視聴率が悪くても「八重の桜」は面白い!
大河ドラマ「八重の桜」の視聴率がぱっとしないとか。第14話の視聴率は、関東地区で今年最低の11,7%、関西地区でも10,5%だったそうです。これを受けて、ネットのコメントなども、「だって、面白くないもん」「主役があまり活躍していない、話が地味」「歴史に忠実過ぎて、エンターテイメントになっていない」などなどの意見が見られます。しっかし・・今回の大河、十分に面白いでしょう。面白いし、見応えがあるし、勉強にもなる。なるほど、会津からみると、歴史はこう言う風に見えるのか・・という。ドラマとして、とても上質ですよ。レベルが高い。ところが、評価しない人がいるんですねぇ。先回の朝ドラ「純と愛」、ストーリーがメチャクチャ、伏線はなし、無駄なシーンばかりで、観るの辛かったですよ。それでも、視聴率は20%ぐらいはあったんですよね。この脚本家・遊川氏は、昨年、驚異的な高視聴率を記録した、「家政婦のミタ」の作者という触れ込みだったわけですが、「純と愛」を見る限り、「家政婦のミタ」が上質のドラマだったとは、あまり、思えない・・観てもいないで判断してはいけませんが。「梅ちゃん先生」も視聴率は凄くよかった。人間のキビを描けていなくて、イライラするドラマだったけれど。どうも最近思うんですが、日本人の「ドラマ観賞力」というの、レベル、落ちているのじゃないですかね敢えて個別の名前はいいませんが、高視聴率を記録するドラマって、「どうしてこれが」というの、多いですしね。それと、そろそろ、視聴率で番組の評価を決めるの、卒業するべきじゃないですかね。もっと、「質のいい番組」「質の悪い番組」・・という、判断があっていい。でないと、日本のテレビって、ますます、劣化していくと思いますけどね~。と、異国で一人、心配する私でした。