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産経新聞が8月から、購読料を値上げするのだという。 3400円から3900円にだと 他紙も軒並み値上げラッシュで、こういうのは相談し合って 横並びで、つまり安心しきって動いているんでしょうけど、 産経って、2021年8月に3040円から3400円に値上げしたばかりなんですよ その後も、ページ数は減るし、広告ばかりが増えるし。 読むところ、どんどん無くなるじゃん・・と腹立たしく思っていたら、 今回の値上げ。一面にいろいろ苦しい事情を述べて、 「紙面を刷新し、一部のページで文字を大きくし、記事も充実させます」 とありましたが、これらのことって、日頃から当然やるべき事で、購読者は 「そうなんだ だったら、値上げもしかたないわねぇ」とはならんよね。 これでまた、購読者は減り、新聞業界は益々崖っぷちに追い込まれる。 ネットニュースがあれば十分・・を購読しない理由にする人達がいますが、 ネットニュースって、新聞や週刊誌の記事の使い回しと、 有名人のブログやインスタグラムの紹介、 TV番組を見ただけの「誰それがこう発言した」という浅いニュースばかりじゃないですか。 ネットニュース担当者が独自に、コツコツ取材し検証するという、 本来、新聞記者の独壇場だった記事発信は、為しようもない。 仮に新聞社が軒並み潰れたら、ネットニュースなんか、 しょうもない、芸能人ニュースしか載らなくなくなるのではないか 何故、紙の新聞が衰退しているのか それは紙の値上げや物価上昇の問題だけではないはずです。 わざわざ買って読むほどの中身がなくなった・・が一番の理由では どうしてプレスリリースされた内容だけを、 どこも一緒に、掘り下げもしないで垂れ流すのか どうして広告まがいの記事ばかり、載せるのか どうして「さすが」と唸るような小気味のいいコラムが 見当たらないのか どうせ「経費節減と人員不足で、じっくり取材が出来ないんですよ」 と言い訳するんでしょうけど、新聞というのは、じっくり取材した内容を、 滑らかな文章で記事にし、独自の解説を添えてこその、存在価値じゃないのですかね 新聞自体の内容が面白く無くなっている、ということは、 社会を見据える視線も、取材能力も、記者さん達の筆力も、 落ちている、ってことでしょうが 情けない・・と自ら認めてもらわないと。 このままだと、本当に新聞は終りますよ。 しっかりしてよ と思うばかりで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.14 11:49:54
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