カテゴリ:住宅
引っ越し業者をようやく2社に絞り、本日は見積もりデー。 よく考えたら、平日家にいないうえ今週末は名古屋なので、今日を逃すと希望日ぎりぎりになってしまうのだ。まさに綱渡り(汗)。 夫は出張で朝から家を出てしまったが、仕方がないので私に一任。エアコンの廃棄代を聞いておいてくれ、とだけ言いおいて旅立った。 前日に電話して、午前中に即駆け付けてくれたのは某大手会社。 この私がアニメキャラや昆虫の世話になるはずもなく、ほ乳類のマークで選んだだけの会社であるが(だって段ボール50箱までサービスって、昆虫の箱に囲まれたら嫌じゃーん。笑)。やってきたベテラン営業氏は、ほ乳類マーク入りの黒鞄を提げて自信満々。しかも、見積もりの御礼として、1キロの米を持ってきてくれた……。あれ? まずは、各部屋で荷物の量を見てクルマを決める。 家具はいくつか入れかえるのでこれとこれは捨てます、などと説明し、「ま、段ボール中心ですね~」と言われる。 余裕なのか世代なのか、我が家にあった「刑事コロンボ」レーザーディスクと「火宅の人」の文庫本に反応する営業氏(爆)。いや、「火宅の人」は映画良かったですよ~とか言われても観てませんから(壇一雄は太宰の親友で、この作品は太宰が生きていたらベタボメしたんじゃないかというD的場面があったので手放せずにいるだけなのだが。笑)。 新居の前は狭すぎて大きいクルマは止められない。さらに、冷蔵庫を2階に設置するので、クレーンのような別車両が必要という。階段狭すぎて通らないし(泣)。 しかしクルマ3台、作業員4名。いったいお値段どうなってしまうのだ……??? ……不安になってきたところで、営業氏があちこちに携帯電話をかけて何やら交渉。 「当日手配の都合もあるので、車両はこちらに任せていただけませんか」という。 引っ越し先が近いので、小さいので積みきれなかったら往復、というのも視野に入れるらしい。値段が違うはずなのだが……と聞くと「いえ、どういう組み合わせになっても同じお値段でやらせますから。」ときっぱり。段ボールも、「80コくらいと見てますがまあそんなのはいいですよ」と、サービスしてくれる様子。 「見積もり」って「営業」なんだなあ。 ↑ていうかこの時点でようやく気が付く私、かなりガードが甘いよ…… 全体の金額を言う前に、我が社がいかに引っ越し技術のノウハウを持っているか、とうとうと語る営業氏。全て自社便(下請けを使わないということらしい)で、どの営業所も同じ品質のサービスを維持しているのが売りであるらしい。 うーむ。引っ越しするのは1回だけなんだが(笑)。 さらに、下請けで茶髪のあんちゃんがきて「これどこおくの~」なんてことはないですから、ということで「我が社のスタッフは陽気ですからご安心下さい」。という意味不明なアピール。茶髪のあんちゃん=陽気ではなく、話しかけづらいということなのかい??? で、ようやくお値段の交渉になる。 定価がこれで、ここからこうして、こうなりました。じゃじゃーん。 なんと、持参のノートパソコンに金額を入力していき、定価がエクセルの表で表示されるのである。 その後は、電卓にて意味不明な値引き。 「他社は手計算ですが、うちは定価はこうなっていてコンピュータ処理ですので、ごまかしようもなくこのお値段がでます」って、最初に不当な価格を表示しているわけではない、といいたいらしい。 なんかおかしくないですか~。 そんなん数式次第でいくらでも操作できちゃうからかえってアブナイじゃ~ん。立派なノートパソコンなのはわかったが、こんな小道具にだまされる人がいるんかいな?? ……それはともかく、金額としては高くはない、ような気がする。 ま、安くもないんですが……(泣)。 さてどうなる!? 後半へ続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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