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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2015年03月の記事

全17件 (17件中 1-17件目)

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「愚妻」があるなら「愚夫」もある。

テイシュが書いていた手紙を覗き込んだら「愚妻が・・」の文字。そういえば、この間も「愚妻が・・云々」とメールしていたな、と思い出し、「なんで私が愚妻なのよ、「妻が」「家内が」でいいでしょうが」とチョイと文句つけたんですね。「だって、愚妻だろうが」とニヤけていましたが、へりくだりの表現と分かっていても、愉快じゃないですよね。で、夫をへりくだるのは、そういえば、なんて言うんだと考えたのでありました。愚夫か？？そんな言葉、聞いたこともないよなぁ・・と思ったのですが、辞書で調べたら、ちゃんとある「愚夫」夫をへりくだっていう場合の他に、愚かな男、ダメな夫・・の意味もあるんですって！無知にも知らなかった私は、情けないですが、要するに日常、あまり使われてこなかったのでありましょう。そう、妻たちは、手紙に「主人が」「ダンナ」「夫が」と書くことはあっても、敢えて落として書くことは、してこなかったのね。日本の妻たちって、ほんと、優しいんだからぁ。私は、「主人」っていうのに違和感があるので、カタカナ使って「テイシュ」として、独自のへりくだり呼称としているのですが、これ、分かる人には分かっていただけるけれど、「この人、なんでご主人のこと、テイシュ、なんていうのかしら」と怪訝に思っている人もいるだろうと想像してます。ゼンゼン普及していない・・。この「テイシュ」が普及するといいなぁ・・と思っているんですけどね。持ち上げるわけでも、おとしめるわけでもない呼称・・でしょうか。もっと有名な人が使い出してくれると、普及もするかも、ですが、私あたりじゃあ、きっとダメでしょう。だったら、この際、ここらでみんなして「愚夫」を使ってみましょうか。ひょっとすると、夫たちが「それは、嫌だよ、困るよ」ということで、家庭内人間＋力関係とか、家事分担とか、世の中、様々なことが変わるかも。どうでしょ。ところで、「愚息」はあるのですが「愚娘」というのがみつからない。あるのですかねないのですかね娘だって、十分「愚」のつくヤツ、いますのにね。

2015.03.30

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「いずも」が空母だって、いいじゃないですか。

今、作業しながら、隣の部屋のテレビから流れる「報道ステーションサンデー」を聞いていたんですが、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が就役したことを受け、「護衛艦というより、どう見ても空母でしょう」と解説し、「いずも」を見学に来た人々の「護衛艦というよりも・・」「どうみても空母ですよね～」という、不安そうな声をいくつか流し、日本の自衛隊が空母を持つって、どうなの・・的報道をしていました。さらに続けて、長野智子女史が「安倍総理が『我が軍』と発言したり、この国はどこに向かおうとしているのか憲法というのは国民を守るためにあるんですよね、しかし、今の動きを見ていると・・」といかにも由々しき動きがあるような、そんなコメントでまとめていましたっけ。この番組は、テレビ朝日の番組の中でも、かなり偏っているところがあるので、まあ、毎度のことですが、自分の国が、しっかりした空母持つって、安心する要素であっても、不安視する要素じゃないでしょ。フツー。空母じゃなく「護衛艦」と言わなくちゃならないところも変な話で。これを「多額の税金を使って・・」と非難するなら、まだ分かります。そういう見方もある。でも空母を所持すること自体を不安視する・・っておかしくないですかねどこがまずいのこれで、仮に日本侵略を企んでいる周辺諸国があったとしても、テキは日本への攻撃は難しくなった・・と思うだけでしょうし。そもそも、日本が軍備を増強して侵略戦争をしよう、なんて、そんな考えが起こり得ないことは、私達日本人が一番よく分かっているはず。今の日本と日本人に、そんな度胸も気合もエネルギーも、ありゃしませんよ。良くも悪くも。せいぜい、しっかりとした防衛体制を整え、外からの侵略だけは防ごうとするだけでしょう・・できることは。空母でいいんじゃない・・と私は思うわけですが、メディアは、公共の電波使って、曖昧な不安を煽って・・。なんか、気に入らないですよね。

2015.03.29

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大塚家具の内輪もめ騒動

ひとさまの争い事は、蜜の味・・なんでありましょうが、大塚家具の社長のポストを巡って、父と娘でもめている一件を、もう、そこら中のメディアが、取り上げています。今日も、社長を決める株主総会の模様を、各TVが、中継で時々刻々、報道していましたっけ。ほんとこれ、ほとんど「余計なお世話」でしょ。所詮、一家具店の内輪のもめ事でありましょうに。結局、娘の久美子氏が、かなりの多数を得て社長続投となり、これで一件落着となったのでしょうかね。ここまで会社を大きくした創業者である会長が、自ら開発した「会員制システム」に固執する気持ちはよく分かりますが、私から見れば、なんとなく家具を見たいだけなのに、入口で会員にならされ、店員にいちいち、付いて回られたら、うっとうしいことこの上ない。そう思う人の方が、今の時代、大半だと思うのですね。大抵の人が「自由に気楽に見て回れるなら、大塚家具に行ってもいいのに」って思っていたに決まっている。結局、この騒動の中、常に冷静で沈着で論理的だった久美子氏の路線となり、今後、大塚家具も、お洒落で入りやすいお店になるかも・・と考えた人は多いのじゃないですかね。となると、今回の騒動は、宣伝費としたら凄まじい額となる。一見、内輪のゴタゴタを世間にさらしてしまって、大デメリット・・と見えそうな今回の騒動も、実は、日本中で騒いでくれたおかげで、大塚家具の名前を日本津々浦々まで十分に売り、今後の上向きイメージを作り・・で、それも宣伝費タダで大宣伝できちゃった・・という。これを創業家ファミリーが仕掛けたとしたら、これはもう、強かとしか言いようがないですが、ま、おそらく、そういうことではないのでしょうけどね。

2015.03.27

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ティッシュに完敗する私

今朝も、某地下鉄駅の入口に立って、有権者の皆様に、朝のご挨拶をしておりました。寒さがぶり返し風が強く、久々、す・さ・ま・じ・く寒い朝でして・・。同じ立場の候補者の方と、鉢合わせはよくあるのですが、今日、すぐ横に立ったのは、あるスポーツジムのオネーチャン。24時間オープンがうたい文句のジムのようで、3月末まで、入会金が安いらしい。で、彼女はやおら、ティシュを取り出して、通りすがりの人に配り始めたわけですよ。すると・・人は、ティッシュだと、わざわざそちらに寄って受け取るんですね。引き返してでも受け取っていく。裕福そうな人も、あまりお金持ちではなさそうな人も、人生、辛そうな人も、幸せそうな人も、若い人も、中高年の人も、男性も女性も、右の人も左の人も。そっちに気持ちが動くから、私には、気づいてもくれない。たまには、いるんですよ、ティシュには興味をむけないけれど、私のチラシは受け取ってくださる方。あるいは、ティシュを受け取った手前、私のチラシも受け取らないと、悪いかな・・と思った風に、受け取ってくださる方。でも、まず大半の方々は、ティシュだと、積極的に、ご機嫌よく受け取って行く。そのオネーサンに「どれくらい配るとか、ノルマがあるんですか？」って聞きましたら、はい、500個です、って。「でも、もうすぐ全部、配り終わりそう」と嬉しそうに言ってました。寒かったですからね。500　ショックですよ。私のチラシなんて、受け取っていただけるのは、せいぜい20部ですもんねぇ。ティシュの威力、恐るべし。しかしねぇ。本当は、目先の薄いテュシュよりも、候補者がどういう主張をしているかを知る方が、世の中のためには、大切なんじゃないか。まあ、こういう立場だから、思うのでしょうけれど、ネ。

2015.03.26

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今度は細野氏が「我が軍」と言ったと、噛みついて・・。

民主党は、うんざりするくらい揚げ足取りが好きな党だ。今度は、安倍総理が自衛隊を、うっかり「我が軍」と発言したことに、細野氏は「憲法の枠組みで積み上げた議論、ひっくり返すような話」と、鬼の首を取ったように、大喜びしているようだ。確かに、憲法に『陸海空軍その他の戦力』保持は禁止とされているのだから、「軍」と言っちゃあ、まずいのだろうけれど、世界の国から見れば、自衛隊は、「自ら制約を掛けてがんじがらめになっているけど、軍」でしょ。他国の軍隊と共同で訓練しているのだし。民主党としては、安倍さんの失言は、嬉しいのだろうけれど、法律的には軍ではないけれど、実質的には軍である自衛隊が、がっちり存在して、軍としての仕事をしている以上、もうちょっと、建設的な議論をして欲しいと思いますよね。本当ならば、自衛隊を「軍」として認めてあげることが、自衛隊の人達は、仕事がやりやすくなるのだろう、と思っています。全ての国に、ではないですが、世界各国の大使館には「武官」というポストがあって、それには、軍人さんが就くのだけれど、時には大使より、格上として扱われたりするんですね。で、武官同士の独特の社会を持って、情報を交換し合い、文官では知り得ない貴重な情報を得ているわけですよ。その際、日本の自衛官は、とてもやりにくそう。対外的には武官なのに、日本では「軍ではない」。そりゃあ、やりにくいこと、この上ないことでありましょう。アルジェリアで砂漠のプラントがテロに攻撃された時も、もし、アルジェの日本大使館に武官が常駐していて、日頃アルジェリアや、他国の軍人さんたちと、情報交換していれば、もっと迅速により多くの情報が入っていたに違いないのです。菅官房長官は、この『我が軍』騒動に関して、「自衛隊は一般的に国際法上は軍隊に該当することになっている。自衛隊が軍隊かどうかというのは、軍隊の定義いかんによるものだ」と説明したそうですが、利口な答弁でありますよね。とにかく。今、国会議員さんがやるべきことは、「我が軍」と言ったの言わないの・・と大騒ぎする前に、現に自衛隊が存在し、予算も付き「共同軍事訓練」もし、世界から「ミリタリー」と認識されながら、「いえいえ、軍じゃないですから～」と言うしかない、こういうややこしい状態を、いかにすっきりとさせるか・・そこに力を注ぐことだろうと思いますけどね。

2015.03.25

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豊島区の新庁舎完成！

豊島区の新庁舎が完成し、そのお披露目がありました。新庁舎は樹木をイメージしたそうで、なるほど、ガラスと木をお洒落に使い、小川が流れる屋上庭園があったり、博物館や美術館なども併設されたり、なかなかに、やるな・・という印象。でも特筆すべきは、その外観よりも、区保有の小学校跡地を活用し、タワーマンションを併設することで、新たな財政負担なしで建設した・・ってことでしょうか。今後、年月を重ねて行くうえで、売却したマンションが古くなったらどうするのか・・等々きっと、課題は多々あるのでしょうが、新規の庁舎建設手法として、見守りたいものです。それはともかく、気に入らない点と気に入った点を1点ずつ。気に入らないのは、またまた新規のユルキャラ紹介がされたってこと。もうすでに、豊島区でも、3種も4種もあるのに・・。なんだか、日本各地、猫も杓子もユルキャラ作って、どうするのよ・・って印象ありませんあまりに発想が画一的。もっと、スマートで斬新なこと、考えればいいのに。気に入ったのは、落成式のお土産に配られた湯呑。なんと、庁舎建設地の土を使い、豊島区ゆかりのソメイヨシノの木灰を使って、陶芸家の渡辺節夫氏が焼かれたものだそうで。この辺の土で陶器が作れるのかという疑問はありますが、発想は、とてもいいいじゃないか・・と思いましたね。豊島区マークだの、「落成記念」だの、余計なものをなんか彫り込まずに、シンプルに焼いたのもグッドで。このセンスで今後の区政も進めてほしい・・と願うばかりです。

2015.03.24

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佳子様のスーツは「シャネル風」で「シャネル」ではないそうで。

秋篠宮家の佳子さまのスーツについて、騒動があったらしい。岡山を訪問した際に、着ていらしたスーツを、女性セブンが、「シャネル風」と報じたところ、一部のテレビや週刊誌が「シャネルのスーツ」だと引用し、ここからは想像ですけれど、「若いくせに」「税金で暮らしているくせに」シャネルだなんて、贅沢も甚だしい・・という意見が沸き上がったのだろう。皇室の方々って、ほんと、大変だろうと思う。お立場上、安っぽい恰好はできないけれど、いわゆる高級ブランドものを身に着けると、非難される。どの辺ならいいのよ・・って開き直りたくもなるのじゃなかろうか。確かに20歳の子がシャネル着ていたら、そりゃあ、反感を買うに決まっていて、当然、その辺は、佳子さまも秋篠宮家も十分分かってらっしゃるから、傍があれこれ、詮索する必要などないのだ。それより、ろくに裏も取らずに「シャネル」だと報道してしまう、今のメディアのレベルが大問題で。若干二十歳の内親王がシャネルを着ている・・となると、その波紋が広がるのは明らかなのだから、そんなことは、きちんと取材してから報道しろよ・・と思いますよね。はた迷惑もいいとこ。ネットのニュース読んでいても、テレビの番組見て、それをそのまま記事にしていることが、とても増えていることを感じる。エンタメニュースばかりが増えている・・という印象も、日々、ひたひた感じている。昨日の昼、テレビ朝日の報道番組見ていたら、最後の15分は、ただの「番組宣伝」だった。さらに言わせてもらえば、昨年末の衆院選の時に、出身大学を正しく卒業したかどうかの、証明書を出せ、と数人の記者氏に言われた。「そんなもの、ないですよ」と答えたら、不満そうに、「ちゃんとした候補者は、用意している」的なことを言われてしまった。ウラを取るのは、あんたらの仕事だろうがどうも、記者さんのレベル・・落ちてませんかね。文章も、何が言いたいのか分からん記事が多いし。報道の自由を主張する前に、まずは、きちんと取材して、正しい記事書いてね・・って私がいまさらいうことでもないですけどね。

2015.03.23

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まだやっている・・NHK会長のハイヤー代問題

民主党は、なにがなんでも、NHK籾井会長を引きずり下ろしたいらしい。ハイヤー代立て替え問題・・まだやっている。参院の予算委員会で、民主党の大塚耕平参院議員は、籾井会長が私用で使ったハイヤー代金をＮＨＫに請求した問題で虚偽答弁があったとして、籾井氏への辞任勧告を求めたそうだ。衆院総務委員会でも民主党はハイヤー問題を取り上げ、福田昭夫議員が「辞めてもらうほかない」と要求し、籾井会長は「疑念を持たせて申し訳ない」と陳謝したのだとか。たかが5万そこらのハイヤー代でしょ。どう考えたって、NHKの会長が辞任するだのしないだの・・を論じる次元じゃない。民主党は、そういう攻撃が国民の喝さいを浴びるとでも、思っているのかしらん。国民は、「もっと、論議すべき重要な案件が、たくさんあるでしょ」とうんざりしていると思いますけどね。その辺を、感じ取れなくなっているのですかねとなると、相当に重症でありましょう。2年前、よくぞ政権を取っていた・・って改めて思ってしまう。それはともかく、籾井会長も、自分の車運転して、ゴルフ行こうとは思わなかったのですかねきっといい車をお持ちでしょうに。おそらく、ゴルフ終えて、引き上げるまで、ハイヤーを待たせていたのだと思うのですが、5万円という額もさることながら、(払う余裕も気持ちもないですが・・）自分が遊んでいる最中、誰かを駐車場で延々待たせている・・ということを想像したら、私なんか、気になってゴルフ楽しめませんよ。車の運転も、いい気晴らしになりますしね。自分のことは自分でやる・・ということを身に着けておけば、国会で責められる羽目にも陥らなかったでしょうに。人間、あまり「おえらく」ならない方が、賢明かも。なあんてことも、つらつら考えたのでありました。

2015.03.21

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次世代の党を応援する大集会

18日の昨夕、憲政記念会館にて「次世代の党を応援する大集会」が開催されました。この集まりは、「次世代の党の再起なくして日本の再生はない」と、加瀬英明、百田尚樹、川添恵子、山際澄夫氏等々の有識者を始め、新聞によると500名もの方々が、日本各地から集まってくださったもの。力強い応援スピーチや櫻井よしこさん、梶山秀三郎さん他の熱いメッセージをいただき、心温まるありがたい会でありました。12月の衆院選で、大敗した次世代の党でありますが、あの大敗を契機に、より党として、仲間としての絆が深まったような気がします。この会は、「次世代の党を応援しよう」という若い支援者たちが、大御所に働きかけ、実現となったのだそうですよ。沖縄からの支援者は、「沖縄では今、保守の人が増えています、次世代の党が沖縄にないのが、なによりも悔しい」とも話してらっしぃました。昨年8月初めに次世代の党が出来上がり、なんとなく、ご縁があってサマーセミナーに参加し、党の議員先生方の人となりに接し、政治塾の仲間達の志に触れ、もちろん信条は同じと確信してではありますが、ふと気が付いたら衆院選に出馬するまで深く入り込んでしまった私。でも改めて、その道のりは間違っていなかったと思いましたね。なんとか地方選で、昇り方向へ向けないと・・。一人でも多くの方に理解していただくよう、頑張らないといけません。それにしても政治の世界って、力と数で動くところがあって。今朝も某地下鉄駅入り口で、朝のご挨拶をさせていただいていたのですが、あとから何人ものお仲間従え、乗り込んできた某党若手新人が、遠慮の欠けらもなく大音量＋大規模に、私の目の前で街宣するのに、私ゃ、かなり押され気味。そりゃあ、１人対6人じゃあ、勢い的に敵いません。「あなたも、マイク持って演説しなくちゃ」と言ってくださる人もいましたが、この狭い所で、両方が音量上げてガンガンやったら、そりゃあ、通る人にもご近所にも迷惑だろう・・とつい思ってしまう私って・・ダメですかね。まあともかく。確実に応援・支援してくださる方々がいる。次世代の党が頑張らないと日本は危うい・・そう確信してくださる方々がいる。その自信を糧に、これからも頑張ろう・・なんて、殊勝なことを、考えたのでありました。☆写真は、大応援演説をしてくださった百田尚樹さん。「NHKの経営委員を辞めて、晴れ晴れした」と言ってらっしゃいました。

2015.03.19

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NHK会長の1回のハイヤー代のことで、どうしてこんな大騒ぎ？

とにかく、世間は、NHK籾井会長が気に入らないらしい。籾井会長が、また叩かれている。今年1月2日の私的なゴルフの際のハイヤー代を、NHKが負担したかどうかに関して、参院予算委員会で延々、やり取りしている。民主党の小川敏夫議員なんか「国会を馬鹿にする気か！」とまで凄んでいる・・。ニュース番組でも「私的な支払いを受信料で払おうなんて、あってはいけないこと」などと、鬼の首を取ったように籾井会長を責めている。1月2日という正月休みのゴルフだから、ハイヤー頼まんと困るだろう、と会長は思ったのだろう。で、秘書さんに「手配しておいて」と頼んだ。優秀な秘書さんは、間違っても粗相のないように、NHKと取引あるハイヤー会社に、会長のハイヤー手配を伝えたのだろう。そういうルートで頼めば、当然、請求はNHKの経理に行くはずで、しかし経理としても、会長に「払ってください」とは言いにくかったに違いない。NHKに限らず、他放送局も、タクシーの使用規範なんてズルズルで、若手スタッフですら、使い放題・・というのが現実だろうと思う。「あってはならないこと」「NHK会長のやっていることは犯罪です」と批判しているコメンテイターも、議員さんも、テレビ出演する往復のタクシー代はもちろん、その後、スタッフと行く飲み会のタクシー代だって、局から払ってもらっているに違いないのだ。私は籾井会長に対して、好きとか嫌いとか、一切思いはないけれど、そういう世界がある一方で、NHK会長一人をここぞと責めたてるのは私からみれば、こっけい極まりない。個人的に言わせてもらえば、夫が大使や総領事だった頃、私的車の使用には、ものすごく注意を払ったものだ。私的な時は必ず私用車、公用の後、私的な会合に流れる時も、わざわざ私用車に乗り換えたりもした。それだけ気を使って、公私を分けてきた立場だけれど、それでも、国会の貴重な時間を、延々、たかが1回のハイヤー代のことで無駄に使っている議員さんや、テレビでエラソーに発言している方々に言いたいですよ。「だって、みなさんも、やっているしょうが」「もっと、大きな問題があるでしょうが」・・って。舛添都知事が、昨年１年間に海外出張した経費総額が、ロンドンやソウルなど計6回分で、約1億5618万円だったそうだ。五輪施設などを視察したロンドン、ベルリン出張なんぞ、5泊7日、参加者20人で約6976万円だったとか。その20人の中には、下っ端スタッフだって含まれているだろうに、たった1週間で7000万円近く、一人当たり350万円も使うなんて、いったい、どんな大名旅行をしているのだ・・と思う。またまた、自分らのことを言わせてもらえば、外務省では今や、大使の赴任・帰任の際でも、格安ビジネスクラスの席しか乗れない。国の代表者として天皇陛下の信任をいただき、赴任、あるいは帰任するという、相手国にしっかり見られていて、多少はかっこつけなくちゃならない場合でも、「一番安い格安ビジネスのチケットでなくてはいけない」と言われる。アルジェリア大使として帰任する際の、アルジェ→パリ間なんか、エコノミークラスだったものだ。幸い、見送りに来てくださった各国大使達に、エコノミーの席に座るところまでみられなかったからよかったものの、なんとも情けない話で。一国の代表である大使ですら、そんな状況な時代に、都知事ご一行の海外視察で、1週間に7000万円使うって・・。世間は、そういうことは、あまり責めたてていないようだけれど、少なくとも、NHK会長のハイヤー代より、問題視していいんじゃないと私は、世間の目線の「相手次第」のところに、なんとも、モヤモヤとした不満を感じているわけですよ。

2015.03.17

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郵便局に要望したいこと

大分前のことですが、数年ぶりで日本に帰国して、手紙を出そうと郵便局へ行き、「あの～、今、はがき出すとき、切手はいくらなんでしょう」と聞いて、怪訝な顔をされたことがあります。かつて切手代って、ほんと長いこと、変わらなかったですもんね。先日、リオデジャネイロ在住の友人が日本に休暇帰国して、「今、手紙出すのに82円も掛かるの」とびっくりしていましたっけ。とにかく、世の中、なんだか目まぐるしく、郵便の世界ですら、いろいろ付いていけなくなっている・・。先日も、封書を出すのに、50gはないから大丈夫だろう・・と全て82円のつもりで窓口行きましたら、「いえいえ、25gまでが82円、50gまでは92円」と教えられ、窓口で、全部量り直しの大騒ぎでありました。25g以上と以下の差って、ビミョーで、薄い葉書一枚の差で、突然92円の枠になっちゃうんですよね～。フツー、家に、郵便物量る秤なんて置いていないから、期待を込めた目測で、切手貼ってしまって、せっかく送った手紙が、わずか10円足りないだけで、戻ってきたりしてしまう。なんか、もうちょっとその辺、分かりやすくならんものかと思うわけですよ。さらに不満は、差の10円切手というのが、なかなかその辺で売っていない。世の中、郵便局って、案外、そこらになく、コンビニ行っても、82円や52円や2円切手は置いてあるのに、「10円切手はないですね～」と言われるし、駅のキオスク覗いても「今はキオスクで切手は扱っていないんですよ」と言われてしまう・・。日本郵便も、厳しい流通業界の中で、随分とサービスがよくなったようですが、そういうところ、まだまだ、というか・・。コンビニやATM機や、ドラッグストア並みに、郵便業務窓口、増やすべきじゃないですかね。それと、ポスト。案外とこれもなかなかない。駅前には必ずある・・という風にできないんですかね。あるいはコンビニで、郵便物も、預かるようにできないものかといろいろ、不満があるわけでして・・。郵便局の可能性・・って実はもっと深いのではないでしょうか。使いやすい郵便局目指して、もう少し工夫して欲しい・・と思っている人は、世の中、多いのではないか・・と期待を込めておもうわけです。

2015.03.16

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元総理の肩書きは、消せないですからね～。

我が友人に「カミタニを優秀とは思わんが、ひとつだけ評価するところがある。自分が知っている限り、十数年も前から、鳩山由紀夫が変だと見破っていた、たった一人の人間だ」と褒めてくれる人がいます。その頃、鳩山さんは民主党党首で、世間は民主党を期待の党と見ていた時で、でも私は「なんか、鳩山さんの言っていること、へん」とたびたび、不審に思っていたんですね。で、ついうっかり、国会議員先生たち同席の食事会で、「最近の鳩山さんのスピーチ、おかしくないですか」と漏らしてしまい、場がシラーッとなって、周囲が慌てたのでありました。どうも、怒った先生方がいらしたらしい・・。その後、いろいろあって、鳩山さんはメディアの大絶賛の中で総理になり、その後、あっという間に、問題児とみなされ、今再び、鳩山元首相はクリミアを訪問し、ロシアサイドの発言をすることで、物議をもたらしています。一介の名もなき庶民であれば、クリミア行こうが、なにを言おうが、「言論の自由」「渡航の自由」なのでしょうが、こと、元総理と肩書きが付くとどう相手国に利用されるか知れず、そりゃあ、気を付けてもらわないと困るし、政府も世間も、神経質になりますよね。悪いことにお金持ちなものだから、ほいほい、どこへでも行けちゃうし。困った議員さんや困った大臣であれば、罷免すればいいわけだけれど、「元総理」という肩書きは、生涯、剥奪できないわけで、ほんと、「その時の政界の事情」で安易に総理を決めないで欲しいです。民主党の枝野幹事長は「一切関知するものではない」と知らん顔を決め込むようだし、メディアも、今や、さんざん悪口言っていますが、鳩山総理を拍手喝采で実現させたのは、アンタらなわけで、その辺の責任は、しっかり自覚してもらいたい・・でありますよね。

2015.03.13

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東京大空襲と東日本大震災と・・。

今日、3月11日は、日本人にとって忘れてはいけない日だ。あの大震災から4年も経ったのに、まだ多くの人が元の生活に戻れない状態だそうだ。なのに震災の記憶はジワジワと風化に向かいつつあるようで、そこは、しっかり我がこととして、手助けしていかなくてはいけないのだろうと思う。他方、昨日10日は、東京大空襲があった日である。一晩で約10万人の命が奪われたあの日から、70年を迎えた。女性も子供もお年寄りも、一介の市民が無差別で徹底的に砲撃されたのに、日本人はその無差別殺戮に対して、抗議も損害賠償請求もしないまま、ただ静かに「戦争を起こしてしまった」自分らの、反省ばかりしている。日本人って、なんと人がいいのだろう・・。ドイツのメルケル首相が来日し、ナチスによる犯罪行為への反省に触れつつ、日本に慰安婦問題の解決を促したそうである。ユダヤ人をすべて抹殺しようとしたホロコーストと、相当に歪曲されて伝えられている慰安婦問題と、同一視されても困るが、中国も韓国も「素直に謝ったドイツを見習え」と言ってくる。ドイツって、強かというか、戦争責任をすべて、ヒトラーとナチスのせいにしちゃったんですよね。あんなひどいヤツラをのさばらせてしまって、すみませんでした・・と。でも、そのヒトラーを熱狂的に支持し台頭させたのは、ほかならぬドイツ人でしょうが。他方、日本人は、A級戦犯に戦争の罪を全部押し付けることができない・・。東京裁判の不条理も知っているし、彼らの苦渋も分かる。そうやって罪を突き詰めて行けば、天皇に災禍が及ぶかもしれない。アイツが悪い・・と一部の人にせいにして、「私らも、みんな被害者よねぇ」とシャラとした顔を巣つことができない。でもそうやって、一部の人に罪を押しつけて、あとは知らん顔できない日本人って、やっぱり、人が良すぎる、ということではないでしょうかね。まあ、そこが、私は誇りだし、好きなんですけどね。それはともかく。戦争や災害の歴史を、正しくきちんと逃げずに、次世代の子たちに伝えて行く。それは、我々のやるべきこと・・なのでありましょう。「正しく」というのが、なかなかに難しいところでありますが・・。

2015.03.11

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小向美奈子保釈が、ニュース速報？

テレビ朝日の昼のワイドショーを見ていましたら、ロシアの野党の大物の暗殺事件の、お堅い解説の途中で、「速報が入りました」と断りがあって、「大事故かしら」「政治家の辞任かしら」と構えたら、なんとまあ、小向美奈子・保釈のニュースが、生中継で流されたのでありました。おいおい、なんなんだ、これはその手の世界では、有名な人なのかもしれないけれど、その辺の胸の大きいオネーチャンが、何度も覚せい剤を所持し、逮捕され、今回もようやく200万円の保釈金収めて保釈された・・というのが、橋本大二郎司会の、ややお堅いニュース番組ですら、速報で中継される・・って、どうなっているのと思うじゃないですか。日本のマスコミは、ニュースの重要性すら、分からなくなっているんだろか・・って。ところが、ふと、Facebookのコメントみて、驚いたのですが、こうやって注目を浴びて、ビデオやら写真集やらの売り上げを伸ばしている、これはまさに、覚せい剤商法だ・・というのですね。なるほど。確かに、彼女、黒いコート姿にメガネかけて、いかにもお堅い風ではあったけれど、お辞儀した時に胸の谷間がくっきりみえたし、挑発的なやたら短いミニスカートでありました。なるほどなるほど、ってことは、そういうことすべて計算づくで、保釈会見、やったのかしらんってことは、テレビが「速報です」と流すのも、グルなんでしょうかそう考えたら、ますます訳が分からなくなってしまった。どこかの記事によると、高橋ジョージVS三船美佳離婚裁判も、高橋ジョージが、一人、裁判所から出てくるところを、芸能レポーターが囲む・・というシナリオだったのが、うっかり車で乗り付けてしまって、なんと、もう一度、出てくるところからやり直ししたんだと。芸能人の離婚裁判なんて、そもそもどーでもよくって、わざわざ放送してもらう必要もないし、見たくもないのだけれど、こういうシーンに「価値あり」「売れる」と判断して、大の大人が、あれこれ動き回る、そういう現実があるんですねぇ。ってことは、50も過ぎたオッサンが、離婚裁判中の妻のことを、テレビカメラ向かって「今でも最高に愛していますよ」と言ったのも、計算づくなんでありましょうかね。そうやって考えて行くと、私なんか、とても付いて行けないというか、芸能界って、恐ろしい世界でありますよね～。

2015.03.09

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路チューを報道されてしまったら、どう対処するか？

中川郁子農林水産政務官の、路上キスが週刊誌で報道されたそうですね。週刊誌のカメラマンが、たまたまそういう場面に遭遇した・・なんてことがあるとは思えないから、大分、噂にもなっていて、ずっと張られていたのでしょう。あまりに脇が甘かった・・。56歳にもなって、そういうチャンスと情熱があるって、しかもお相手は年下の国会議員だなんて、ある意味、あっぱれでありますが、亡き夫・中川昭一氏の志を継ぐ健気な妻・・という立場で当選した人としては、かなりまずい事態ではあります。また、その日がたまたま、農水大臣が辞任された日だったそうで、「なにを、やっているんだ」と言われても、しょうがない。おまけに「あまりに定型通りの」入院をされたようで、それでほとぼりが冷めればいいのでしょうが、そう行きますかね少なくとも、「逃げた」のイメージしかなく、政治家としての対処の仕方としては、失敗なんじゃないでしょうか。じゃあ、こういう場合、どうしたらいいのだろう・・とつまらんことを、考えました。写真が出てしまった以上、ごまかしはできないし。もうひたすら「みっともないことで、申し訳ありません」ときっぱり言って、あとはなにを聞かれても、それ以上は言わない。ひたすら「みっともない限りで、申し訳ありません」ときっぱり、はっきり力強く堂々と言う・・が一番いい方法じゃないかしらん。ま、私が考える必要もないことでありますが・・。それにしても、一応、独身である中川政務官がいろいろ言われ、お相手の門議員は、妻帯者でありながら、あまり話題にならないってのは、中川郁子さんを話題にする方が面白いからでしょうかそれとも、政務官という、より重要ポストだからでしょうか家庭内的には、お相手の方の方が、修羅場になっているのでしょうけどね。

2015.03.07

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大塚家具が進む道・・。

大塚家具の内紛がワイドショーのかっこうのネタになっている。いくらジャスダック上場企業だろうと、たかが一家具会社の内紛が、どうして世間にこうも、漏れてしまったんでしょ。まあ、わずかな期間に、社長のポストが行ったり来たりしているのだから、「おいおい、どうなっているの」と思われるのは当然でしょうけどね。父である会長は、自分が築いてきた経営方法に誇りを持っているのでしょう。だから、溺愛の娘とはいえ、それをあっさり方向転換する新社長に我慢がならない。長女の久美子社長は、このままだと衰退の一途だ・・と危機感をもっている。だから父のやり方を大きく変えてでも、新機軸を築こうとするのでしょう。よその会社の内紛、経営方針に私が口出す必要もないのだけれど、大塚家具って、もうひとつ、敷居が高くて入りにくいんですね。それは会長が作って来たという「会員制」システムゆえで、チラと家具を見たいな・・と思っても、社員にいちいち「なにをお求めですか」と、館管内中、付いて回られたら、たまったものじゃない。ましてや、見て回るのに「まずは会員になれ」といわれたって、じゃあ、結構ですよ・・となるに決まっていますよね。昔は、結婚が決まって、親が娘つれて、まとめてバンと揃える・・という風習だったかもですが、もうそうではないでしょ。今は、日頃、あれこれ目を肥やしておいて、本当に気に入ったものを、考えに考えて購入する・・という人が多いのではないですかね。イケヤや無印や、ニトリ（行ったことないが）は、収納家具ならいいけれど、やっぱり長く使うテーブルやソファーは、もう少しいいものにしたい。といって、デパートの家具売り場に並ぶ、高級輸入家具は、あまりにお高くて、手が届かない。そういうとき、大塚家具へ・・となるのだと思うのだけれど、そこが敷居が高いと・・ねぇ。これまで、もったいないやり方をしていた、と思うし、久美子社長の方針は、間違っていないと、私は思いますよ。我々クラスが、ちょいと背伸びして買えるおしゃれで適正価格の家具。気楽に寄ることができて、見て回るだけでも、楽しい家具屋・・そんな方向を目指して欲しいです。でも、長年、社長に仕えてきた古手の社員にとっても、自分たちがやって来たことを否定されるようで、面白くないのかもしれない。しかし父はすでに71歳のお年なのだから、もう少し、後継者を見守ってあげればいいのにね。ま、所詮、余計なお世話でありますが・・。ところで、いつも気になっているんですが、いまだ、ソファの前に低いテーブル置いて、食事は、ソファとテーブルの間にペタンと座ってする・・というスタイルの家が多いみたいだけれど。家具がもったいないよね～。姿勢も悪くなるし。高級家具、目指すより、まずはそこ、なんとか直そうよ・・でありますかね。

2015.03.04

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ネットの発達で、人は深く考えなくなっていません？

川崎の、13歳・遼太君殺害事件で、犯人とみられる少年や、その家族、仲間たちの写真がネット中に広まっていることが問題だ・・と指摘されています。まあ確かに、まずいだろうことはよく分かるけれど、これだけ残虐な事件を起こした、その当人がどんなヤツか、どういう家族で、どんな家庭環境で育ったか・・というのは、万民の大きな関心であるから、このネット社会の今、抑えようがないのだろうとも思う。この「なんでも曝されてしまう」という問題もさることながら、私が気になるのは、Facebookや、Twitter内のやりとりの「言葉足らず」の点。私はやっていないので分からないけれど、Lineも、きっとそうなんだろう。簡単にやりとりができる分、人は、熟考もせずに文章を公にしてしまう。Facebookでの議論なんかみても、双方、言葉がかみ合わないまま、果てしなく、分かりあいから遠い方へ向かっているような場面が多いし。Facebookのツールなんかも、あまりにいいかげんで、例えば「風邪で熱があって苦しい」と打ったコメントに、「いいね」がたくさん集まったりしている。「父の葬式に出てきました」にも「いいね」が集まっていましたよ。「いいね」をクリックする人は、「頑張れ」とか「大変だったね」の意味合いで、クリックしているのだろうけれど、傍から見たら、とても変でしょ。その変なやりとりが、フツーに展開している世界。政治家がTwitterで失敗するのも、熟考して発信していないからですよ。「なんとなく、人々の共感を得たい」「なんとなく、かっこいいことを言ってみたい」というなんとも、浅い気分で、事態をろくに調べもせず発信するからそういうことになるわけですね。便利なツールが、人々を「よく考えないまま発信」する習慣に誘導している。他方、世の中、熟考した意見を発表する場がなくなっているんですね。時間をかけてじっくり考えた論文は、大抵、「それじゃあ、売れません」と出版してもらえない。反面、人気評論家の本は、実にいい加減な内容のまま、出版されている・・。自分の本が売れないから、僻んでいる・・と取られてもしかたないけれど、大量に本を出している先生方の本読んで、あるいは、ベストセラー買って、感動したことなんて、あります大抵の場合、内容スカスカの寄せ集め文章ですよ。私は、どれだけ、あほらしくなって、途中で捨てたことか。本が売れなくなっているのは、「売れるから」だけでスカスカ本を、出版かいが出し続けているからですよ。世の中、上滑りの議論と意見ばかりが横行するようになっているのじゃないですかね。テレビのワイドショーのコメンテイターのコメントだって、思いつきの、ひどいものばかりじゃないですか。初めて報道にアンカー制度を導入した時、キャスターと言われる立場の人は、その責任の重さに、胃が痛くなったのじゃないかと想像しますけれど、今じゃあ、「面白ければいい」「番組の主旨にあっていればいい」の、実に安易なコメントが、まかり通っている。便利になって・・人は熟考を忘れて行く。そんな危惧を覚えているんですけれどね、最近。

2015.03.02

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