日中首脳会談実現のための2つの条件?
7月下旬、福田元首相が訪中して、習近平国家主席他、要人と会談した際、中国側から日中首脳会談を開催するために、1,尖閣諸島をめぐる領有権問題の存在を認め合う2,安倍晋三首相が任期中に靖国神社に参拝しないことを確約するの条件を提示されていた・・というニュースを発見。ヤスクニ、ヤスクニ・・ってホントうるさい。安倍総理サイドは「どんな前提条件も受け入れられない」としてさまざまな外交ルートを使って中国側に働き掛けているそうですが、目先の「首脳会談実現」という利益のためだけに、下手な妥協をしてはいけませんです。政治家さんや官僚や、関係者は「首脳会談を実現させた」というご自身の功績を得たいところがあるのでしょうけれど、長い目で見た国益を考えないと。私は、尖閣諸島に関しては「わが国の領土が侵略されている」という形で、国際問題化してもいいのじゃないか・・とは思っているんですけれど、こと靖国参拝に関しては、言いがかり以外のなにものでもなく、内政干渉、個人の人権侵害はなはだしい。ヘイヘイと、従ったら舐められるだけですよ。韓国との慰安婦問題も、北朝鮮との拉致問題も、解決策は、いかに日本が毅然と対峙する・・しかないのではないか。ちょっと押すと引き下がる・・と思わせると負ける。最近、そんな気がしています。拉致問題など、どうも暗礁に乗り上げている雰囲気ですが、焦って目先の小さな「功績」のために、大事なものを失わないようにしませんと。マスコミは、今回こそ、ものの分かった人が出てきているから、解決できるかも・・的な解説をしていましたが、テキはそんな甘くはないのだと思いますね。国民としては見守るだけでもどかしいですが、あれこれ、多々、頑張って欲しいものです。