カテゴリ:仕事
実は、ちび(仮名)が3歳となるのと同時に、私にはもう一つの区切りがあった。
それは…… 育児時短勤務、終了である。 私の勤務先では「子が3歳になるまで、1日1時間の時短勤務を申し出ることができる(ただし無給)」というありがたい規定があり、しかもその1時間は朝夕分割もOKなので、私はこれまで9時半~4時半という変則的な時間で勤務していたのである。 ちなみに長女が3歳になったときには、すでに1歳のちびがいて時短は継続されたのだが、このたびは下に誰もいないし(笑)、ついに出産後初のフルタイム勤務となるわけだ。 朝の支度(さあ行こうと思ったら玄関先でうんちがもれたり)、保育園への送り(気分によってはなかなか親の側を離れなかったり)、電車の混み具合(って育児には関係ないか。笑)、夕方のお迎えから急かされまくる夕食準備に大量の洗濯などなど、この育児時短制度がなかったらもう、困難なことだらけな数年だったので、これはもうほんとに重宝、というより堪能した。 制度を勝ち取った先人と、理解ある職場とに、感謝しきりなのである。 しかし、……フルタイム復帰の初日は誕生日明けの30日からであったのが、おたふくさんの出現でいきなりな欠勤と相成った(泣)。 ↑使えんな~。 夫が留守番を引き受けてくれたので、本日からようやく9時出勤。 子どもたちは起こさなければだらだら寝ていたので、朝食(味噌汁と豆腐)と、昼夜兼用の野菜スープを作り、はりきって家を出る。 しかしなぜ、夜ごはんまで作り置いていくのか? そう、実は今日はたまった3日分の雑務を片付けるほかに、新人歓迎会の幹事という重要任務のある日、なのである(笑)。 もうひとりの幹事、後輩Mと先月来下見を重ね(いやランチタイムですが)、近所の大手出版社S館に勤める友人にも智恵を借りつつ、見つけたお店は沖縄料理店。 特別な餌で育てたやわらかい豚肉料理が売りで、豚肉ロースしゃぶしゃぶがメインである。酒豪が多いので、会計時に冷や汗をかかないですむよう、飲み放題のコースつきを選択♪ お酒と焼酎、泡盛の種類が豊富で、しかも価格もリーズナブル、部屋は掘り炬燵式で落ち着いた内装、なかなかに好みの店だったりする。ま、飲み放題コースのビールはスーパー○ライしか選べないというのが難点ではありましたが……ごめんよビール党の同期のびびくん。 さて新人女子であるが、27歳にして妙に落ち着きのある才女であった。 (例えば事前リサーチで好き嫌いを聞いたら、何もないというので「それじゃどこでも選べるからいいね」と言うと「かえって何もないと決めにくいんじゃないですか」と言った。笑) 声が綺麗なアルトのせいかな? それなりに緊張はしているのだろうが、へんに浮わついた感じは見えない。←って、会社のカラーとしてそれは共通とも言えるのだが。 管理職の差し出す杯も素直に受けて、顔色はちっとも変化なし。 自己紹介を兼ねたスピーチなどもやってみたが、内輪ネタの野次が多く、あまり盛り上がらず(?)。私は声が通らないので、こういうマイクなしのアドリブ進行は超苦手。無駄に疲れた(笑)。 二次会はカラオケへ。 事前リサーチでは、新人女子は演歌が得意とのことだったので、久々の二次会カラオケ企画(後輩M、後輩Oともにカラオケが嫌いでお酒が強く、二次会も「飲み」だった。ちなみにそれ以前は新人がいない氷河期)。 我が部署の上司や大先輩方は、最近は機会がないだけで歌うこと自体は好きな方々なので、ここへきてようやく(?)、大変に盛り上がる。 ↑ていうか、10年くらい曲のラインナップが変わらないメンツというのもどうかと思いますが……。 ここでも幹事、各人の持ち歌をがんがん入力して仕事完了(笑)。 新人女子は、期待通り、マイクを持たせると人が変わった(笑)。 ていうか、うまいのだ、演歌。 男性陣(の一部?)は目を細めっぱなし。細いけれども綺麗な声で、コブシまできかせて、ほんと聴き惚れましたね。立派な一芸です。 ……というわけで、ほろ酔い帰宅。 朝も晩も、起きている家族に会えなかったダメ母でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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