リオのW杯・・大丈夫なんだろうか?
リオデジャネイロ在住の友人が、現地ニュースを送ってくれます。それによると、6月12日に開幕のはずのW杯、スタジアムや周辺施設の建設遅れが相当深刻化しているらしい。この時期に、国内12カ所の競技場のうち、3カ所が未完成のまま。その一つ、サンパウロのイタケラオスタジアムでは、ついに、屋根の完成が絶望的であることが判明したそうです。つまり、屋根の一部が未完成のまま開幕を迎えることになるらしい。担当会社は「全ての観客が雨にさらされるわけではない」と言っているらしいけれど、おいおい・・でありますよね~。当然ながら周辺施設、交通機関の整備なども大幅に遅れており、「本当にW杯を開催できるのか」といった声が、この期に及んでも挙がっているそうですよ。他方、W杯反対のデモは、ますます大きくなっているようで、15日にブラジル内外の約50都市で実行された抗議デモは、合計約2万1000人が参加して行われたとか。今更反対したって、みっともないだけだろ・・って思うけどネ。なにしろ今年4月に行われた世論調査では、W杯開催に賛成のブラジル国民は48%で、反対は41%。大会が近づくにつれて反対派が増加傾向にあるのだそうです。で、実に80,2%もの人が、W杯に使われる資金は医療、教育、住宅、交通機関などの公共サービスの改善に使われるべきだと考えている・・んですって。まあ、そのとおりなんですが、しかし、ここまで来ちゃったら、無事成功させる以外、選択肢はないと思いますけどね。そんな中、相当えげつなく、便乗値上げしているようで、我が友人のサッカー協会関係者は、観戦に行くのだそうですが、この機会にイグアスの滝まで足を伸ばそうかと思うと、ツアー代一人35万円だ・・と言われ、コルコバードのキリスト像観光が、5万円だと言われたそうです。 丘の上のキリスト像へ行くなんて、タクシー使って行っても、2000円も掛からないと思うんですが、「危険だから」という理由で、そういうツアーを利用するよう、アドバイスされているようです。他人事なんで、どうでもいいんですが、なんかねぇ。 こんなことで、オリンピック、どうなるんでしょうかね。