G20成功の裏で庶民はた~いへん。
G20がおおむね成功で無事終了したようですね。 ホスト国としては、なによりでありました。 それにしても、ああいう所に出て来る方々は、いかに我が身をアピールするか、 そればかり考えているのでしょうね。 シンドイことです。 実はまさにその3日間、私は大阪・京都に行ってまして、 もちろんG20に絡んではいないのですが、G20の影響をもろに受けたのでした。 なにしろ「安全対策のためご協力ください」と京都の日本海側の 鄙びた駅ですら、ゴミ箱撤去している。 こんな田舎のゴミ箱に爆弾仕掛けようなんて思い付くテロリストがいるか・・ と思うわけですが、とにかく、ゴミ箱は全部撤去。 京都駅では全てのコインロッカーが閉鎖されて、荷物を預けられない。 ゴミ場にはもちろん蓋にシールが貼られて、使えない。 その一方で近鉄はフツーにゴミ箱はそのままなんですね。 京都のすぐ近くの駅でも、なんにもしていない。 この一貫性の無さって、訳が分かんないし、テロを企むなら、 ゴミ箱以外にいくらでも方法を考えるだろうし。 こういうことをやる意味ってどれだけあるんかね・・とは思いましたね。 タクシーに乗ると京都も大阪郊外の住宅街も大渋滞。 タクシーの運転手さんが嘆いていましたっけ。 高速道路が全て閉鎖になったためだろうけど・・って。 で、帰りの新幹線内も、ゴミ箱にはベターとシールが貼られて、 「ゴミはお持ち帰りください」とのこと。 東京駅に着いたら、駅員のオニーサンが大きなゴミ袋抱えてゴミ取集してましたけど。 まあ、庶民も大変です。 しかし・・たった3日のイベントでこれだけしわ寄せがくるとなると、 オリンピックの時はどうなるんだろう・・と本気で心配になりました。期間も長いしね。 オリンピック・パラリンピックでひたすら我慢の暑い夏になるんでしょうか。 今更無理なんでしょうけれど、もう少し対策は合理的に考えた方がいいのではないかもちろん、安全対策は大事ですよ。でも、 なあんか、「何かがあったら責任取りたくない」的な発想でやってないで、そのしわ寄せは全て我々庶民に来る。 そんな気がするんですけどね。