2010参院選、思った以上の結果に。
参院選の結果が、大かた出たようですね。ここアルジェにいていいことは、W杯の試合が、フツーの時間帯にみられることと、参院選の選挙結果も、眠いの我慢して夜更かししなくても、フツーに、明日の仏語コースの予習しながら、オンタイムで、知ることが出来ることですかね。大相撲の中継が無くなって、今日は、JSTV,お昼からずーっと、選挙結果番組でした。今回の参院選、民主党の議席が、メディアの予想以上に減って、自民党の議席が、メディアの予想以上に増えた・・というのが、最大のポイントでしょうか。メディアも、民主党も、菅総理自らも、消費税10%増加を菅さんがいい出したことが、この結果の大きな原因だと言っていますが、そうなんでしょうか。違うと思う。それも確かに一つの要素だったのではありましょうが、消費税のことだけ言うなら、自民党だって10%増税をうたいながら、こっちは、見事に議席を増やしているわけです。国民は、そんなに単純じゃない。私たちは、消費税増税を議論し始めないといけない日本の状態を、ちゃんと理解しているのですよ。一緒に考えていく腹積もりはある。今回、民主党が議席を減らしたのは、国民の、案外健全な、バランス感覚だったのじゃないですかね。この1年、民主党がやることを見てきたし。問題点だって、随分とはっきりしてきた。このままいくと、民主党がやろうと、貯め込んできた法案を、ドドドーと通しかねない。多少、国会が混乱し、法案がスムーズに決まらない状況になっても、その辺、歯止めを仕掛けておきたい・・という漠とした国民の危機感が働いたのではないでしょうかね。輿石東氏が、大苦戦したのも、千葉景子大臣が落選したのも、もちろん、さまざまな要素があるのでしょうが、有権者の中の、そういう不安な思いが働いたこともあるのでしょうし。さて。そろそろ、最後の比例区の候補の当落が決まる頃でしょうか。知り合いに、国会議員の娘さんだった人がいるのですが、選挙って、すっごく燃えるのだそうです。親戚一同、全てをなげうって選挙に賭ける。それが実に、ゾクゾクと面白く、「一度やったら止められない」のだと。傍観者の私たちも、十分に面白いですけどね。