事業仕分けされちゃったけれど・・JAXAi
丸の内のOAZOを、用あってプラプラ歩いていましたら、吹き抜けの下にカフェの見える、洒落たビルの片隅に、なにやら、見覚えのあるコーナーがある。JAXAi,即ち 宇宙航空研究開発機構・情報センター、なんですね。何故見覚えがあるかというと、先回の事業仕分けでさんざん、テレビに登場していたから。たしか、「こんなもんいらない!」という決定で、廃止がいい渡された、展示コーナーなんですね。で、覗いてみました。それが、結構面白いんですよ。広くないスペースなんですが、ミニシアターコーナーもあり、なかなかに、テキパキ配置されてある。へぇ、宇宙食って、こんなんなの?缶チュウーハイ「凍結」のギザギザの缶は、宇宙でも使われていたの?野口さんが、作業の時着ていたポロシャツは、こういう材質なんだぁ・・などなどというのが分かる。宇宙服って、へぇ、こんなに重そうなんだ・・と改めて分かるし、細かい説明も、ここかしこにあって、本気になって腰落ち着けて読んでいけば、随分と勉強にもなりそうなんです。昼休みの時間帯には、随分と人も入っているようだし・・。確かに、廃止してしまって、明日からの生活に困るものではない。でもねぇ、こういう施設が都会の隅にさりげなくあるって、これも文化じゃないか、と思うのですけどね。フラリと寄って、宇宙を身近に感じる、というのが、あってもいいのじゃないか。少なくとも、親の敵みたいに、公開の場でガンガン非難して廃止するような、そんな、「国家の無駄」では決してない、と思いましたけどね。なんとも・・です。