフ場のメンバーになっていたのです。こぞっても何も、そこしか、ないわけですが。いいゴルフコースなんですが、メンバーフィーはやたら高いし、HC28を超えると、本コースではプレイさせてもらえないし、いい時間帯は、先祖代々メンバーになっている有力ブラジル人に押さえられているし、我々日本人には、あまり居心地いいわけではないんですが、それでも治安の悪いリオで、数少ない、朝からゆったり楽しめる場所・・ということで、我が家も、清水の舞台から飛び降りる気分でメンバーになっていたんです。ま、でも、いったんメンバーになると、練習するのも自由だし、何度回ろうとプレイフィーはなしだし、男性陣は、毎週土日。女性の中には、週に4日も5日も通う人もいた。プレイ後は、みんなで食事して、最高の憩いの場所でもあったのです。あまり上達はしませんでしたけど。そのゴルフ場が、なんとまあ、水浸し。アルジェの最悪ゴルフ場でやっている身としては、正直、さほど、同情する気にはならないんですけれども、今回のリオデジャネイロの豪雨の凄さ、被害の甚大さがヒタヒタと伝わり、さすがに・・お見舞い申し上げるしかない。それにしても・・最近の地球は、どうしちゃったんでしょ。嫌なことが起こる前触れでないといいですけれど。

2010.04.11

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荷物だけ預けて、乗らない人って。

ローマからアルジェへの帰路便。飛行機はアリタリアだし、乗っている大半はアルジェリア人だし、そりゃあ、時間どおりに出発できるわけないな・・とは重々覚悟していたのですが、それにしても、なかなか、出なかったのです。夜の十時過ぎ。乗客はみんな疲れていて、とにかく、早く、出発してほしいのに、なかなか出ない。アナウンスによると、チェックインした乗客一人あるいは数人、まだ、搭乗手続きを終えていないとのことでした。おいおい、誰だそいつらは・・と腹立ち押さえ、さらに待つ。それに、一人か数人って、なに、　それ？　でありますし。乗務員は、のんびりと涼しい顔なんですけどね。でしばらくして「Mr.カリなんとか、Mrs.カリなんとかはいませんか？」と聞いて回っている。おいおい、もしかして、その遅れているはずの彼らは、乗っているかもしれないってこと・・と呆れながら様子を見ていたんですが、さすがに、乗ってはいなかったらしい。そしてさらにしばらくたって、「乗客予定の一人が現れませんので、その方の荷物をおろします。その作業に1時間ほど掛かりますが、出発が遅れることをご容赦ください」との機内放送。確かに、誰かが爆弾入りの荷物でもチェックインさせて、当人は、さっさと消えてしまっていたら、これは大事なわけで、荷物を取り出すことに文句は言えないわけです。むしろ「取り出す前に爆発なんかしないでよね」と願いたい。それにしても、誰なんだと思いますね。その、わざわざ荷物だけチェックインさせて、消えてしまったヤツというのは！ま、結局、その人物の荷物3個を、無事回収し、アルジェ行きフライトは、出発でき、無事、ブログを書いている、ということは、無事に到着した・・ということなんですが。消えた人物は、機内放送によるとパキスタン人だったようです。荷物3個も乗っけて、どこに消えたのか？拉致でもされたのだろうか？チェックインして、時間がある、というので、また街に出て、それで事故にでもあった・・とか？急に腹痛でも起こして、トイレから出られなくなった？やっぱり、テロだった・・？いろいろ考えられるわけですが、実際の所をすごーく聞きたい。それにしても、この機会に不安になりました。・乗ったのか乗っていないのか、こんな甘い確認でいいのだろうか？・自爆テロのつもりで、スーツケースに爆弾しかけて、当人は涼しい顔で、乗りこんだら・・どうなるのか？少なくとも預け入れ荷物は、機内持ち込みより、よほど、チェックが甘いですよね。ちょっと、怖いよ、と思うんですが、そういうことは私なんぞより、テロの専門家の方がよほど、いろいろ考えるのでしょうから、これまでそういうことがなかった、ということは、なにか、セイブする手段があるのでしょうが・・かな。その後、ローマのフミチーノ空港で、パキスタン人の荷物が爆発した、というニュースは伝わって来ないので、あの3個の荷物は、少なくとも、爆弾ではなかった・・ということが判明しましたが、結局、その人はどうなったのか？やっぱり、聞いてみたいところです。

2010.04.10

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現実は安ドラマより奇なり・・ですかね。

元野球選手でイケメンの人気スポーツ解説者、Ｙ氏。妻は元アナウンサーで、これまたTVで引っ張りだこの、人気美人コメンテイター。このY氏（44歳）が、不倫をしてしまった。まあ、モテモテだったのでしょうけど。相手は若いCA（昔のスッチーですね）。で、絵に描いたような展開だけれど、相手が妊娠してしまう。困ったY氏は中絶をしてもらうわけだけれど、納まらないのは相手のCA.なんとか、結婚に持っていけないかと怪しげな占い師に相談するんですね。天下の人気解説者・妻の座を、ここで逃がしてなるものか、と思ったのでありましょうか。その占い師は、女性には「結婚出来る方法」を伝授しつつ、Y氏にもすり寄って、「なんとか、丸く収める方法」を伝授する。そして、双方に、法外な相談料を請求するという・・。ここで、困ったY氏が、CAの殺害を計画する・・となると、あまりにベタ過ぎて「こんなストーリー、視聴者にバカにされるだけだ」とボツになそうな、サスペンスドラマのシナリオになるわけだけれど・・。これは、下手な作家の考えた安手ドラマのストーリーではなく、現実の話なんですね。もっとも、現実では、賢明にも（当然だが）Y氏は聡明な妻に相談し、今は、インチキ占い師との訴訟に話はいっているらしい。いやはや、現実って面白いや。しかし、このトラブル、Y氏サイドではなにがなんでも、そっと隠し通したいことでしょうに、そして、その方向で動いたのでしょうに、大きく、スポーツ紙に載ることになってしまった。こういうのって、誰がどのように、バラしちゃうんでしょうかねぇ。友人のふりして、うらぎるヤツがいるんでしょうねぇ。大変な世界です。一般庶民でよかった！って、思った人、多いのじゃないですかね。

2010.04.09

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タイガーウッズの価値

数日前でしたか、CNNでタイガーウッズの記者会見を生中継で放送しておりました。あのスキャンダル騒動のあとの、最初の試合復帰の、その前にやっておかなきゃならない儀式的記者会見。アメリカ大統領の「核廃棄声明」ならともかく、どうせ、質問も答えも想像できる、そもそも、一ゴルファーの女性問題スキャンダルあとの試合復帰会見を、世界中に生中継かい！・・と私は呆れたのですが、チャンネルを切り替えたら、２～３局で、生中継してましたっけ。もちろん、日本の「酒井法子記者会見・完全生中継」よりは、よほどニュースバリューはあるとは思うのだけれど、しかしねぇ・・。35分間で50の質問に答えたそうですね。印象はおおむね良好で、これで、タイガーウッズは大手を振って、復帰できるのでしょう。あとは、結果をだすのみ・・で。こういうのって、仕掛けする人がいるのでしょうか。タイガーウッズ、まだまだ商品価値あり、ということで、後ろで、記者会見のセッティングとか、中継させる駆け引きとか、動いている力があるのでしょうか。ナイキが、ウッズのテレビＣＭを解禁したそうです。白黒の映像の中、ウッズがカメラに向かって真っすぐ見つめ、亡父アール氏の「何か学んだか？」という声が流れるというものらしい。マスターズ開幕前日の７日から放映が始まっているそうです。なるほど・・というところですかね。うまい。実にうまい。インパクトおおありですものね、見る人に強烈なイメージを植え付けること間違いない。これでまたナイキのイメージは大幅アップでありましょう。ウッズの好感度も、かなり回復できるでしょうし。世の中って、儲ける人は実に抜け目なく、やるんだなぁ。と感心するばかりです。

2010.04.08

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ローマはますます、洗練されて。

ローマの話に戻ります。2年ぶりに、ローマを訪れて、ますます町がこぎれいになっていることに驚きましたね。2年前も、「あ、きれいになっている」と思ったものですが、さらに、ゴミは減り、いたずら書きは減り、遺跡は修復され、磨かれ・・ああ、ちゃくちゃくと、観光都市として、ブラッシュアップしているな、という印象でありました。タクシーもタクシー乗り場に整然と並んでいるし、5人乗れるバンを使ったタクシーも随分と走っていて、グループ旅行者としては、ありがたいことでした。もうひとつ、驚いたのは、レストランで出されるパスタの量が、上品に少なめになっていること。それに、ドルチェ（デザート）の甘みが抑え気味になっていること。以前は、日本の料理本では、1人前80ｇとなっているパスタが、イタリアでは一人150グラムもあって、私なんざ、とても食べ切れない量だったのですが、今回入ったどのレストランのパスタの皿も、心持ち、控えめになっている・・。ドルチェも、かつての「死にそうに甘い！」というのはなくなって、「あれ、食べやすいじゃない」という印象。大きさも、若干小ぶりになっているような。外人に合わす、なんてことは思いもつかないイタリア人なんですが、時代なんでしょうかね、大分変りつつある。いいことなんですが、あのローマ独特の「混沌」が好きだった私としては、嬉しくもあり、やや寂しくもあり、ですかね。ほら、イイオトコなんだけれどダサくて、だらしなくて、「あなたの良さなんて、理解できるのは、私ぐらいよね」と思っていた男が、金周りでもよくなったか、小ざっぱりと垢ぬけてしまい、みんなの認めるところになったりすると、嬉しいの半面、ちょっと、寂しいような・・そんな感じ。ま、でも、観光立国・イタリアの今後に期待です。★写真は、裏通りで見かけた、スシのデリバリー屋さん。ああ、こんな店も、出だしたんだぁ、と印象的でした。デリバリーだけのようですが、「銀の皿」みたいな寿司セットが配達されるのでしょうか？およそスシ屋の雰囲気とかけ離れた店先では、イタリア人のオネーチャンが、掃除をしてましたっけ。

2010.04.07

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平沼さんたちが新党結成に動いて。

平沼赳夫氏と与謝野馨氏が、新党結成を決めたようですね。石原都知事が応援団だとか。それに関して、マスコミはこぞってネガキャン風だとか。曰く、旧体質の自民党そのままの人たちじゃないか、曰く、老人ばかりで新鮮味がないではないか、曰く、あの二人じゃあ、意見が合うわけがないじゃないか・・と。外国にいると、日本のワイドショー、報道番組が、どういう伝え方をしているのか、分からずもどかしいですが、ネット上のニュースタイトルを見る限りでは、「うん、確かに、足を引っ張りたいらしい」とは思いますね。まだ、スタートもしていないのに。個人的には、「自民党」でガッツリ固まってもらって、大きな勢力として、目の前の参院選を戦ってもらいたいとは思っていて、その辺が、とても残念ではあるのですけれど、あの先生方のもどかしい思い、危機感というのは、とてもよく分かるし、こういう動きが出てくることは、止むを得ないのかな・・とも思うわけです。そもそも、「老人ばかり」という非難は、してはいけないのではないか。確かに、男って、年取るごとに頑固で短気で気難しくなっていって、困ったものだ・・と思うこと多々ですが、今回の場合、本当に危機感を抱いての、行動なのだろうと思うのですね。このまま日本を放っておいては大変なことになる・・と。その強い思いが、「いろいろあるけれど、まずは行動」と新党結成になった。そこは、評価したいと思いますね。老体に鞭打ち、敢えて、いばらの道を選んだわけですから。なにもしないより、よほどりっぱです。もし、年配の女性が集まって、こういう新党を立ち上げたら、マスコミは、ゼッタイ「老女ばかりが」とは非難しない。差別だ・・と大変なことになりますよね。男の場合だって「老人であること」で非難するのは・・いけないことではないか。こういうのを何と言うのか・・パワハラじゃなくて、ジェネハラ？自分がジワジワ年取りつつあるんで、余計思うんですが、「若けりゃいい」みたいな理論を平然と口にする今の日本は、間違っていますよ。個人的には、若い人・・好きですけどね。ネットのコメントに、「マスコミが一斉にネガキャンペーンを張り出した・・ということは、この新党がいい党で、脅威である、ということなんだ」というのが多々ありました。なるほど、確かに・・と思うところはある。マスコミが持ち上げると、怪しい、バンバン叩くと、なるほど、背後に困る人たちがいるのか・・と思考する日本人ってのも、悲しいものですけど。

2010.04.06

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パスクアのミサを体験

週末を利用して、ローマに行ってきました。アルジェからローマは、飛行機で約1時間50分。格安チケットを利用すると、往復3万円ちょいで行けるのです。アルジェ在住の若い連中と、「ちょっと行こか」のノリで3日間ローマ・食べるぞ・買うぞ強行ツアーが成立しちゃいまして。「パスクア（復活祭）の時はお店はどこも閉まっていて、買い物なんか、出来ないよ、開いているのは教会だけだ」と、意地悪くアルジェ在住・スペイン人のオジサンに言われたのですが、大丈夫、金曜、土曜は、どこもオープンでした。当然なんです、このパスクアの休暇を利用して、大勢の観光客が世界中から集まっているのですから、稼がない手はない。でもさすがに、4日の復活祭の日曜は、どっこも閉店で、ショボ降る雨の中、人々は、行く所もないまま、寂しくショーウィンドーを覗くばかりで。買い物も楽しめないし・・と、だからバチカンに行った、というのでは、あまりに神様に失礼なんですが、その日、バチカンを訪れたのでした。よりによって、到着したのは、パスクアのミサが始まるちょうどその時間で、もう、バチカンの広場にも道路にも人が溢れていた。何十万という人々が、満員電車のような混雑の中、法王の姿を一目でも見たいと、雨の中、佇んでいるのです。そして、教会の前の広場では、厳かに儀式は進められておりました。大画面によって、ずっと後ろの方の人にも、儀式が見られるようになっていて・・。最後に、2階の窓から法王が現れ、何十万の人々が感動のため息。ああ、バチカンの力って、強大なんだと改めて思いましたね。バチカン美術館も閉館、教会の中にも入れず・・のバチカン訪問でありましたが、パスクアのミサを及ばずながら体験するという、得難いひとときとなりました。アルジェの家に戻ったら、イタリア人の友人から、パスクアのお祝いのメールが、荘厳な詩と共に届いていました。我々日本人にとって、イースターというのは、卵の形のチョコレートぐらいしか、思い出さないものですが、キリスト教徒にとって、厳粛なお祭りなんですよね。そういうことも、改めて身に沁みたのでありました。

2010.04.05

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日本の花見って、どう映るのだろう・・。

EURONEWSチャンネルに「nocomment」というコーナーがあります。1分か2分の短いもので、世界のどこかで起こっている状況を、なんの解説も入れないまま、淡々と流す。ハイチで黙々と後片付けをする人々とか。事故現場で、ひっそりと献花する人々とか。それが妙に多くを語ったりするので、結構見ちゃうんですね。昨日、いきなりその番組に東京の様子が現れたんです。多分、東京の代々木公園だろうと思うのですが、桜の木の下で、少女達や家族連れが、円を描いて地べたに座って、食事をしている。缶ビールかなんかで、乾杯したりして。時々、満開になった桜も映すので、「ああ、お花見光景だぁ！」と私たちは思うのですが、はて、こういうスタイルのお花見なんか知らない世界の人たちには、どう映ったのでありましょう。平日らしく、若い女の子たちばかりなんですね。で、中に、コスプレの女の子もいたりする。ピンク色のカツラかぶって、ヒラヒラの衣装つけている。その子も、一緒になって、お弁当を食べている。レポーターはそれが面白かったのでしょう、そういう子達を集中的に映している。ノーコメントもいいのだけれど、これはもしかすると、お花見光景・・というのと違った印象で、世界に伝わるかもなぁ・・と心配になりましたね。で、今朝なんですが、またまた、このコーナーで日本の様子が映されました。Euronewsから、誰か東京取材に行ったのかもしれません。で、今度の映像は、若い女の子が新宿の真ん中で、いきなりコートを脱ぎ出すんですね。下には、派手な、バトンガールの衣装を身につけていて、彼女は、大音量にして音楽を掛け、踊り出すんですよ。実ににこやかに、自信たっぷりに。で、人々はポカーンと、その子を見ている。ま、確かに、「こういう子、いるよね、東京に」でありますが、ハイチの惨状や、モスクワの事故現場やそういう映像の合間に、東京だと、これかよ！・・と。なんとも、複雑な気分になったのでありますが。

2010.04.01

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