見かけ老けないコツというか条件?
『日系ジャーナル』という地元紙があります。パラグアイの日系人向けの、日本語新聞なのですが、これがなかなかに面白いんです。ラニャーニャ現象で雨が降らず、大豆の収穫が心配されることや、パラグアイ河の水位が下がって、コンテナ船など運行に支障をきたしている、というニュースもあれば、各移住地の成人式や婦人部新年会のお知らせ記事も出ているし、日本語学校の卒業式の写真から、卒業生の名前まで載っています。それのみならず、紅白歌合戦の出場者リストもあれば、さまざまな新聞からコピーした、世界各地のニュースも出ている。「夕刊フジ」からの記事転載が多いのは、編集者が「夕刊フジ」好きなのかな・・と想像していますが。その「夕刊フジ」転載記事に「30代の人が物ごころついた頃から、年をとっていないと感じる女性有名人ランキング」というのがありました。1位・黒柳徹子、2位・和田アキ子、3位・桃井かおり、4位・市原悦子・・と続くのですが、そうなのかなぁ・・という印象。たまに昔の映像なんかが出てくると、「やっぱり、老けたよなぁ」と思いますもんね。最近は、化粧の技術も進歩しているし、TVの映像技術も進んでいるし、前から照明を当てると、シミも目立たず、白く若々しい肌に映るそうじゃないですか。そんなことに騙されて、30代は、まだまだ甘いのう・・。そもそも、50,60,70と進むほど、年齢の差がなくなる、というか、10歳と20歳の10年の差は大きいけれど、70歳と80歳の10年なんて、さほどのものじゃないですしね。記事では「ランキングのトップ10に入った女性は、その他、加賀まり子、泉ピン子、樹木希林・・と、『マイペースで言いたいことは躊躇せず言う人』で、これが見た目年齢を止める秘密かも・・とまとめています。なあるほど、それは言えるかもしれない。要は「ストレスをため込まず、自分のペースで生きる」ということが、大切だ、ということなのでありましょう。もっとも、「言いたいことも言わない、熟年女性なんて、そもそも、今の時代にいたっけか」とは思いますが・・。ところで、男性の場合は、どうなんでしょたまに「どうして、ゼンゼン老けないの」と思う男性、いますが、思うに「やや、世間から浮いたきわめてマイペースな人生を送っている」人が多いような気がしています。男の場合は「老けない」ことより、それなりにいい感じで老けていく方が、いいかも・・ですかね。