カード会社もグローバル化を。
身内の恥なんですが、テイシュがクレジットカード数枚が入れてあった、名刺入れを紛失したのです。当人は、「日本からアルジェへの移動中、ずっと手提げのカバンに入れておいた。おそらく、飛行機の中、上の棚に入れておいたのを、誰かに盗まれたのに違いない」・・と言うのですね。その辺は、分かりません、どこかで落としたのかもしれないし、その通り、盗まれたのかもしれない。ただ、とにかく、カード数枚をなくしてしまった、という事実だけは、動かしようがないわけで。で、当然、すぐにストップしたわけですが、例えば、野村證券のカードは、「日本国内のフリーダイヤルからないと紛失届けを受け付けない!」そこまでではないにしても、ほとんどのカードは、再発行書類なとなど、「日本国内にしか、届けてもらえない」紛失したカードの中には、ネットバンキングのカードもあって、それがないと、支払い・振込み等、お手上げ状態になるわけです。日常生活にも困る。ヒジョーに困る。しかし、当人が帰国でもしない限り、再度、手に入れることは難しい!という現実になっている・・のですね。たまたま、今回は、私が日本にいる時だったからいいものの、家族で在外赴任中・・という場合はどうするんでしょ。不思議ですよね、これだけ、世界が小さくなって、日本は国際化の中でやっていくしか、道はないのに、かなりの分野で、「日本に住んで、住み続ける」ことが大前提にシステム化されている・・。これじゃあ、今後、まずいだろうと思いますけどねぇ。そういえば、民主党肝いりの子ども手当てだって、海外で健気に頑張っている日本の子供たちへの配慮は、さらさらなかった・・。つまり、日本って私達が感じる以上に、「鎖国状態」ってことなのかも。しっかし・・これはなんとか、考えないと。企業の方々は、多くの日本人が安心して外国で暮らせるよう、もう少し、考えて欲しいものでありますよねぇ。