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テーマ:フィリピン(1045)
カテゴリ:ド田舎生活
こんにちは
心地よい日差しが眠気を誘う昼下がりの更新です。 今朝も鶏の甲高い泣き声とトライシクルのクラクションで目が覚めた。 外はまだ暗い。 ゆっくりとベットから抜け出すと裏口から洗面所へ 夏も近いというのに水道の水は冷たい。 目覚ましに顔を洗い、歯を磨きながら 傍らに止まっているカワサキのちょっと錆の浮いたペダルをキックする 4サイクル250CCのエンジンは今日も快調なようだ。 身支度を整えバイクを表通りに出す。 派手な装飾のサイドカーが邪魔だが仕方が無い。 通りをはさんだ向かい側のサリサリのおばさんと挨拶をしながら マルボロを買い、封を切って1本取り出す。 マニラにはエロPOT氏と漫才夫婦が来ている様だが それは山を越えた遥か向こうの話だ。 だれも私がここにいることは知らないはずだ。 マルボロから立ち昇る紫煙を眺めながらしばらく待つと 隣のバランガイのジョンが手を上げながらこちらに走ってきた。 毎朝、彼を街中まで送りながら海を眺めに行くのが このところの日課となっている。 300Mも走れば住宅も無くなり見渡す限りの田んぼ海まで続いていた。 青々と実る稲穂が早朝の潮風にたなびいている。 今日の天気は穏やかなようだ。 一向に開発の進まない寂れた砂浜へと続く未舗装路のはずれにバイクを止めて ゆっくりと砂浜に歩いていく。 朝のこの時間に海に来る物好きは私くらいだ。 砂浜に腰を下ろすとまたタバコに火をつけた。 もちろん携帯灰皿は持参している。 遥か日本へと続く太平洋の潮騒を聞きながら いい気持ちで横になっていると けたたましい音楽が頭の横で鳴り響いた・・・ そして、現実が目の前に広がっていた。 どうやら昼食を取った牛丼屋の駐車場で 居眠りをしていたらしい。 耳元で携帯電話がむなしく鳴っている。 ふっ・・・・(滝涙) じゃ、またね~^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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