カテゴリ:家族
昨夜の子どもたちの会話。 5歳児よよ(仮名):「きょう、ほいくえんのお庭で、だんごむしみつけたよ!」 3歳児ちび(仮名):「えっ、なんにんぐらい?」母、つい爆笑。 よよ:(にやにや笑いつつ)「えっと、11にんくらい?」多いよ! ちび:「ちびはね、せみのなきがらをみつけたよ」 亡骸? ……ご丁寧なことで。 ちび、それをいうなら抜け殻ですよ、念のため。 【本日までの読書】 荻原浩『押入れのちよ』読了 タイトルに惹かれて買った、怪談仕立ての最新短編集。 先日読んだ『僕たちの戦争』と同様のテーマが散見する。短編はどうしても技量が問われるが……表題作以外に良かったのは「木下闇」くらいかなあ。笑 北条常久『種蒔く人――小牧近江の青春』読了 雑誌の創刊ドキュメントって結構好きなのだけど、これはまた面白かった! 秋田の国会議員の息子で、暁星中学からフランスに留学した小牧は、父の議員落選により送金が止まり、十年パリとともに苦学する。第一次大戦を目の当たりにして、反戦思想を獲得していく生き方は、いまこそ注目されてよい。 私、5月に秋田に行ったのになあ……もっと早く読んでいたら。くー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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