所詮、弱肉強食の世界でしかないのですかね。
驚愕というか、呆れると言うか、民間人でも宇宙旅行に行き、子供でもパソコンを自由に使うようになった2022年の今でも、たった一人の胸三寸で、他国侵攻と戦争突入が可能だという・・。それに世界が右往左往するだけという現実。 古来、散々愚かな戦争を繰り返してきて、悲惨な歴史を作ってきたのに、人類と言うのは、歴史から何にも学んでいないんですね。ロシアがウクライナにいよいよ侵攻か、と世界は緊張に包まれています。明らかに国際法違反のメチャクチャな論理なのに、軍事力の差や、経済的力関係で、はっきりプーチンに向かって「あんたおかしいよ」と言えない世界ってなんなんでしょうね。しかもロシア内では、メディアがロシアの正当性を報じている。 結局、世界は弱肉強食、強いものの意思がまかり通ってしまう。 ロシアは強かに、時間を掛けて、精鋭の軍人を民間人としてウクライナに住まわせ、独立を支援する、という言い訳でウクライナ侵入のシナリオを組み立てているわけで、プーチンは今「思った以上いシナリオ通りだ」とほくそ笑んでいるに違いないのです。 今後、どうなるか、不安しかないですが、さらに不安なのは、今のウクライナ情勢を、じっと観察しているもう一つの「権力者の意思一つで国が動く」大国があるということ。ここもジワジワと時間をかけて他国の国土を買収し、いつの間にか大勢の自国民を侵入させ、一方で軍隊をどんどん強力化していっている。プーチンの思惑通り、事が運んだとしたら、「なるほど、そうか」といずれ必ず動き出しますよ。 ワイドショーでは、「それでは日本にどういう影響があるか」「小麦粉とガソリン代が上がる恐れが」と心配していましたが、呑気にそんな心配している場合ではないと思いますけどね。