サクラ、ゼンカイ!
昨日の土曜は、素晴らしいお天気で、東京中の桜が一斉に満開になった・・印象でした。町はカメラ持った人々で溢れ、その辺のジミな桜の木の下でも、立ったまま、缶ビールだけ・・のプチ花見が展開されておりました。花見の習慣って、日本独特なんですよね。以前、リオデジャネイロにいた時、日系のみなさんと郊外の桜の咲く町まで、バス連ねて、花見に行ったものですが、公園の地べたに座って、宴会始める日本人を、ブラジルの人達は、キミョーな目で遠巻きにしてましたっけ。プラプラ散策しつつ、池袋の西武デパ地下まで行ったんですが、食品売り場は「サクラ祭り」状態。お花見用のお弁当だの、桜入り大福とか、櫻井入りゼリーとか、桜関連商品がバンバン売れておりましたよ。レジに並んだ私の前のオバサマが、1,5人分ぐらいの大きさのチラシ寿司を購入して「お箸を十膳入れてください、あと醤油も」と注文してました。これから、お仲間と「持ち寄り花見」なんでしょうかね。 レジの女の子は「十膳・・・ですか」とひきつってましたが、オバサマ、遠慮の欠片も見せずに「ええ、十膳」と。日本のオバサマの度胸は、いまだ健在です。一夜明け、打って変って、今日は朝から冷たい雨。桜・・散っちゃうのだろうか。晴れたと喜んでいると、あっという間に変化して冷たい雨。花の命は儚くて・・人生と一緒です。