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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2024.04.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類


NHK元アナウンサー・鈴木健二氏の訃報が届きました。

享年95、ご冥福をお祈りします。

 

鈴木健二さんには思い出があります。



ずっと昔、今から40年も昔、NHKで広報の仕事をしていたので

鈴木氏に原稿をお願いする機会が何度かありました。

 

あの頃は「人に仕事の依頼をする時は電話で済ますな、

直接会って目を見てお願いするべき」と言われていましたから、

アナウンス室まで出向いてお願いするわけです。

 

鈴木健二さんのデスクは、特別仕立てか、とびきり大きなもので、

その広いデスクに山のように本が積んであるのでした。

ちょっと触っただけでなだれ落ちそうな感じで。

 

ご当人曰く「全部、必要なものでどこに何があるか頭に入っているので、

他人にいじられては困る」の本の山で、ちょっとした名物でありました。
なにやら1000冊ぐらい乗っていたそうですよ。

 

原稿をお願いすると無愛想に「はいはい」と答えられるんですね。

あの風体ですから、ご機嫌が悪いのか、怒っているのか?・・と

下っ端の若手職員としては不安になるのですが、

お願いして、自分の席に戻り5分もしないうちに
「できたから、取りに来て」との電話が来る。

 

短いエッセイなら、たちどころに仕上げてしまう器用な方でした。

内容の深さでは、吉田直哉さんの方が上だったような気がしますがウィンク

 

社内報を担当していた時、磯村尚徳、和田勉、鈴木健二

三氏の鼎談を企画したことがあります。

当時、NHKには破天荒な方が随分といらしたのですが、

この三氏はその中でも、自由に放送界を泳いでます、という雰囲気で、
かつNHKを代表する人気者で、

花の53年組と言われ、入局同期でもいたんですね。

正確には鈴木氏が1年学年が上のはずで、その辺の詳細は分かりません。

 

こんな鼎談、文藝春秋だって出来ないだろう、とちょっと得意だったんですが、

確か当時、磯村さんだけ局長で、よって局長室で行われた鼎談は、

達者なお三人のおかげで大いに盛り上がって、おかげさまで

その号は、小さな記事だったですがどこだったか週刊誌にまで紹介されて、

我が人生の記念すべき企画となりました。

小さな記念ですけど・・あの頃は日本全体に勢いがあったなぁ、と

そんな気がしますね。

 

あの時の社内報、大事に取っておいたんですが、

どこに行ってしまったんだろう?

 

和田勉さんが亡くなり、磯村さんが亡くなり、

鈴木健二さんまで亡くなってしまった。

TV放送開始が1953年、それから70年ですものね。

そりゃあ、私も含め、皆、年取ります。

 

最近はテレビ離れという言葉も聞こえて、

確かに面白い番組は少なく、私もあまり観なくなってますが、

あの頃の勢いを、もう一度取り戻せることがあるんでしょうかね。しょんぼり





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Last updated  2024.04.04 11:46:17
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