マスクが生活に入り過ぎてしまっている・・。
買い物に行こうと、玄関口に立ったら、3歳になったばかりの孫に、「マシュク、忘れないでね」と言われてしまいました。 大丈夫、ちゃんと持って行くから、と答えたら、「マシュクしてないとお店の人が、困るから」ですって。夏に長瀞に行った時は、お子さんも出来ればマスクを・・とバスの運転手さんに言われて、でも、ガンと聞き入れなかった子が、いつの間にか、どこで覚えて来たんでしょ・・とびっくり。 「偉いねぇ。ちゃんと知っているんだね」と褒めたら、「だって、もうシャンサイ(3歳)だから」と。 「そうか、もう三歳なんだから、ウンチもちゃんとトイレで出来るようにならないとね」と言うと、悲しそうにうなだれて、「だって、まだ、シャンサイだもの」ですって。 しかし、三歳の子が「マスクをしなくちゃ」と真っ先に思う世の中って、やっぱりどう考えても異常です。 異常だけれど、なんだか生活に密着してしまった気配がある。 急激に感染者数が減少している今も「マスク着用で」とメディアはうるさく目を光らすし、メディアに言われなくたって、日本人の我々は、マスクなしで出歩こうなんて、思いもしなくなっていますよね。 一億総マスク生活を異様と思うよりも、マスクをしていないと、すでに落ち着かなくなる体質になっているのではないか・・。 化粧しなくても出歩けたり、ほうれい線が見えない分、若く見えたりもするし。冬に向かって、防寒の効果もあるし・・ってんで、マスクのメリットもないわけじゃないし。 TVで、感染症の先生が「マスクは、パンツと同じと考えてください。パンツを穿くのを忘れないように、マスクも忘れずに」なんて言ってましたが、もしかすると、この先ずっと、私達はマスクしたままの社会でいるのかもしれない・・と最近、心配になってきています。 やはり、どこかで「これは異常事態なんだ」と意識していないと。マスクなしの生活が再び戻ることを祈るばかりで。