世論調査・・体験した人は?
総理大臣の交代、参院選と政治のイベントが軒並みで、各マスコミの世論調査なるものも、頻繁なようです。最近は、週末ごとにやっているのじゃないかしらん鳩山さんから菅さんに代わって、V字型回復をした、という民主党の支持率も、なにやら最近は、また50%台に急落しているそうな。その傾向を、マスコミは、菅総理が消費税引き上げを表明したからだ、と分析しているようですが・・はたしてそうなのだろうか鳩山さんから菅さんに代わった、というその時、「あなたは、菅新内閣を支持しますか?」と質問されたら、大抵の人が「そりゃあ、前よりはよくなるんじゃない?」と思いますよね。フツー。鳩山政権の最後なんて、ボロボロでしたから。「支持しますか」と聞かれたら、自然に「はい」と答えちゃうのじゃないか。当然、ぐーんと支持率は上がるわけです。ぜひとも菅さんに総理をやっていただきたい・・と思わないとしてもね。で、新政権が落ち着いてきて、いろいろなものが見えてくれば、そりゃあ、民主党自体は変わらないわけだから、支持率も落ち着いて来て、下がりますわなぁ。だって、鳩山政権の失態は、鳩山さん+小沢さんだけのものではなかったのだから。そこを「消費税値上げを表明したから」と安易に分析するのは、なにか、違うような気がする・・。ところで、ずーっと不思議だったんですが、この世論調査というの、本当にやっているのだろうかだって・・世論調査に答えました、って人に、会ったことがない!各新聞社、通信社、放送局が毎月行っているわけでしょ。ざっと数えて15社が1回1000人ぐらいを対象に、ほぼ毎月、世論調査を行っているわけです。即ち、年間1000人×15社 × 12カ月 =180.000年間18万人の人が、世論調査なるものに、接することになる。それって、12000万人の日本人のなかでどれくらいか、と計算すると、1/666.7・・・約667分の1 の確率なんですね。1年に。それって、どれくらいかというと、宝くじの1等が当たる確率が、10,000,000分の1・・とこれは、比べても仕方ないですが、中級者以上のホールインワンの確率が、8000分の1 ~14000 分の1なんだそうで。これがツアープロになると、3700分の1 となるのですって。つまり、世論調査の対象者になるよりも、プロでさえ、ホールインワンを経験するのは少ない確率のはずなんですが、私の周囲に、ホールインワン経験者はゴロゴロいる。一方で、世論調査を受けたよ、と言う人に私ゃ、会ったことがない。どちらも、大雑把な計算ではありますが、それにしてもおかしいでしょ、確率的に。本当に各社、世論調査やっているの?・・疑惑が黙々と出てきているんですけどね。はて。どうなんでしょ。「世論調査に答えたことあります」って人、名乗り出て欲しいですよね。