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ダウンタウンの松本人志氏の、「性加害疑惑」が文春の記事になって、 ワイドショーも、ネットでも、大騒ぎだ。 ご当人は「事実無根でーす」とXで発表したまま、 引っ込んでしまっているようですね。 (60にもなる社会的地位ある男が「でーす」ってなによと呆れるが) 犯罪になる性加害があったのか、女性とどういうやりとりがあったのか、 その辺は興味もないし分からないけれど、巷に漏れ溢れている記事やコメントを見る限り、 少なくとも、周囲の取り巻きと一緒になって、フツーの女の子達を呼び込んで、 飲んだり食べたり、あわよくば性的関係まで期待したり・・は事実のようですし、 それを「遊び」と捉え、これだけ有名で力ある芸能人なのだから、 こういう「女遊び」をやっても、当然じゃね・・と 当人も芸人仲間も、吉本ですら、思い込んでいた、ということなのでしょう。 松本氏が今後どうなろうと、私の関心外ですが、 どうにも気になるのが、この 「女遊び」「女の子の上納」という言葉が、恥の意識なくまかり通っていること。 いまだに芸能界や芸人世界や吉本では、そういうことを 「権力ある男なら、許される」と 信じている、ってことでしょうか。 ジェンダーに厳しい方々は、つまんない言葉狩りをしている暇があったら、 もっとここで怒って発言すべきですよ。 人間だから、清廉潔白でなくてもいいと思うんです。 人を好きになってしまえば、不倫だってする。 カノジョが欲しいから、ナンパだってする。 意気投合して、あるいはしなくても酔った勢いで、エッチしちゃうことだって、あるでしょうし、 高級娼婦を買ってみたい、と思う気持ちも分からなくもない。 だけど、今回の松本氏を中心としたこの「女遊び」は、 男と女の、因果とか業とは別の、 女性を見下し物扱いしている、いや~な臭いがフンプンとしてますよね。 下品、その一言。 でも、世の中の空気を見ていると、「犯罪ではないのなら」と 松本氏の才能・カリスマ性を信じ、 「復活して欲しい」人達は大勢いるようで。 改めて思うわけですが、女性の「性」を、人格の一部としてではなく、 男の「性的欲求のはけ口」ぐらいにしか意識していない、 社会の認識みたいなものが、いまだにモヤモヤと存在している、ってことなんでしょうね。 女の道はまだまだ険しだなぁ・・と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.22 11:34:56
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