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言論統制下の世界。
私はリビングのソファで大好きな本を読んでいるだけだった。 でも気が付けば、そこは自由にモノが云えない世界になっている。 色のない服を着た人ばかりが大挙している広場。 マイクで政府の非道ぶりを演説する人が唾を吐きながら叫んでいる。 私は一人、突っ立っている。ナゼココにいるのか分からない。 ココを出よう、おもむろに前に立つ男が云って、振り向いた。 キアーヌ・リーブス!! ←マトリックス見過ぎ すると背後から私の手を握りしめた少女が云う。 あたしも連れていって、ここはもううんざり。 ナタリー・ポートマン!! ←レオンさながら 3人は逃走を図った。 道無き道をゆき、ある街に辿り着く。 街の中心にある集会場のような所に隠れた。 この建物にはホールがある。いつも人に溢れているようだ。 このホールの下を隠れ家にしよう。 私達は夜中になると必要な道具を集めに街に出た。そしてみるみるうちに、ホールの床下に立派な書斎のある住まいを作った。 私達は日中、頭上に人の足音を感じながら過ごす。 その雑然とした様々な音は、安全を意味していた。 --------------------------------- Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月15日 14時42分49秒
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