カテゴリ:仕事
4月といえば、「~語会話入門」のテキストがバカ売れ、辞書は書店に平積み、資格試験受付コーナーに行列ができる、というたのしい季節。
我が勤務先では数種類の漢和辞典を出しているのだが、春になると必ず、その編集部宛に謎の問い合わせ電話が増える。 本日、昼休み中に自席にいた私が取った問い合わせは、若い男性の声。 話し方からすると、高校生くらいだろうか。 あの~漢和辞典を買ったんですけど。 はい。ありがとうございます。 部首の画数が載ってる本ってありますか? ええっ。 漢和辞典を買ったのではないのかい読者よ?(泣) ……何かまた専門的な話かと思い、画数の数え方は細かく言えば辞書によって違いがありますが、そういうことだけを説明したような本は残念ながら……と説明を始めたが、どうも話がすれ違っている。 ……部首の画数が載ってる本ってありますか? もう一度同じことを聞かれたので、 表紙をめくったところに一覧がありませんか? と言ってみる。 すると、 画数ってどうやって数えるんですか? ときた。……ええと。 真っ直ぐですか? (爆)……いえ、曲がったりハネたりもあります。が、……(以下しどろもどろ。略) ええと、結局私、何をきかれたのだろうか。 ……なんとなく互いに消耗した昼休み風景なのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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