国連・委員会の内政干渉には毅然と臨もう
国連の女性差別撤廃委員会が、日本の女性政策について、夫婦同姓を義務付ける民法の規定を見直し、選択的夫婦別姓を導入するよう勧告したとのこと。 また、皇室典範が男系男子に皇位継承を限る皇室典範の規定にも言及し、女性差別撤廃条約の理念と「相いれない」と指摘し、皇室典範の改正を勧告した・・そうです。 朝日、共同系は「同様の勧告は4回目」だと嬉々として報道し、今朝のテレビ朝日「モーニングショー」でも、「ほら見ろ」的に取り上げていましたね。 選択的夫婦別姓のことは、以前にも書いたのでここでは述べませんが、夫婦の姓は、法律上「夫婦で話し合って決める」であり、そもそも女性差別ではない。 世界には例えばイスラム圏の国など、女性には宗教の選択権がなかったり、結婚も他宗教の男性とはできなかったり、相続など男女で大きく差があったり、女性には衣服まで強制する国もあるというのに、なに、この「勧告」とやら・・と日本国民は怒るべきです。日本、なめられてますよ。 姓の問題もですが、もっと呆れかえるのは皇室典範の件。天皇制は2000年以上も続いている日本独自の文化であり、男系男子が継承してきたのも、一つの文化です。つまり、神武天皇のY染色体が、大事に大事に引き継がれている、そういう貴重な文化なんですよね。日本のことなど知りもしない他国の連中に、あれこれ言われる筋合いではない。 日本のメディアは、「これは内政干渉以外のなにものでもない」ときっちり断言すべきで、コメンテイター達も、「ほら、言われているじゃない」と喜ぶのではなく、自身の信条はさておき、まずは「内政干渉は失礼だ」と怒るべきです。ここを跳ね返さないようなメディアは、もう死んでますよね。 聞くところによると、国連のこの手の委員会へのロビー活動というのは激しく、様々な団体があの手この手で、都合のいい「勧告」を引き出そうと動いているそうです。 そもそも今現在、悠仁親王という、れっきとした皇位継承者がいる中で、愛子様を天皇に、という議論は失礼過ぎる話ではないか。 おそらくこの二件、どちらも単純な「差別」の話ではないのです。いろいろな勢力が、なんらかの目的を持って裏でグニュグニュ蠢いている。一体、本当の目的はどこなのか・・そこも見極める必要があるのでしょう。