小耳の独り言

知人が結婚したというので花を贈ろうと
雑誌のページをめくった。

素敵なブーケの写真のお店を見つけたので
さっそく行ってみた。

この道の突き当たりのはずなんだけど…

角のお店の蔦の隙間に見える文字をじっと眺め、

　ここ！

そこは、まるで外国の路地裏のバーみたい。
ドアを開けると、小さなスペースに見たことのない花が
それぞれの個性を大切に並んでいた。

ここなら、絶対素敵なブーケを作ってくれる。
　
　配達お願いします。

あまりに素敵な空間だったので、自分用にも。
帰りながら何度も花を見た。



ここの花束をもらったらうれしいだろうな。
また一つお気に入りのお店ができた。


そんな小耳の独り言。