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NHK朝ドラの「らんまん」。 植物学者の牧野富太郎氏をモデルのドラマで興味深く見ていますが、 たしか、我が家にも、牧野氏の植物図鑑が、あったよなぁ・・と ずっと気になっていたのです。 結婚の際の、テイシュの婿入り道具で、 繊細な植物図が珍しくって、印象的だった。 今回、ドラマが始まって、そういえばあの図鑑、どこにあったか とあちこち探していたのです。何しろ、世界中を引っ越し人生でしたから、 いつの間にかなくなった物も多々ありまして。 見つけました なんてことない、テイシュの本棚の一番上の隅にしっかりあった まるで私が無くしたみたいに、オットはネチネチ言っていたんですけどね。 『新訂学生版 牧野日本植物図鑑』。 1967年に初版発行で、 我が家にあるのは1973年発行の15刷。定価700円。 発行は「図鑑の北隆社」いまでも図鑑本を出しているようです。 1973年ものでもすでに、50年の歴史です。 ページはすっかり赤茶けてしまっていますが、 植物図は、鮮明で繊細。しみじみと美しい。 2322の植物図が載っていますが、これを全て牧野博士、 一人で観察し、描いたのだなぁ・・と思うと感動でしかない。 活字も美しく、昔は丁寧に本を作っていたのだと、感慨深く、 ちゃんと作られた本って、褪せないのだと思いましたね。 ドラマに出てくる珍しい名前の植物も、しっかりとあって、 嬉しくもなる。 最近、本はBookOffで買って、読んだら、またすぐ 売りに出すもののような気がしていましたけど、 大事にすべき本って、あったのねぇ・・と改めて反省。 この本、孫達が引き継いでくれるでしょうか かなり、怪しいですが・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.07 11:27:06
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