カテゴリ:仕事
↑別に、アクセスアップを狙ったタイトルではありませんが……。 さて一夜明けて、秋田は五月晴れ。 城跡のお濠端にあるシティホテルに泊まった私と同行のI氏、早起きしてロビーで待ち合わせ、千秋公園の城跡に散歩に行ってきました♪ 昨夜は雨だったし、ちゃんと眺める余裕がありませんでしたが、この街は私の故郷・松山に感じがよく似ています。 地方都市独特の雰囲気というか、城下町っぽい感じでしょうか。 城を囲む公園の中に県立美術館があり図書館があり、すぐ近くには藩校(ていうかもと藩校の伝統高校)があり……という立地条件の類似のせいなのかな? 城跡はツツジが満開。 ↑あえて、緑の中の一本を撮ってみましたが、雨上がりで新緑も目にいたいほど。 ……そんなこんなで、午前8時半には学会会場となる大学に到着。 昨日お茶をしたA先生入魂の新刊もあり、今日の私は気合い十分。 いつもは同行者と交替で発表を聞きに行ったりして出入りするのだが、今回はIさんの著者が発表者だったりもして、私は売り子に徹することに。 開店後最初に売れたのが割引価格6千円の事典で、滑り出しも好調。 昨年会場手伝いで走り回っていた大学院生が「僕、助手になりました」と誇らしげに名刺を持って訪ねてきてくれたりと、小規模な学会ならではの楽しみがある。 さて、今年のお手伝いの学生はどうかというと…… 女子2人組がちらちらとこっちを見ているな、と思ったら店にやってきて、 「一緒にいる人、カッコイイですね♪」 と囁くではないか! ええっ誰のことだいお嬢さん? (自慢じゃないが、私は昔からイケメンと話す度胸がないので、こんな経験は初めてなのだ。あ、ごめんよ夫。) ……そう、同行のI氏は既に来春定年を迎えるという年齢なのだが、背が高く口調は優しく、世話好きでマメで記憶力がよい女好き。←おい。 ともかく、若い頃から今に至るまで、幅広くモテまくるらしいのだ。 現に、目の前の女子は3年生だそうだが、 「わたしああいうくたびれた感じのオトナがすきなんです♪」 などと言っている。おいおい。 色白でぽっちゃり系の秋田美人で、迷彩色のカーゴパンツに白のタンクトップをあわせた服装(学会の受付担当だというのに!)と顔のつくりとのギャップがまた可愛らしい子だったのだが……Iさんに言うと本気にしかねないので(爆)、帰るまで黙ってよっと。 ……というわけで、地方の学生はとっても純朴だということがわかりましたが、昨年の京都で会った学生と比べても随分幼い感じがしたことでした。 あ、私が年を取っただけか……。やれやれ。 【そういえば、本日までの読書】 桐野夏生『グロテスク』読了 構成が凝っていて小説っぽく(笑)面白いのだが、途中からだんだん飽きてきた。長いし、出てくる人物が全員同じ価値観ってのはどうかな。特に当時の教師の書簡なんて! 怒 怪物みたいな美貌の女がいたって、地味なやつも地味~に恋愛などしてるのが自然なんだけどな~。 絲山秋子『沖で待つ』読了 なんか賞をとるとは思っていた作家。でもいちいち人物がやさぐれてるよなあ。そろそろ長編書いて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2006 11:13:51 PM
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