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去年の夏、文庫版で刊行された図示慧の『ラザロ・ラザロ』を年の暮れに購入し、昨日やっとこさ読み終わって大興奮中のミツル。です。こんにちは ラザロ・ラザロ 10年前、丁度ヒトゲノムが解明され、ミツル。もブームに乗って遺伝子に夢中になってたころ、大学の図書館にてこの本に出会いました (その後に出た『イノセント』という本は、人工知能のロボットが出てくる話で、やっぱり人工知能に夢中になっていたミツル。にぴったりはまったのでした) 著者の図子慧は、中学の頃ルドルフォという本にやっぱり図書館で出会って、それからずっと追いかけてます ラザロ・ラザロ10年前の話なのに、全然古さを感じさせない そして表現の緻密さに、ぎゃっふーんと言わされました (10年前の自分はそのことにほとんど気づけていなかったような気がしますが) たしか彼女は広大の文学部出だったと思うのですが、遺伝子や医療、製薬会社の裏側まで、理系である部分が本当に丁寧に書かれてあって、もうただただ脱帽 一番感動したのは、おそらく10年前には「痴呆症」と書かれてあっただろう言葉が「認知症」に変わっていたことです それは551ページある本文の中で、たった一箇所しか出てこない言葉なのですが、良く気がついたなと。 もちろん、それをしたのは編集の誰かであって、著者ではないかもしれませんが プロはなんて細かいところまで手をかけるのだろうかと、本当に感動してしまいました 余談ですが、私、この認知症ということば、好きではないんですよ、個人的に 痴呆症が認知症になったせいで、卒業した学科がなくなったという (わけではないと思いますが…… 認知症って、意味わかんないし(認知できてもできなくても認知症でおかしくないし) 脳萎縮症とか(被るのかな…)他にわかりやすい表現あったと思うんですけどねぇ…… まあいいや 兎に角、プロの壁っつうもんを切々と痛感させられたわけです だけど! 嬉しかったのが、評論の最後に「数年がかりで取り組んでいる近未来SFの大長篇も、来春あたり徳間書店から刊行の予定とか」って書かれてたこと! 来春って、来春って今じゃん! わーい (ってその前に、駅神と駅神ふたたびを読みたまへよ) 駅神 駅神ふたたび と、本当は 生まれて初めて印税の確定申告をした ことに大興奮してたんですけどね なんか、読み終わったらそんな自分が恥ずかしくなってしまった(苦笑 でももう一生ないことかもしれないので とりあえず、もうちょっと、確定申告書を眺めてニマニマしておくw 拍手お返事 >可愛い高校生をイメージしました! さん お読みくださってありがとうございます 「ママ」だもんねwww 読んで、何かを想像してくれるって、とっても嬉しいことです そして、それを伝えてくれてありがとう♪ === 原稿進行度 ・J庭用原稿プロット 70% まだまだ先は長い ・J庭用原稿書き 15% パーツ1つ終了 ・3月末締用原稿プロット 30% 大枠は決まった 中身が問題 ・ ・ボクノコウショウナナヤミ7 0% ・ ・ ・ ・バレンタイン漫画 25% ・5月漫画原稿プロット 5% ・サイト大改造 15% タグ…タグ… ・ ・ ・ ・5/31きら☆ひよ申込? ・7/5H2申込? ・ ・ ・8/23scc関西申込 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月31日 12時49分22秒
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