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御木本あかりの小説・第二弾『終活シェアハウス』が刊行されました。 『やっかいな食卓』で小説家デビューして、やっとたどり着いた我が2作目。 今回は口うるさい独り身オバサマ達が、シェアハウス生活を始める話です。 歳を取るって、辛いことが多い。 体はアチコチガタが来る、現役社会からははじき出され、老人は扱いにくいと言われ、 どんなに抵抗したくても待っているのは老いと病だけ。 そんなことは分かっているけど悔しいじゃない。何が終活よ、余計なお世話よ。 まだまだ私ら、いろんなことをやっちゃうわよ・・ というオバサマ達が、日々、言い争いながら、食事だけは大事にし、 それぞれがそれぞれに、なにかを見いだしていく・・という物語なんです。 刊行にあたり、樋口恵子先生、坂東眞理子先生から 「老後は誰と暮らせば幸せになれるのか。 人生100年時代、必読の書」 「楽しく、おいしく、ほろっとして、くすっとする。 シングルシニア女性の新しい生き方に乾杯です」 というありがたい推薦文をいただきました。 抗えない老いではあるけれど、飲み込まれないように生きようよ、 という思いは大先生方も私達と一緒なんですね。 定価1800円(+消費税)と、お安くはないですが(すみません・・)、 その分読み応えはあります。 祖父江ヒロコさんのイラストも楽しく、椋本完二郎さんの装幀も粋です。 読んでみて、きっと元気になれる本だと思うのだけれど・・。 と著者の勝手な思い込みですが、お手にとっていただければ嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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