門松の定義って?
我が家も門松を飾ろうか・・と言う話になりました。なるほど、これまでは公務員住宅とかマンションとかしか住んだことがなく、門松を飾ろう、なんて考えたこともなかったのですが、そういえば今や我が家も一軒家。門松・・飾ろうじゃないの、と。思いついたのが29日。で、最初の疑問が、「門松って、どこで買うの」植木屋さんだろうか 花屋さん頭に浮かぶのは、あの竹やしめ縄や、諸々まとめたりっぱな門松ですしね。そう、こんなの。「今更、手遅れじゃない」「いや、スーパーでも売っている」となって、近所のスーパーで聞きましたら、「もう、売り切れです」と。そんなりっぱな門松が並んでいた記憶がない、と思ったら、スーパーで言う「門松」って、松の枝にちょこっと飾りをつけたいわゆる「簡易門松」だったんですね。なるほど、そういえば、そんな簡単なものでもいいのかもしれない。記憶をたどるに、簡単な松だけの門松を飾っていた家もたくさんあった。しかし、「門松」の定義って、なんなんだろ松があればいいのだろうかでも、門松のイメージって、むしろ立派な竹じゃないですか。何が付いていれば「門松」として成り立つのでありましょう翌日、30日。近所を歩いたら、一斉に沸いたように、玄関前に、簡単な飾りを引っ掛けた、ささやかな松が飾られていました。我が家の周辺は、庶民的な古い家が多い所でありまして、即ち、高齢者が多く暮らしている界隈なんですが、やっぱり「門松」を飾る習慣は、しっかり残っていたんですね。りっぱな門松は見当たらないけれど、ああ、こんなんでいいんだ・・と我が家も真似たのがこれ。左右で1000円ちょっとの出費です。たまたま飾ったのが昨日30日でしたが、29日は、「苦松」といって31日は「一夜飾り」だから神をおろそかにするということで、どちらの日も、飾るのは避けるのだそうですよ。たまたま30日に飾ったんですが、ギリギリセーフのバッチシ正解だったわけで。これで我が家にも「歳神」さまが、迷わず来てくださることでしょう。ついでに、というわけではないですが、鏡餅も、「古式ゆかしく」になるたけ近く、飾らせていただきました。あの、スーパーで売っている、鏡餅型プラスチックに入っている、上のダイダイまでプラスチックの鏡餅なんか、絶対、飾りたくないですしね。古い商店街を探したら、さすがに古い町並みだけあって、ちゃんとお餅の鏡餅を売っているお店がありました。パン屋さんでしたけど。おもわず「こういうの売ってくださって、助かります」とお礼言っちゃいましたよ。昔ながらのお正月が、やりにくい時代になってます。ところで、門松って、お正月過ぎたら、やっぱり神社に持って行くのがいいのだそうですね。生ごみとして捨てるのは、あまりよろしくないらしい。まあ、そうでしょうが・・。神様に振り向いてもらうには、後片付けも大変です。と、これで2015年のブログ終了。来年は、来年こそは、いい年でありますよう