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ボクらは 小さな魂(からだ)を必死で燃やして 殻をやぶり産まれてくるのに 堕ちた途端 すぐに新しい殻を与えられてしまうんだ ボクらは 無垢な魂(こころ)で気づけず 無邪気に育っていくから いつのまにか 与えられた殻の形に変化してしまうんだ 青色の服、対戦ロボット、黒いランドセル 目に入るすべてのものが水色で ボクはそれが好きな子どもに変化していく うちの子、めぐちゃんのことが大好きで 大好きなママがそう言うから ボクはめぐちゃんが大好きな子どもに変化していく パパとママ 従姉のお姉ちゃん 道端のエロ本 テレビドラマ クラスメイトの会話 与えられる殻はどれも同じ形で ボクらは気づけないまま オンナノコが好きなオトコノコに変化していく だけどママ ボクらの魂(からだ)は大きくなって 殻が窮屈になってきたから ボクらを覆う 殻の存在を知ってしまったんだ だからママ ボクらの魂(こころ)は殻を破って 外に飛び出しちゃった そうして 本当の魂の形を知ってしまったんだ ごめんねママ ボクらの本当の魂は その殻には合わなかったみたい だから行くよ ボクらは一緒にいたいんだ でもねママ 本当はママも殻の中で窮屈なんじゃない? ■おしまい■ 短くなっちゃったけど、これ以上言葉を足してもよけいな気がするし もういっかな~って気分になっちゃったので、これでw 改めて、歌詞書く人はすごいなと思います 思いにぴったりな言葉を選ぶだけでも大変なのに 韻を踏んだり、文字数を合わせたり 制約が多すぎるもの でも久々に言葉についてすごーく頭使いました それにしても、本当、社会を形成して、影響しあって成長するのって 考えれば考えるほど不思議です メリットも十分わかるけども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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