通信基地局は日本の企業が請け負うべきでは?
ここにきて、ようやく中国の野望というのか、何をやろうとしているかが、見えて来た感がありますね。いやいや、分かっている人はとっくに分かっていたのでしょうが。 アメリカがHuaweiの排除を進めている、というニュースでTVでは、Huaweiがいかに進んだ民間の会社であるか、アメリカは覇権を中国に奪われそうだから焦っている‥的な調子で報道していますが、これって、CMの関係とかあって、中国側あるいはHuawei関係が後ろで動ているのだろうか Huaweiの端末に情報漏洩の仕組みが組み込まれているという話も怖いですけれど、もっと怖いのが、通信基地局にHuaweiやZTEといった中国系を採用している、ということであるわけです。特にこれから5G時代に突入して、ますます生活全般が通信機器に影響されるようになる。今や通信は、水道や電気と同列のインフラですからね。 通信基地局を握るものが、国を全体を支配することになる。水道の民営化も心配ですが、通信も大問題です。今のうちになんとか防御しておかないと大変なことになる。我ながら無知でしたが、その重要なインフラである通信を握る基地局の、45%を富士通やNECが請け負ってはいるものの、残りの33,5%は、NokiaやEricssonの北欧系、21%がサムスンやHuawei,ZTEのアジア系・・という現実(2016年)。 全部が日本の企業じゃないんかい・・じゃないですか。重要なインフラなのに、外国企業に任せておいてどうするじゃないですか。これからスマホ決済の時代になる、みたいに言いながら、こんな現実でどうするんでしょうかね。 幸い、今回の騒動で国内大手携帯電話3社、NTT docomo・KDDI・SoftBankが、基地局などの通信設備からHuaweiとZTEを除外する方針を固めたそうですから、ギリギリセーフということなのでしょうか。遅すぎる気もしなくはないけど。 世界で何が起こっても、国内のインフラは安全。そういう状態を確保しておかなくてはいけないでしょう。 もっと頑張ってよ、日本の企業でありますよね。基地局建設のような作業は、日本の企業が最も得意とすることではなかったの政府もさらに深刻視して欲しいし、メディアはそれこそ誰に動かされているのか分からないけれど、我が身にすら関わる事ですから、もっと危機感を持って欲しい。Paypayで得したと浮かれている場合じゃないと思うけどネ。