ソーセージやハムに発がん性?
どうも最近、国連はろくな発表をしない傾向がある・・。日本の女子高生の30%近くが援助交際している、と発表したと聞いて、何じゃ、それは・・と悪意を感じていたものですが。今度は、WHOの専門組織が、ソーセージやハムなどの加工肉が大腸がんの原因となる、赤身肉も「おそらく」がんを引き起こすと、発表したそうです。それを機に、消費者は一斉にソーセージの購入を控えたらしい。けさのワイドショーで、ソーセージ屋のマスターが、「売り上げが三分の一になってしまった」とぼやいていましたっけ。我が家のテイシュも、すぐにそういう発表に影響されるタイプなんですが、早速、「ソーセージは止めよう、なに、夕飯は鶏 鶏なら大丈夫だろうか赤身肉は控えよう」と騒いでいましたよ。困ったもので。そのソーセージ屋のオジサンが、「加工肉の何がいけないか、それを公表してくれないと対処しようがない」とグチっていましたが、ホント、その通りで、こんな中途半端な報告は止めて欲しいですよね。おそらく、発がん性物質は、加工や保存の際に使う酸化防止剤とか塩とか、そういう添加物なんでしょうし、実際、私も安手のウィンナー食べるときに、「何が入っているやら、なんか、心配」と気になっているんですが、しかし、古来から食べ継いでいるハムやソーセージを上げるなら、それ以前にスナック菓子やら、インスタントラーメンやら、もっとガンのリスクありそうな食品なんて、い~っぱいあるでしょうに。オーストラリアの農相が「たばこと比較するべきではないし、ソーセージを1本食べたら大腸がんで死ぬなどと過剰反応してはならない。がんと少しでも関係のある何もかもを避けたければ、外を歩くな、シドニーの街路に出るな、ということになる。人生においてできることは結局、ほとんどなくなるだろう」とラジオで反論したそうですが、正にその通りでありますよね。今朝のテレビでも、「ハムやソーセージを毎日50gずつ食べ続けると、ガンのリスクが18%上がる、ということは、日本人の大腸がん率が1万人に対し9,4人のところ、11人ぐらいになる・・という計算になる。毎日毎日食べ続けて、1万人に1人、ガンになる人が増える、というのは、そう心配する数字でない」と解説していましたっけ。ま、そういうことですよね。とは思うものの、国際機関がわざわざ発表した、というのは、なんとも消費者としては気になるもので、私も、「そろそろ、買っておいた生ウィンナーとキャベツの煮込みでも作ろうか」と舌なめずりしていたんですが、(生ウィンナーって、なかなか売っていないですが、美味しいんです)なんだか作りにくくなってしまった・・。国連も、ホント、罪なことをするものですよ。