米軍ヘリ墜落。まずは死者への哀悼の気持ちでしょうが。
米軍のヘリコプターが、基地内で墜落して・・沖縄では「だから言わんこっちゃない、オスプレイ配備は反対だ~」という声が、一気に高まっている・・らしい。らしいというのは、マスコミは、そういう声しか流さないですもんね。しっかし・・飛行機が墜落した、ヘリが墜落した・・という場合、真っ先に思うべきは、事故で亡くなった人への、哀悼の気持ちではないですかね。それが米軍兵士だろうと日本人だろうと。ルース大使の発言によれば、今回事故を起こしたのは東日本大震災のトモダチ作戦にも参加し、捜索・救助をしてくれた部隊だそうじゃないですか。亡くなったのは、将来のある若き青年だったのではないか。ところがニュースを見ても、そう言う声は全く出てこない。いや、読売と産経など数紙は、「今回の事故で、一般への被害はなかったが、遺体で見つかった1人は乗員とみられている。殉職に哀悼の意を表したい。」と記述してあったそうですが、NHKなんて、「事故を起こしてけしからん」一色でしたものね。なんか、おかしい。さらにおかしいのは、今回事故を起こしたヘリは、過酷な状況のもとで遭難者や負傷兵を救出するために使用するものでその10万飛行時間あたりの事故率は4,14と当然高いのですが、他方、オスプレイは、1,93だそうで、格段に事故率は低いんですね。よって論理的に考えれば「だからオスプレイ反対」にはなり得ない。「だから、早くオスプレイ配備を」・・となるべきなのに、そうなっていないんですねぇ。沖縄の声もそうなっていないらしいし、知事さんもエラソーに「オスプレイなんてとんでもない」と言っている。政府も、オスプレイ配備の延期を申し出たそうですし。世の中、論理的科学的な考察が出来なくなっている・・。なんか、こういう流れって、おかしくないですかね。