東京都のコロナ検査率、少なすぎでしょ。
新型コロナウィルスの感染が世界中で広まっていて、 イタリアの惨状は収まる様子もなく、アメリカでは渡航禁止、 NY州では感染者が激増し、22日から全従業員の出勤禁止となるという。 そんな中で、中国は「ウィルスは終息できた」「武漢での発症者はゼロ」などと言い出し、 日本は自粛緩和に動き出している。 本当だろうか、あるいはこれでいいのだろうか 最近、妙に海外からの帰国者の感染が多いな、と気になっています。 ヨーロッパ、アメリカでの広がりを考えれば、それもあり得るわけですが、 それにしても、確率的にやたら多い。 それって、帰国者は優先的にPCR検査を受けているからではないか。 検査率が高いから、感染者数も増えて来る。 一方で東京都での感染者が138人(22日現在)になったという報道がありました。 これもまた、疑問がずっとあって、これだけの大都市で、 この少ない数字と言うのは、どうなんだろう 検査数を増やすと、軽度の感染者が殺到してイタリアのように医療崩壊を 招きかねない、だから検査数を押さえている、というもっともらしい理屈で 私達は納得させられていますが、それにしても・・とどうにも腑に落ちない。 東京都のサイトを見てみました。 3月22日現在で、感染者数138名。 PCR検査数(3月19日現在)の累計:1848人(チャーター便、クルーズ船関係を入れると3221人) 一方で受診相談窓口への相談者数の累計(3月19日現在):39075人 これまで4万人近くの都民が「コロナウィルスに感染しているのか、心配だから PCR検査を受けたい」と相談してきて、実際に検査を受けられたのがそのうちの4,7% 元気でどこもなんともない、という人で受診相談するのは、そうあるわけではない。 それなりに発熱していたり、体調悪化が続いていたりの症状があってのことだと思うんですね。 まじめな日本人ですから、大半の人が厚労省から出されている 「37,5℃以上の発熱が4日以上続き、咳が止まらない」などの チェック症状を確認しての受診相談なのだと推測するわけですが、 それでも検査までたどり着く人は4,7%。1200万人の大都市でこれだけコロナウィルスの心配があるなか、一日、100人ちょっとしか検査を受けていない 医療崩壊を避けるにしても、今の世界の広がりを考えるに、 やはりあまりに少なすぎ、不自然でしょう。 肺炎を起こしていないと検査してもらえない・・という話も聞こえてきます。 これはやはり、オリンピック開催までどうしても持って行きたい、 国や都の意図がある・・と勘繰られても仕方がない。 検査しない限り、陽性にはなり得ず、よって「感染者」にはならないわけですし。 でも、それって確実に、感染しているのにその認識がない人が増える、ということで。 その人達はフツーに歩き回るわけですよね。 で、確実に他の誰かが感染する。 日本は、かろうじて広がりを抑え込んでいる、と専門家とか、 政府・自治体関係者が発表していますが、本当にそうだろうか ある日突然、凄まじいことになっている、その可能性ってあるよね。 そうならなければ幸いですが、かなり疑っています。 ところで、相変わらずマスクは全く見当たらず、 消毒用アルコールどころか、今やハンドソープの棚も空っぽ。 ウェットティシュも買えなくなっている。 今後どうなるか分からない → 見つけた途端、即購入、多めに購入 → すぐに売れ切れ・・の悪循環。 手洗いなんて、フツーの石鹸で十分間に合うのに。 そういうことを考えようよ、と思うけどね。