メディアに関する世論調査ですって。
公益財団法人「新聞通信調査会」が、メディアに関する全国世論調査の結果を公表したようです。それによると、新聞を「欠かせない」とする人は56,0%と最も高く、民放テレビが50,0%、NHKテレビが47,6%、で、インターネットは、34,1%だったそうな。情報の信頼度に関する質問では「全面的に信頼している」を100点とした場合、NHKテレビが73,5点、新聞72,0点、民放テレビ65,3点。これにラジオが続き、インターネットは5位の58,0点・・とか。この調査は今回で3回目で、全国の住民票から無作為に選んだ、18歳以上の男女5000人に直接面接して行ったそうなんですが・・。(謝礼は500円の図書カードだったらしい)どうなんでしょ、なんか、この結果って、胡散臭い。そもそも、「新聞通信調査会」って、HP見ても、なにをやっているのかよく、分からないんですけど、アグネスチャンの「子供の人権と報道」と題する講演、なんてのをやっているようで、なんとなく、団体の雰囲気は分かる。いずれにせよ、新聞側の立場にたった、財団なんでありましょう。で、そこで行ったアンケートで「新聞を欠かせない人」が56,0%だと。新聞への信頼度が72%だと。なんだか我田引水的・・じゃありますまいか。どういう質問をしたのと思うし、どういう聞き方だったのとも勘ぐるし。インターネットを信頼しますかとそのまま聞かれたら、そりゃあ、怪しげなサイトもある、なにもある・・の世界だから、100%信用しますとは、誰も答えるわけないだろうし・・。私は「新聞を欠かせない人」の一人だと思います。毎朝、新聞を読まないと、なんとも落ち着かない。でも、だからといって、新聞を信頼している、からではない。なんか、腹立つなぁ。違うなぁ・・と思いつつも、「新聞を読む」習慣から抜け出せなくて、毎朝読んでいるわけです。NHKも、民放もよく見るけれど、それだって「信用している」からではない。むしろ「何が目的で、こういう解説をするのだろうか?」と、疑心暗鬼で見ている。油断ならんぞ、と見ているわけです。ミョーな偏向番組作って、国民を洗脳しようなんて許さんぞ、と、目を光らせながら、見ている。そういう人も多いのではないですかね新聞の売り上げが落ちているいうものだから、こういう調査をして、「やっぱり新聞は信頼できる」というイメージを強調しようと・・きっと、そういう主旨なんでしょうが、新聞を見限っている人は、その内容でしか評価を変えないし、今更、こんなことをしても、経費と手間の無駄ではないですかねなあんてことを考えつつ、記事読んだんですけどね。どうなんでしょ