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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2012年05月の記事

全23件 (23件中 1-23件目)

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刺青アンケート拒否は、懲戒処分？

大阪市職員の、入れ墨調査。15人の職員が回答を拒否している、ということで、橋下徹市長が、強い口調で、「表現だとか思想良心の自由という主張は認めない」と言っていました。市は、回答を拒否した職員を懲戒処分にする方針だそうですよ。この件に関して、ネットのコメントのほとんどが、「そうだ、クビだ、クビだ」「市長の命令に従えないヤツは、公務員辞めろ」的な、過激な意見一辺倒。なんか、こういう流れって、イヤだなぁ・・と、私はザワザワしたのですけれど・・。フランス革命下、大衆が「貴族を殺せ」と湧きたった、そのイメージと重なってしまうんですよね。いくら公僕の立場だろうと、頭ごなしに、業務と関係ない身体上のことを、アンケートで答えろ・・と命令されたら、フツーは、ムッとするでしょ。拒否した15人って、「こういうやり方って、どうも気に入らねぇ」と、精一杯の抵抗をしている人達なのだと思うんですよね。刺青を擁護しようなんて気はさらさら、ないし、「プライバシーの侵害だ」とムキになる程のこととも思えないんですが、役所の人間が刺青していると、市民に不快感を与える・・というのであれば、さりげなく、窓口業務から外すなり、刺青をしている人間は、長袖着用のこと・・と、内部規律を、決めればいいことで、調査だ、アンケートだ、公務員としてあり得ない、処分だ、クビだ！・・と大騒ぎすることではない。橋下さんって、「刺青の件なら、市民に受ける」と思って、やたら、派手にやっていませんかねこんな瑣末なことより、大阪市は、解決すべき問題山積だろうと思うけど。「ファッショだ」みたいな、大げさな表現はしたくないけれど、なんか、この流れは、変ですよ。よその市のことだし、刺青なんて一般的なことではないから、他人事と思って、見ていられるけれど、仮に、橋下さんグループが政権を取って、自分に関わることに、「国民の委託を得た政府の命令は、国民の命令」「表現だとか思想良心の自由という主張は認めない」と言い出したら、どうしますそういうことを想像すると、やっぱり、ザワザワするんですよね、私は。

2012.05.31

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菅総理の意見聴取が、とうとう行われ・・。

福一原発事故に関する、国会の「事故調査委員会」、いよいよ菅前首相の意見聴取、行われましたね。TV朝日のモーニングバードのような、「あれだけの事態だったのだから、混乱はある程度しょうがない」・・などと政府に味方する意見を言わせている番組もありましたけれど、大勢は、TVも新聞も「言いわけに終始した」感想でありました。誰が言ったの、どうしたの・・を今更追求しても、あまり意味は無く、アタフタするばかりで、あれだけ稚拙な対応しかできなかった、という責任は、首相、関係閣僚、保安院、安全委員会、東電・・全ての関係者が負うべきでありましょう。誰か一人でも、そういう、潔さを、見たかったですよ。いざという時、適切な判断と対応が出来てこその、国のトップであり、それが出来ないのなら、その地位に就いてはいけないわけで・・。なのに、いまだ、誰も責任を取っていない、というのは、あり得ないことだろうと思うけど・・。菅さん、「緊急の時に、どういう権限があるか、分からなかった」と言っていましたね。しかし、総理職に就いたその日のうちに、そういうことは、周囲がしっかりご説明していないんですかね確か民主党が政権を取ってすぐに、緊急事態対応の、模擬訓練があったはずですけれど、そこから何も学んでいなかったんでしょうか。それと、気になったんですが、菅総理・ヘリで原発視察・・の件で、枝野氏は「政治的批判は免れません」と諭した・・と述べてますが、言うべきだったことは、「政治的批判云々」ではなく、「緊急事態の時ほど、総司令官は、動いてはいけない」・・という、基本中の基本的定義であり、ああ、こんな事態の時でも、政治的影響を、意識していたのかぁ・・・・と考えると、なんか、ね。悲しいものがある。それに菅氏も、あの視察で、「顔と名前が一致したことは極めて大きかった」などと、言っちゃあいけませんよ。わざわざ出向いて、そこかよ・・って国民はみんな、思いましたよね。まあ、そもそも、あの一刻を争う最中に、カメラマン連れて行って、視察する顔や、乗り込む様子を、撮らせている・・時点で、「なにを、考えているのか」ということでありますけれど。ところで、東電は「全面撤退したい」と言ったのでしょうかこの点だけは、政府関係者の意見が、ものの見事に合致している・・ところが、私はなんとも胡散臭い気がするんですよねぇ・・。どうなんでしょ。

2012.05.29

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電力会社を悪者にしても、解決しないのに。

久しぶりに、民放の報道番組、見ているんですが・・。誘導操作、ますます、顕著になっていませんかねぇ。昨日朝のテレビ朝日「報ステSUNDAY」で、東電の家庭用電気料金が、割高なうえに、さらに値上げしようとしている・・というのを、東電の役員呼んで、やっていました。事業用と家庭用の電気代が違うのは、前々からですが、それは「事業用だと、設備費が掛からないので、安く設定できる」を、「家庭用は割高になっている・・」と言うんですね。「事業用は割安になっている」というのと、「家庭用は割高になっている」というのじゃ、なるほど、随分と印象が違うわい・・とまずは、思いましたね。で、庶民の、実にそこいらにいる、オッサン、オバサン、にインタビューするわけですよ。「東電が値上げするのを、どう思いますか」「家庭用電気代が割高になっているの、どう思いますか」そりゃあ、答えますよ、誰だって。「取りやすい所から、取っていますよね～」「まずは、社員の給料を減らすとか、そういうところからやってもらいたいですよ」あげくに「東電は庶民の味方だと思いますか」なんて質問していて、そんな風に誘導されたら、大抵の人は、こんな反応しちゃうだろうな・・と思ったのだけれど、やっぱり、質問されたオバサンは、物知り顔に、「味方だとは思いませんよね～」って答えていて・・なんかなぁ・・という印象。あれだけの事故の後に、原発再稼働できず、火力発電や、再生エネルギーだけに頼ろうとしたら、そりゃあ、電気代は高くなるに決まっているのに、そういうことは、一言も触れず、毎度の荻原女史なんかに、「こういうことになる前に、もっと対策を練っておくべき」などと言わせて、ただひたすら、東電の問題点を明らかにする、私ら、正義の味方・・空気を作り出している。東電が正しいとも、りっぱとも思いませんが、こんな番組ばかり作っていては、日本は国として、前進できないのに・・。また、気の毒に、東電側も、実に優し気な社員を出してきて、なに言われても下手に下手に、回答させている。まあ、それが企業の利口な対応なんでしょうけれど、これじゃあ、大衆は、正しく学習せんよなぁ・・って気、しましたよね。まったく・・と思いつつ、それでも、ついついTV見ちゃう私も、なんだかなぁ・・でありますけれど。

2012.05.28

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次長課長の河本・生活保護問題から見えること。

母親の生活保護受給問題で、お笑いコンビ次長課長の河本準一さんが記者会見を行いましたねぇ。昨日の午後以降は、TV界はそれ一色、彼の顔のドアップが、どの局でも大写しで、心ならずも、私もついつい・・しつこく視てしまった・・。要するに、女手ひとつで、彼と姉を育てて来た母親は、14～5年前、体を壊し、スーパーの鮮魚部での仕事を辞めて、生活保護を受けるようになったわけですよね。その当時、売れない芸人だった河本君は、年収が100万ぐらしかなくて、母親の生活まで、みることは出来なかった・・そうです。その後、売れるようになって、今や年収5000万とも言われているわけですが、それでも当人曰く「不安定な収入なので」母親の生活保護受給は、そのまま続けていた・・のですね。「貰えるものは貰っとけ」と言っていた説もあり、ですが、それが、週刊誌の知ることになり、国会議員まで問題視し、とうとう彼は記者会見を開き、先月、生活保護受給はストップした・・ということのようです。カメラの前で、「考えが甘かった」と深々、謝罪したものの、「福祉の担当者がくれるというものを貰っただけ、悪いことをしていた認識はないのに・・」意識は、アリアリで、母親も姉も（お姉さんも生活保護を受給しているらしいけれど）「なにも悪いことをしていないのに、叩かれる筋合いはない」と、内心、腹を立てているようなんですなぁ。改めて思うに、生活保護制度、って「生活保護を受けるのは、一家の恥」的価値観の元で成り立っている制度なんですよね。その価値観が崩れ「貰えるものは貰わなくちゃ損」という意識をみんなが持つようになると、やっていけなくなるわけです。今、受給者数がどんどん増えて207万人にもなっている背景の一部は、要するにそういうことなのでありましょう。「体を売る」ことが「耐えがたい屈辱」「女としての恥」から、「誰かに迷惑かけるわけでも、減るわけでもないじゃん」という価値観に変わって、「援交」が堂々とまかり通るようになり、借金して「自己破産」することが、人間としての恥から、「借金したことをなかったことにする一方法」となってしまったことと、なんとなく、同じラインにある。しかし、そうなると、どこかで制度を変えて行かないことには、社会として、グチャグチャになるわけで・・。ということで、生活保護制度も、今が、見直しのタイミングなのでありましょう。しかし、あまり宗教的ではない日本人の、唯一のモラルのよりどころであった、「恥」とか「みっともない」とかの価値観が、こんな風に、あちこちで崩れて行くと、日本人って、どんな民族になってしまうのでしょうかね。なんともサツバツ・・でありますなぁ。

2012.05.26

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日本のいいもの・・まずはお風呂かも。

久しぶり、日本に戻って来ました。アスンシオンの我が家を２２日の夕方４時に出発、東京の我が家に着いたのが、２４日の１８時過ぎ。３７時間のトリップ。遠い・・。で、今日は早朝から（時差ぼけで、早起きしてしまう・・）相も変わらぬ顔が、よく考えたら、およそ内容のないコメントを、エラソーに述べているだけのワイドショー横目にしつつ、地デジってのは、こんなにも画面が鮮明だったっけか・・などと、カンドーしつつ、バタバタと家の片付けしているわけなのでありますよ。日本の家には、お手伝いさん・・いないしね。昨晩は、久しぶりに、我が家のお風呂に入りました。少し熱めのお湯に、「かりん」風味の入浴剤いれて、そこに、どっぷり肩まで浸かって、足伸ばして、ウ～～・・と唸る。もう、極楽、パラダイス、よくぞ日本人に生まれれり・・ですな。帰国する少し前、「日本の何が魅力か」についてある人と、語り合ったんです。で、１．お寿司を食べること。２．友達と会うこと。３．温泉に行くこと。４．買い物すること・・。だよねぇ・・という結論になったのですが、もうひとつ、５．家風呂にゆったり入ること。を、欠かしちゃ、いかんな、と再確認した次第。これまで、様々な国で暮らしてきましたが、少々、高級なマンションでも、お湯はタンクに沸かした分しか出ず、一人入ると、次の人は３時間ぐらい待たなくてはならなかったり、髪の毛洗うと、もう、ゆったり浸かれる分はなかったり、バスタブにお湯入れても、肩までは無理で、さらに、すぐに冷めちゃうので、ゆっくりできなかったり・・よく考えると、こういう日本的お風呂の楽しみは、世界のどこの国でも、味わえなかったんですね。世界には、何十億という人間が暮らしていて、私らなんぞより、よほどお金持ちも大勢いるのに、ピッと押せば、お湯が自動的に入ってきて、温度が下がれば、自動的に温め直してくれるお風呂に、毎晩、ウ～～・・と唸りながら、体を伸ばす、この世の極楽を堪能できるのは・・日本にいる日本人だけではないかこの日本式・お風呂システムも、ウオュシュレットと共に、世界へ輸出できるのではないか・・と強く思うわけでありますがね・・。どうなんでしょ。

2012.05.25

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Facebook株の本当の価値？

あれだけ、注目を浴びていたファイスブックの株式公開。すぐにも急騰するような前評判だったのに、当初から伸び悩み、今日は、なんと、13％余り値を下げたそうです。久々に「確実に大儲けできる株」として買った人は、がっくりきているのじゃないのでしょうかね。しかし、ミクシィの人気が落ちていること等を見れば、フェイスブックだって、所詮、広告収入だけの（多分）の、浮雲稼業、ちょっと目新しい他のSNSが出てきたり、人々が飽きたりしたら、すぐにも沈んでしまう業界ですものね。そういうことを案外、人々はシビアに察知していたのかもしれません。そもそも、この不景気な中、ネットゲームなどの会社が、やたら儲けているのも、不健全というか不思議な話で、これがいつまでも続くとは、とても思えない。きっと、いずれ落ち着くべき形で落ち着くのでしょうが。私は、ファイスブック利用して遊んでいる一人ですが、といって、そんな凄い世界とは思えなかった・・んですね。この中で、どうやったら、お金儲け、できるのかしら？？って不思議だったし。何故、世界じゃ、こんなに大騒ぎしているんだろうってなんとも違和感、感じていたのですよ。その違和感は、正しかった・・ってことでしょうか。ま、これじゃあ、後出しジャンケンだし、これまで株で儲けたことないので、全くもって、信用できない「違和感」ではありますが・・。それにしても、まっとうで堅実な企業の株・・まっとうに戻って欲しいものでありますよ。

2012.05.22

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日本人学校の運動会

本日は、アスンシオン日本人学校の運動会。見事な秋晴れの下、盛大に和やかに、行われました・・チャン。私も見学させていただいたのですが、なんとも懐かしく、ついつい「ガンバレ～」なんて、年甲斐もなく、夢中になってしまいましたよ。日本人学校の生徒は現在１９人ぽっちなので、どうやって、進行するのだろう・・と心配していたのですが、在アスンシオンの、日本語補習をするその他の学校の生徒さんも一緒に参加して、玉入れでもなんでも、十分な人数で行えたのでした。面白いな～と思うのは、例えば、整列の時、準備運動の時、補習として日本語を学習してはいるものの、基本はほとんど、パラグアイ人の生活の中にいる、地元の学校の生徒達は、どうしていいのか、マゴマゴしてしまうんですね。準備体操の時なんか、「なに、これ」ってな顔して、呆気に取られている・・。さあ、みなさん、広がって・・という時にも、誰一人、等間隔に、広がろう・・なんて思いもしていない。ダラダラ、なんとなく、歩くだけ。私らなんぞ、「整列」「前へ倣え」「駆け足」なんて、１年生の時から鍛えられたものですが、こちらの学校では、そんなこと、させないんですね。で、徒競争が始まるんですが、どうもこちらの生徒達は、短距離走の走り方・・を習っていない。もちろん、速い子は速いんですが、両腕を脇に置き、やや前かがみで足を挙げて走る・・という、日本の子なら、小さい頃から嫌でも鍛えられる、「走り方」の学習をしていない・・。聞くところによると「体育」の時間はないのだそうです。運動、というと、みんなでサッカーやるぐらいだそうで。なあるほどなぁ・・と彼我の違いを、改めて思いましたね。体育や運動行事のたびに、「整列」とか「前へ倣え」とかやらされ、ちょっと乱れると、「そこやり直し」と叱られ、碁盤の目のように、等間隔に並んだり散らばったり、整然と駆け足して、移動したり、退場したりを、子供心にも、「なあんか、嫌だなぁ、子供って辛いな」と思っていたものですが、あれは、日本独特のものだったのですね。（北朝鮮ではやっていそうですけれど・・）ただ、今になって思うに、それはそれなりに、「秩序」「整然」「小気味いい身のこなし」などなどを身に着けるには、よかったのかもしれません。そんなこと、大人になったら、自衛隊か警察にでも入らない限り、学ぶこと、ないでしょうしね。・・と、運動会、見学しながら、日本文化・再発見・・でありましたね。

2012.05.21

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聖火はどうやって飛行機で運ぶのか？

オリンピックの聖火が、18日、ロンドンに到着したようです。アテネからブリティッシュエアーウェイズに乗って、英国西部の海軍航空基地に到着し、アテネから付き添ってきた、ベッカムがトーチで同基地に設置された聖火台に点火した・・そうです。ずっと前から疑問だったんですよね。飛行機の中では、火種をどうやって運ぶんでしょ今や、100円ライターだって持ち込み禁止なのに、「火」そのものを、乗せられるのだろうか・・と。回答はどうやら、小さなランタンに保管され運ばれるようで、今回も、アン王女がランタンを手にタラップを下りる映像が映されていましたっけ。例えば、日本の場合は、「爆発物等輸送承認申請書」と言う書類を出し許可を得れば、持ち込んでもいいことになっているらしいし。ランタン用に、一人分の席を用意されているとも言われています。ふうん・・って感じ。この聖火リレーは、1936年のベルリンオリンピック大会が最初だそうで、まさにヒットラーの肝いり行事・・ってわけですよね。その程度のもの。で、リレー中も、風などで、途中で消えることも多く、そういう時のために、走者の後方にこっそり、種火を乗せた車が走っていて、消えた、となると、慌ててそこから、火を持って来るのだそうです。北京オリンピックの時には、チベット問題で抗議活動が相次ぎ、混乱の中、聖火は何度か、消されたそうですよ。なんとなく想像するに、その種火だって、途中で消えてしまう、あるいは消すことを余儀無くされることは、頻繁にあって、こっそり点け直しているのじゃないかなぁ・・。そんな、後生大事なものでもないですしねぇ。あのアン女王が手にしていたランタンも、どこかに隠しスイッチがあって、そこをピッと押すと、火が消えたり点いたりする・・ようになっていたりして。私が担当者なら、そうしますけどね・・。

2012.05.19

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専業主婦の頭は90%ぐらい、感情で動いていますかね？

TV朝日「モーニングバード」の、「そもそも総研」コーナーで、今や大阪市特別顧問となっている、古賀茂明氏が、「関西電力は、わざと火力発電所の事故を起こして、原発再稼働に持って行こうとしている」と説いているとかで、池田信夫氏がブログで批判しています。関電が電力不足になったのは、まさか原発が再稼働出来なくなるとは思わなかったからで、しごく当然なことなのだけれど、TV朝日の番組では、いろいろな数字をあげて「関電が意図的に電力供給を絞っている」という結論に誘導しているのだそうです。で、その先頭となって、「関電停電テロ」論をぶち上げているのが、あの海江田さんと上手く行かなくて、役所を辞めさせられて、でもマスコミ界では「優秀な改革派」と持ち上げられ、すっかり「正義の味方」みたいに、アチコチ出ている古賀さんなんですね。この「そもそも総研」は、多分に、偏ったコーナーでありまして、以前も「福一の原発の４号棟は、まだまだ大変危険な状態で、いったん何かあったら、日本は終わりだ」という小出准教授の話を取り上げ、「福一がこんな状態なのに、再稼働だなんて、あり得ないでしょ」ということを、言葉鋭く、追及していました。「問題のない原発を再稼働させることと、福島第一原発が、まだまだ、危険な状態であることとは、別問題だろ」と私はTVのこっち側で、思ったものでしたが・・ま、あの番組は、多分にそういう傾向がある。しかし、私が今回、引っかかったのは、実はそのことでないんですね。池田氏は語るわけですよ。「誤解を恐れずにいうと、これは専業主婦の思考回路に最適化しているのだろう。」と。『彼女たちは「東電は悪い」と思い込んでいるから、それに迎合することが番組の出発点だ。』と続けるんですね。そして、『これは社会生物学の観点からは合理的な戦術である。専業主婦の頭は90％ぐらい感情で動いているので、まず「東電は悪い」という感情を刺激し、「その東電より悪い」というイメージで引きつける。そのフレーミングを疑うとチャンネルを変えられるので、東電は悪だという前提は絶対に変えない。論理はどうでもいい。数字はごまかすための飾りだ。』『専業主婦は毎日4時間以上こういう番組を見ているのだから、「放射脳」になってしまうのは当たり前だ。（中略）日本の政治経済が混迷している一つの原因は、こういうTV朝日を先頭とする愚民メディアではないかという気がしてきた。』とまとめているわけですよ。池田氏の分析は、的を射ているところはあるけれど、大きな思い込みもしてますね。「専業主婦の頭は90％ぐらい感情で動いている」わけでは決してなく、「世の中には、原発となると90%ぐらい感情で動いてしまう人がいる」であるし、専業主婦の思考回路は、残念ながら１つじゃない。それに、あの「モーニングバード」は、朝の時間帯の中では、かなり左寄り、かつ理屈っぽい番組でして、主婦よりむしろ、定年退職したオジサマ達が、よく見ている番組だと、私は、分析してますけどね。池田信夫氏のブログは、なかなか面白い面があるので、時々、覗いてはいるんですが、こういうステレオタイプな「専業主婦」像しか浮かばないというのは、やっぱり、今時の、頭が固くなってしまった、オジサマなのかなぁ・・とも思ったのですがね。

2012.05.18

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刺青＝分限免職、なのだろうか？

大阪市・職員の刺青の是非が、話題になっています。市職員に、刺青をしているかどうか、アンケートし、結果、110人が刺青をしていたことが分かり、橋下市長は、「入れ墨をしている職員の分限免職を検討する」考えも示したそうで。その件に関して、藤村修官房長官は「一概には言えない」と言葉を濁し、名古屋の河村市長は、「やる気があることの方が大事だ」と述べ、市職員の入れ墨については問題にしない考えを示したとか。意外なのは、ここからで、ネットのコメントは、「刺青なんか、やくざの象徴で、公務員には、許されないこと、公務員辞めろ」的意見が、圧倒的なんですね。河村、見損なった・・みたいな感情論ばかし。なんかこれ、ちょっと、嫌な感じ、するんですね。私も刺青は好きではないです、むしろ嫌いです。あんなの、汚いし、わざわざお金掛けて痛い思いして、入れる人の気がしれない・・と思っています。でも、世界じゃあ、実に軽い気持ちで入れているのも事実なわけで。その辺の十代のオネーチャンだって、おしゃれのつもりで小さいの入れていたりするし、アルジェにいた時のギリシア大使夫人も、足に入れていましたっけ・・まあ、若気の至りで、とか、照れてましたけどね。少なくとも、刺青＝やくざ・・ではない。国によっては、刺青を美とする文化だってあるくらいだし。「日本の文化は、違う」という意見も分からないわけではないけれど、日本だって、刺青入れている人＝ヤクザというわけでもないし、刺青入れている人＝犯罪者でも、悪い人でも、全くない。入れていないヤクザだって、大勢いるのだろうと想像するし。もちろん、市役所の窓口で対応する人が、刺青をチラつかせていたりするのは、愉快なことではないし、公務員として、好ましいかどうかと聞かれれば、好ましくはないと思いますよ。おそらく、大阪市の現状と言うのは、私の想像以上に、深刻で、荒れたものがあるのかも、ですが、でも、じゃあ、金髪はどうなのよ、とも思うし、男のピアスはどうよ、モヒカン刈りだったらどうよ・・といろいろ、考えちゃうし。橋下氏が、老舗の和菓子屋の社長とか、個人の会社のトップなら、「そう言う人は辞めてもらったらいい」というのは勝手だけれど、市長である限り、「公務員の入れ墨は許されない。」というなら、それは「法令上のルールに従って」対応することであって、進め方が、違うんじゃないかな・・と思うわけですよ。でも、世論は、どうやら「刺青、けしからん、そういう奴は、すぐにも辞めてもらえ」的感情に傾いていて、極めてまっとうな意見を表した官房長官や河村市長を、ガンガン非難しているわけで・・。なんか、嫌～な感じ、というか、危険な感じというか。どうなんでしょ。

2012.05.17

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「梅ちゃん先生」の高視聴率を分析すると・・。

あまりにもつまらなくって、改めて書く気もないけれど、NHK「梅ちゃん先生」・・腹立たしいくらいに、しょうもない。およそ、どーでもいいエピソードが唐突に始まって、それを、役者さん達が棒立ちで演じて、どれも尻切れトンボで終わってしまう・・。登場人物の言うこともやることも、支離滅裂で、全ての台詞がご都合主義・・と、言い出したらきりないですが。最近は、始まると、TV消しちゃうんですが、この朝ドラ、視聴率は、いまだにトップを走っているようですね～。いったい、どういう調査をしているのかとも疑うし、時計代わりに、習慣で点けている家が多いんじゃないとも思うけれど、もし、この高視聴率が本当ならば、これは、どういうことなのだろう・・と考えてみました。ヤフーのTV欄コメントを見て見るに、星５つを付けているコメントは、「梅ちゃんのピュアさがいい」「ほんわかしている」「堀北真希、かわいい」みたいなの、ばっかなんですね。つまり、朝ドラの主人公の「かわいい」「ほんわか」を、好きな人が多い・・というわけらしいのですよ。ドラマの質とか、ストーリーの面白さとか、じゃなくってね。ふと、思ったんですが、これ、AKB48の人気と重なるのではないですかね。AKB48って、子供っぽいアイドル達が、ミニスカート穿いて、踊ったり、じゃんけんしたりするのが、受けているんですよね。オタク系のオニーチャンと小学生がファンなのかと思いきや、２９歳の女性が、握手券付きのCDを大量に買おうとして、詐欺にあった・・というニュースも出ていて、彼女は「どうしても、会いたかった」と言っているので、そういう層も、夢中になっているわけで。さらに、そういえば、と思うのは、NHK・BSの番組で、最近「かわいい」をテーマにしたものが多くって、世の中と、TV局では、どうやら「かわいい」が、とても大きなキーワードになりだしているのではあるまいかと分析するわけですよ。もともと、日本人って「若くてかわいい」が大好きな人種ですけど、今はさらに輪を掛けて「かわいい」文化に進んでいるのではないかキティちゃんも、ますます人気みたいですしね。雨後のタケノコみたいに、マスコットキャラ、生まれていますしね。しかし・・。大丈夫だろうか、このままで日本。このまま滅びて行くんじゃ、ないでしょうね

2012.05.16

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パラグアイの独立記念日は、盛大なパレードで。

本日5月14日と明日15日は、パラグアイの独立記念日です。よって・・軍と高校生による、盛大なパレードが開催されました。このパレード、かつてはもっと大掛かりに行われたようなんですが、無駄だと思ったのか、面倒になったのか、ある時から中止されていたのを、今の大統領になって、昨年から、再開されたのだそうですよ。そのため、先週・日曜は、行進が行われるマリスカル・ロペス通りは、練習のために、朝から閉鎖。実は、我が家も、その通りに面してありましてね。朝、家を出ようとしたら、出られない・・困りましたよ。何故、この通りで行われるかと言うと、大統領・公邸があるからなんですね・・。我が家のちょっと先から始まって、大統領公邸の少し先で、お終い。要するに、大統領やお偉いさんに見せるためのパレード・・ってわけです。なんだか、ご近所のどこかの国みたいですが・・本番の今日は、当然、周辺も含めて道路は閉鎖。パレードする軍関係者や高校生達は、早朝から集合して、ずっ～と待機しているんですよね。　どんどん、暑くなる中、イスもなく、休む場所もなく、防弾服まとったり、重いリュック背負ったり、野戦服着て、顔を緑色に塗ったくったままでも、のんびり、おしゃべりしている。１０時からスタートするはずが、いっこうに始まらないのに、イライラしている様子も苦痛そうでもない。私なら憤死しそうなものですが、国民性の違いですかね。どうやら、先頭が動き出したのが、１０時半だったそうで、我が家の前の一団が動き出したのは、１２時をとうに過ぎた頃でしたね。なんか、「お疲れ様」でありました。写真を紹介しておきます。制服姿の高校生のあとに、陸軍・海軍・空軍・・。（海がなくても、海軍あるんです）女性もいます、イヌも歩いてました。音楽隊も、警察も。空では、飛行機が列をなして、飛んでもいた。相当なお金が掛ったのではないかなぁ。この国にそんな余裕、あったけかとふと、思いましたが。

2012.05.15

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ギリシャの明日は、日本のあさって？

ギリシャの政界が、ますます混乱しています。３８年間続いた２大政党制がくずれ、「平和的な革命が起き、歴史の新しいページが開かれた。ギリシャから欧州に反緊縮策のうねりを広げる」と、威勢のいいスローガンのSYRIZAという政党が議席を増やし、このままだと組閣も出来ず、大統領が調整に乗り出したものの、どうやら、失敗に終わるらしい・・。となると、６月に再選挙することになり、そうすると、このSYRIZAがますます、票を増やすことは間違いないそうで、ますます、混乱状態になることは明らかで・・。この、チプラス党首が率いるSYRIZAって、元々は共産党から分裂した左派小集団が選挙対策のために寄り集まったもので、これまでは、目立たない存在だったのが、今回、「緊縮策・廃止」のスローガンを掲げて、急激に支持を増やしたようなんですよね。でも、寄せ集め左派政党なので、内輪もめは絶えず、党を指導するのは軍政時代に投獄経験もある旧世代の左派闘士たちで、37歳の党首も、行政・外交・経済の実務経験は皆無、「自分たちが債務を検査し直し、ＥＵと合意を結び直す」などと言いながら、具体的な修正点は表明してもいないそうで・・。でも、手腕未知数ゆえに、大衆は傾斜しているようなんですね。多分、「なにかやってくれそう」とか、「改革だ」とか「国民目線の政治を」などと言って。おうおう、どうするんだ・・という感じ。ギリシャがどうなろうと、かまいませんけれど、これ以上、世界の経済の混乱招かれると・・困る。私のユーロ、これ以上、下げるな・・とハラハラですよ。それにしても、この状況・・どこかの国に似てませんな～んか、いやだなぁ・・と思っちゃうんですよねぇ。

2012.05.14

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日本は、復興しているのだろうか？

先日、当地・パラグアイのルーゴ大統領と会話する機会を得たんです。・・と書くと、すっごい事のような印象がありますが、こちらの大統領は、敷居が低いというか、在留日系の方々でも、直接会って、直談判するよ・・という方は、何人もいらっしゃるのです。で、話を戻すと、大統領、今月後半から、日本も含むアジア諸国訪問をされることになっていまして、「日本に関して一番興味をもたれるのは、どんなところでしょう」とまあ、当たり障りないことを伺ったんですね。そうしたら、「パラグアイは、過去の戦争の痛手をいまだに引きずっているが、日本はあれだけの災害がありながら、もう立ち直っている、その立ち直りのコツなんかを、知りたいし見て来たい」ですと。私は、ウッ・・と声に出そうでしたね。確かに「日本復興」のアピールを、世界中で行っていて、さすが、日本・・と信じた人がいたのかもしれないけれど、じゃあ、実際、どうなのよと考えれば、瓦礫の山は片付かないし、被災者の就職は定まらないし、福一原発の後始末も、賠償問題も、遅々として進んでいないようだし、さらに日本中の原発が、どこも悪くないまま、停止しちゃって、今年の夏すら、乗り換えられるか怪しい状態。肝心の政治はというと、与党は内部抗争ばかりだし、国会は混とんとしている・・。議員さんはご自身の先のことだけ、考えているような気もするし。まあ、パラグアイも問題多々でありますけれど、日本に行って、なにか、いいヒントが得られるとは、とても思えない。・・とそう言うことが、一瞬よぎったんですが、大統領だって、公式見解・社交辞令のつもりで、語っただけでしょうし、当方、そもそも、そこまでのスペイン語能力ないですしね、で、「ほう、そうですか」とヘラヘラ愛想笑いして、そこは、それで、終了・・だったんですが。ところで、いよいよ、なんの解決策も見いだせぬまま、電力不足の夏に向かって、カウントダウン・・のようですね。私は、こうなったら、もう、ブラックアウトでも、計画停電でも、経験してみればいい、と思っています。被害はおそらく甚大で、それを考えると心が痛みますが、日本人は、なにかを学ぶのではないでしょうかね。そういう日本を、世界の人々はどうみるのでしょ「それでも原発を無くす、気高い民族」ととるのか、「なに、やってんだか」と呆れるのだか・・。ちょっと、興味あります。

2012.05.12

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まだやってる・・塩谷瞬・二股騒動

塩谷某とかいう、その辺の若造俳優が、二股交際していた騒動。どーでもいいような話なのに、まだ、続いているんですね、これ。二股掛けられた料理研究家の園山真希絵女史が、TBS「中居正広のキンスマ」に出演して、彼について、「あほでバカな男だとは分かっていた。相手にも言った」とか、「ちょっとの可能性があった。私以外は再生させるのは無理だと思った。」など、いろいろ、ベラベラしゃべったようです。まあ、「金スマ」は、くっだらない番組なんで、ホットケなんですが、なんかねぇ、女性の側も、調子に乗って、アチコチ顔出して、男女の間のことを暴露して、評価さげるだけじゃないですかね。こういうことって、「黙してこそ、美」だと思うけど。話は少し違うんですが、宮尾登美子女史の随筆に、上流画家・上村松園の恋文が見つかった話があるんです。宮尾女史は、上村松園が主人公の「序の舞」を、ずっと新聞に連載していて、その縁で、松園の恋人だった男性が所有していた手紙の数々が発見された時、それらを読む機会を得たのだそうです。書く身にとっては、得互い資料で、狂喜すべきことなのに、宮尾女史は、手紙から知った、松園の情の濃さ・激しさに感動しつつも、そして、その男性の、捨てるに忍びなかった気持ちを理解しつつも、その手紙のあまりの生々しさに、こういう手紙は、処分するべきだった・・と憤っているんですね。松園のお相手は、松園が亡くなる前に亡くなっていて、ご当人だって、こうやって後の世に、その手紙が人の目に触れるとは、想像していなかったのかも、ですが、宮尾女史ではないけれど、私だって、「処分しておくのが、恋の礼儀だよなぁ・・」と思いますよね。ましてや、いくら名前を売るチャンスだったとしても、天下のTVに、いけしゃあしゃあと出て来て、歴史上、なんの価値もない、その辺の男と女のあることないこと、ペラペラしゃべるなんて・・女として、どうなのか・・と。まあ、メソメソするよりはいいけれど、ちょっとなぁ・・でありますまいか。ひと時でも「恋」としてかかわった男女の「礼儀」「美学」・・なあんて、今や、塵のように儚いものなんでしょうかねぇ。まあ、とりあえず、男も女も、関わり合いを持つ時には、「美学」の分かる相手を、選びましょう・・ってことですかね。

2012.05.11

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ギリシャの国民って、愚か過ぎませんかね。

大衆の愚かさ、というのは、外から見ているととてもよく分かる・・。フランス大統領選とギリシャ総選挙で、どちらの国民も、財政緊縮重視・反対！の、左派に傾いた結果をだしたようです。サルコジって、面と向かったら嫌な奴だと思うんですが、でも、欧州危機を防ぐためには、よくやっていたと思いますよ。オランド氏が、どの程度の人か、分からないので、今後を見守るしかないですが、左に傾いて良かった試しがないですからね。不安は募ります。ギリシャの結果については、腹立つばかり。ようやく、前の議会が緊縮策を受け入れて、世界の経済も、少し、落ち着きそうになっていたのに、国民は、目先の自分の生活のことしか考えず、ただただ、混乱ばかりを招く結果を選んでしまった・・。こんなことをしていては、自分達の生活だって、破たんに突き進むだけだろうに・・。でも、人って、その「ただ中」にいると、冷静・客観的な判断が出来なくなるものなんですね。そういうことを、改めて学びましたね。翻って、日本。よその国のことなんか、アレコレ言えなくて、まだ、見えてこない人が多いような気がしていますが・・。

2012.05.10

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他人の家で、ちょっと気になること

こちらの日系ジャーナルで紹介されていた、夕刊フジ記事に、『友人宅に行った時にちょっとしたことだけれど、気になってしまうことランキング』というのがありました。それによると、気になることとは・・１．観葉植物が枯れたままになっている。２．カレンダーが数カ月前のままになっている。３．洗濯物がいつも干しっぱなしになっている。４．タンスや引き出しから少し物が出ている。５．網戸がないのに窓が全開になっている。６．ゴミ箱がおいていない。７．ペン立てに割りばしやストローなどが入っている。８．トイレットペーパーなどが雑に破かれている。９．トイレの便座の蓋が開いている。１０．ゴミ箱にビニール袋がついていない。・・なのだそうですよ。ほう～、なるほど・・とは思うものの、でもこれって、若者の、それも男性・一人者の家ですよね。主婦がちゃんといる家だと、なかなか、あり得ない。もっとも、我が家じゃよく、観葉植物が枯れていたり、洗濯物が干しっぱなしだったりはしますがネ・・。で、私だったら、なにが気になるかしらんと考えてみました。１．電球が切れている。２．安物の造花が飾ってある。３．トイレのタオルが汚れている。４．ドアノブにカバーが掛かっている。５．百円ショップのプラスティックケースが並んでいる。そうそう、昔流行った、健康器具が、無駄に廊下にあったりするのも、すっごく、気になってしまいますねぇ。ぶら下がり健康器具とか、ジョーバとか・・あれ、買った方、今、どうしているのでしょうねぇ。今も使っているとは・・思えんのだけれど。そういうことも、どこかで調査してくれると面白いのにねぇ。

2012.05.10

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宮尾登美子女史のこと。

今、宮尾登美子さんの随筆「手とぼしの記」を読んでいます。ブックオフで見つけて来た古い本で、昭和59年のもの。週刊朝日に連載した随筆をまとめたものなのですが。その頃、女史は大河ドラマ「篤姫」で話題になった「天璋院」を新聞連載する準備段階の頃で、資料集めと構想のストレスで、睡眠不足と食欲不振に悩まされている日々なんですね。宮尾さんって、遅いデビューだったことは知っていたのですが、凄く苦労をされているんですね。最初の結婚で農家に嫁ぎ、満州に行って、戦後引き揚げてくるのですが、終戦の際、満州で暴民に襲われ、生後７か月の長女を抱いて、炭坑に逃げ込み、その時の着の身着のままで、そのまま１年以上の収容所生活を、過ごしたのだそうです。それどころか、その間、顔も洗わず、もちろんお風呂にも入れず、口をゆすぐこともなかったのだとか。さすがに引き揚げが決まった時は、あまりにひどいので、夫と娘さんと３人分、道端で朝袋を拾って来て、それで服を作ったのだそうで。帰国してから、その夫とどう別れたのかは知りませんが、上京し、今のご主人と再婚し、病気がちのなかを、小説を書き始めたのが、昭和22年から。でも、全く認められず、ようやく「連」で女流新人賞に選ばれるのが、昭和37年なんですね。実に、15年間、一日も休まず、ひたすら書き続けていたそうなんです。新人賞を取って、ようやく作家デビューと思いきや、以後10年、書いても書いても売れなかった。書いてはボツ、書いてはボツを、10年辛抱強く続けたんですね。そうして、昭和48年、やっと「櫂」で太宰治賞を受賞し、まあ、それ以降は、様々な文学賞を受賞し、仕事が途絶えることのない人気作家として活躍するわけですが、それはそれで、生む苦しみ、というのか、日々、身を刻むようにして書いているんですね。毎日きっちり５枚、原稿用紙を埋めているのだそうですよ。小説家ってのも、大変です。1926年生まれだから、太宰賞をとったのは、47歳なんですね。で、今は2012年だから、86歳ですか。そうやって見ると、人ってのは、どこでどう、運が開けるか、分からない。しかし、それもめげずにひたすら書き続ける、凄まじい努力と執念があって・・ではあるわけですが。

2012.05.08

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ゴミ箱を撤去してもゴミは減らない。

数日前ですが、NHKのニュースで、「小金井市が、公園のごみ箱撤去したことで、ゴミの量が減った」・・というのを、報道していました。この小金井市って、前市長が余計なことを言ったために、周辺の町から、ゴミの収集を拒否されて困っているんですよね。それもあるのでしょうが、GWの公園のごみ箱を撤去し、持ち帰りを呼び掛けたところ、可燃ゴミで１０分の１、ペットボトルなど不燃ゴミは、例年の７７分の１に減ったのだとか・・。しっかし、どうなんだろ、これ・・と思いましたね。プラスティック容器を止めて、紙に包んだおにぎりにする、とか、ペットボトルを止めて水筒持参にして・・とそういうゴミの減らし方なら分かりますよ。でも、ただ、ゴミ箱をなくしただけなら、人は、それぞれのゴミを、どこかに持って行って、捨てているわけでしょう？途中のゴミ箱とか、駅のゴミ箱とか、いずれにせよ、公園でのゴミは減ったかもしれないけれど、全体量は変わらない。それって、単なる自治体の公共サービス放棄の話でしょうが。ところが、NHKは、品よく「いかにも、快挙」のように、報道しているんですよね。「なんと、ゴミが減りました」って。それって、ミスリードじゃないですかね。よく考えない民衆は「そうか、ゴミ箱撤去で、ゴミが減るんだ」と思いかねない・・。これに味をしめて、自治体がゴミ箱撤去に動き出したら、その辺にゴミを捨てる人が増えて、日本はゴミだらけになりますよ。怖いなぁ・・と思いますけどね。ゴミなら、まだ、話は小さく、害はそれほどではないけれど、なんとなく、国民はどこか、NHKを信頼してますでしょ。しかし、こうやって、エネルギー問題、環境問題、国防問題、全てに、いい加減な報道をされると・・とても怖い話だなぁ・・と思うのですけどね。

2012.05.07

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パラグアイの巨大な牧場

パラグアイの北半分ぐらいを占めるチャコという地方は、乾燥地帯で、開発が遅れ、いわば不毛の地扱いだったのです。まず、水が無い、食物が育たない、夏は凄まじく暑く、資源もない。その厳しい地で、2003年から牧場経営を始めたのが、これがまた、「Jemita」卵の前原ファミリーなんですねぇ。2万数千頭の牛を放牧している、と聞いて、私は、その辺の荒れ地に、牛をほったらかしにしている風景・・をなんとなく、想像していたんですが・・違いました。アスンシオンから600キロ、ほとんど低灌木の荒れ地が続く真ん中に、その牧場は、整然と区画整理されてあります。牛を放牧する場合、一頭に付き最低1Haの土地が必要なのだそうです。いい加減な放し飼いだと、何百Haも必要になるのだとか。パラグアイでは、原っぱに、ほったらかしの放牧をしていたのですが、ここでは、チャコの気候でも育つ牧草を探してきて、それを植え、牛が、食べ尽くしてしまわないうちに、次の新たに生い茂った牧草地に移す・・というやり方をしているのだそうです。そうすれば、手間はかかるけれど、牧草はまた生えてくる、牛も、良質な牧草で効率よく育って行く・・というしくみなのだとか。当初、電気も水も何もかもない所から始めて、今や、90000ha。これって、香川県の半分ぐらいに相当するそうですよ。水は、井戸を掘り、雨水をため、牛たちのために、隈なく行きわたるよう、配管が張り巡らされている。電気もまだ来ていませんが、自家発電で、事務所にはWifiまで入っている。事務所、従業員のための宿舎はもちろん、子ども達のための学校、教会まで作られていて、社長はセスナ機で、アスンシオンとの間を往復している・・。いやあ・・パラグアイならでわ、のスケールであります。新鮮な牧草だけで育てているので、狂牛病の心配もなし、ワクチンをきちんと打っているので、口蹄疫の心配もなし。これだけの牛がいながら、毎週、頭数はチェックしていて、この１０年で消えた（盗まれた？）牛は、１頭のみだとか。凄い。今や、牧場経営のノウハウを聞きに、見学者も多々だそうですが、これぞ、ジャパン・クォリティーでありますまいか。こういう牧場が増えてくれば、今後、チャコも随分と変わっていく違いません。もっとも、前原一家は、「ジャパンじゃないよ、マエハラ・クォリティーだよ」っておっしゃるでしょうけど。・・とショボくれている日本にゲキをいれるために、パラグアイの牧場経営のご紹介です。★写真の牛たちは、タネを取るための牛だそうです。エリート養育、というのか、別途特別に育てられています。

2012.05.06

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原発を再稼働しなくって、ほんとにいいの？？

原発再稼働を巡って、瀬戸内寂聴さんらが、ハンストを起こしたそうです。もっとも、わずか半日だったから、ハンストと言えるのかどうか、はなはだ疑問ですし、それでいいのか・・ですが。そして、５日夜、国内全部の原発が、定期点検のため停止するそうです。これは７０年、原発が停止して以来４２年ぶりだそうで。しかし、それを大々的に「歴史的イベント」のごとく、賞賛している人の、その目指すととこって、どこなのと私は不思議ですね。あの３月１１日の原発事故の後も、ずっと稼働している原子力発電所はたくさんあったんですよね。それによって、日本人の私達は、電気を供給されていた。誰も文句なく、ハンストもなく、稼働を許していた・・。なのに、一旦、定期検診で停止したとなると「再稼働まかりならぬ」と。おかしくないですかね、そういうの。私は原発推進派ではないです。核廃棄物の処理が、いまだ、どうしていいか分からない状態なら、これはもう、原発は今後新規に作るべきでない、と思っています。しかし、すでに何百億も掛けて作った原子力発電所があるならば、日本の産業をサポートするためにも、使おうよ、と思いますよね。聞くところによると・・で、我ながら知識は無いんですが、作動させようが、そのままにしようが、一旦なにかあった場合の、核燃料棒のリスクはさほど変わらないのだそうですよ。つまり、発電所が稼働していようが、していまいが、核燃料がある限り、天災なり、なになり、ことがあったならば、結果はそう、変わりはない。ならば、国民のお金を掛けて作った原発は、最後まで使って、役にたって貰って、それから廃棄にしようよ・・と思いますけどね。違いますかね。すでに世界の負け組になっている日本を、なんとかバックアップするためにも、使えるものは使おうよ・・と思わないのかなぁ・・。こういうことを言うと、必ず、反論意見で、ズタズタにされるのだけれど、どう考えても、日本の空気は今、感情的になっている・・。その空気の中で、政治家も有識者と言う人達も、何も言えなくなっている・・。しかし、これは、日本のエネルギー政策、将来展望、全てにおいて、とてもまずいことだ・・と思うんですがね。常識的に考えて、まずは使えるものを利用して、その間に、将来の事を、なんとかしましょう・・というのが、当たり前のことだと、私は思いますけどねぇ。なにがなんでも、原発再稼働反対の人は、じゃあ、明日の、３年後の、１０年後の日本のエネルギーをどうするのよその辺をじっくり解説して欲しいものだと思いますよ。

2012.05.04

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牛のチャンピオン

これはコンクールでチャンピオンになった牛です。チャンピオンったって、闘牛ではなく、毛並みとか艶とか、品質とか・・私にはさっぱり分からない専門家の目による、まあ、牛のミスコン・・でありますかね。これはオスですから、オスコンでしょうが。私にも分からなかったけれど、持ち主も、「ぼくも、この牛のどこがよくて、あっちの牛のどこが悪いか、さっぱり、分からんが・・」と言ってました。それでも、選りすぐりの百数十頭の中での１番ですから、良く分からなくても・・凄いことなのです。判断が難しいからでしょうか、パラグアイ内だけのコンクールだと、コネのある持ち主、権力のある持ち主の牛ばかりが、受賞しがちだそうで、この牛はそういうコンクールではなく、アルゼンチン等周辺諸国も含めた、よって、正しく評価された、チャンピオンなのだそうですよ。確かに、そう言われて良く見ると、他の牛より、小柄だけれど、しまりがあり、毛並みが艶々としていて、顔が、どことなく知的で、品がある・・。チャンピオンになると、価格がフツーの牛の１０倍にもなり、よりいい環境で、丁寧に扱われます。もちろん、食肉には回されず、今後、子孫繁栄のために、貢献することになるわけです。なるほど。牛の世界も、チャンピオンになるか、ならぬかで、人生ならぬ、牛生まで、変わってきてしまうんですねぇ。人間と違うのは、チャンピオン牛もそうでない牛も、得意そうな様子も、悔しそうな様子もゼンゼンなく、どちらも、ノホホンと、およそどうでもいい様子でいることでしょうか。そういえば、牛には「嫉妬」の感情は、ないのでしょうかねぇ。犬や猫には、ありそうですけどね・・。

2012.05.02

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塩谷瞬・二股交際騒動の底にあるもの

いやはや、というか、なんというか。塩谷瞬という若造の俳優君が、モデルの冨永愛さんと料理研究家の園山真希絵さん、二人と二股交際していた・・ということで、日本の芸能ニュースやワイドショーは、沸き立っているようですね。オセロの中島・洗脳事件（事件というのか）の後は、二股交際事件（事件じゃないけど）。いい話題が出てきて、ワイドショー界は、ラッキーって感じですかね。トップモデルの冨永愛さんも、晴れやかに交際宣言した、そのすぐ後に二股交際されていたことが報道され、そりゃあ、怒ったのでありましょうね。スーパーモデルですもんね。塩谷君を、ひっぱたいたそうだし、２人の女性は、毅然と、カレとの付き合いを見限ったそうだし、その辺までは、おお、アッパレ日本の女も強くなったなぁと面白かったんですが、この件はまだまだ、後を引いているようで、なんとまあ、塩谷君、近々、記者会見する意向だそうですねぇ。しっかし・・記者会見することかぁ記者会見して、なにをいったい、話すんでしょどうしようもない男ではあるけれど、こんな男は、その辺にもゴロゴロいて、許せないだろうけれど、見抜けなかった女性の方も、おマヌケじゃないですかね。写真を見るだけで、決めつけてはいけないけれど、いかにも、薄っぺらそうな顔した男だし。トップモデルや、人気料理家ならば、ひっかるなよって思うけどね。もっとも、女って不思議と、誠実一路の男には惹かれず、こういう男に、ついつい、惹かれてしまいがちなんですけどねぇ。それにしても、この話は、どっちみちその程度の男女の話で、結婚詐欺を働いたわけでもなし、暴力沙汰が、あったわけでもなし、当事者に任せておけばいいだけのことなのに、何を日本中で騒いでいるんでしょ、って印象。いろんな人が、あれこれ、口挟みだしてもいるらしいし。多分・・これって、なんであんな若造が、スーパーモデルなんか、相手にできたんだ！という、男の嫉妬が根っこにあるのじゃないかしらん。騒いでいるのは、もしかして、男ばかりかも。女性はどうなんでしょ案外、「スーパーモデルだろうと、有名料理家だろうと、所詮、その辺の男に、ひっかかったりするのよね、フフ」なんて、面白がっているのかも。どっちにしろ、怖い怖い・・ですけれど。

2012.05.01

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