カテゴリ:住宅
……遅くなった。気をもたせておきながらお待たせ致しました。笑 さて、「見積もり」=「営業」、つまり私って無理難題をいうクライアントじゃんという図式? に気が付いてしまった小心者の私、途端に焦り始める。 引っ越しのノウハウを様々伝授してくれた相手、ましてや日曜の一番多忙な時間帯に足を運ばせてしまい、我が家になかった米まで運んできてくれた相手を、無下に追い返すことはできない。 もう契約しちゃう???……でも……醤油、じゃなかった生協は、かれこれ5年のつきあいになるが商品の破損など一度もなく、多大な信頼を寄せる会社である。値段がオープンでないので、だいたいいくらくらいかかるものかも気にかかる。 悩んでいると営業氏、「これ(値引き後の値段)でもびっくりって感じですか?」と様子をうかがってきた。 ……正直者の私、「結構とは思うが気になる社があってこのあと見積もりをお願いしているので、その話を聞いてから決めたい」旨を言ってしまった。だって話を聞かないと比較できないし? さらに、その「気になる社」が普段利用している生協だというと、向こうは「生協さんは引っ越し業ではなく仲買ですよね……」とまたまた自社の「下請け無し」をアピール。 しかし「いつも利用しているので、たまったポイントなども使えるのかどうかきいてみたいし……」とちょっと余計なことを言うと、 税込10.500円、さらに下げてきた。 おいおい。 適正価格はどこいったんだ…… トライさんのご指摘通り、急に怪しく思えてしまう。 生協のポイントは確かにたまっているが、この間壊れたフライパンを買い換えるのにほとんど使っちゃったもーん(笑)。 折良くここで成田の夫から電話があり、「エアコン廃棄代をサービスさせろ」という。 いないくせに無茶言うな。笑 ちなみにここでは、取り外し・廃棄で6825円ということだった。 ……というわけで、頭を冷やし、やはりここは2社目の話を聞くことに。 夕方のんびりと現れた生協の営業氏は、昼間の人のようなパワー(=陽気さ。笑)はなく、ノーブルな感じの、物腰の柔らかな人物であった。←もちろん、こちらの方が好み。営業って結局は個性勝負というか、人によってやり方があり、合う人と合わない人がいるんだろうなあ、としみじみ。気分はこの人に発注……だったのだが。 昼間の人がほ乳類の段ボールをちょこっと置いていったのでごまかしようもなく、開き直って「最初にお断りしますがこちらで見積もりをしたのと比較したいので……」と言う。営業氏も察し良く、無駄話を省き、手短に価格交渉に。 「向こうより高いのを出してもしょうがないので……ずばり、いくらっていいました?」 嗚呼ここで、さらっと嘘の価格を言える人間なら出世するのだろうなあ私。…… (↑本当にいま気が付いたよ……) ……営業氏はよどみなく話しながら電卓を叩き、「手計算」ではじき出された価格は、なんとまったくの同額だった。ひえー。 わざとやっているのならこちらの方がよっぽど職人芸。エクセルなんかより尊敬するよ。 「うちは大手さんの価格を徹底的に研究して価格設定しているので、価格だけならどこにも負けないんですよ。しかしケンカする気はないので、大手さんがここまで良心的にこられた場合は手が出ません。」 との説明である。どうやらクレーンの手配がネックらしく、「クレーンは入ってるんですよね?」と何度も確認された……せつない。 「そんなに価格に自信があるなら、なぜ広告にうたわないんですか?」と聞いてみる。 「うちは組合員さんだけですし、大手さんや外のお客様からクレームがきますから」という返事。生協の引っ越し業は6年目だそうだが、そろそろ価格も大手に知られてきていて、「うちが見積もりに来てるっていうと他社に嫌がられるんですよ」と言うのである。 ……ひょっとして、だからあれから1万円も下がったのか? エアコンの廃棄については、取り外し5000円はサービスすると言ってくれたものの、廃棄だけで8000円かかるという。うーん残念だが、今回は諦めた! ……ということで、来月2日。 ちょっと不安ではありますが、大手ほ乳類に全てを託すことに致します。 生協さん、ご縁がなくてゴメンナサイ。 見積もり交渉時に昼寝をしていた3歳児ちび(仮名)、起きたら部屋中にやってきたほ乳類段ボールを見て大興奮♪ 当日は、作業員の靴下までマークがついているようなので、ちょっと楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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