カテゴリ:家族
我が家の長女よよ(仮名)、来春から小学生である。 どこで調べたものか、「英語教材」だの「ひらがなレッスン」だの、その時々でさまざまな知育関連の勧誘を受けてきたが、親の怠慢から特にどれにも惹かれることもなく、これまで漫然と日々を過ごしてきてしまった。 さて小学校に上がったらどうなるのか……? そろそろ不安になる親の心を見透かしたように、こんなDMが届いた。 10月から入月準備号! 名の通った教材会社でもあり、ちょっと同業者(笑)の目から見てもそれなりの実績のあるところなので、これを機に入会するのもいいかという気分で眺めていたが…… 学校風景をかいた2コマまんがに、「場面にあうセリフをシールで貼り付けよう」という趣旨のオマケがついている。 その問題って。 授業中、トイレにいきたくなったら…… 1「先生、トイレ!」 2「先生、トイレに行きたいです。」 3「先生、あの……」 ……。 一番から読んでいたよよ、もちろん「先生、トイレ!」を貼り付けていた。爆 まあ、切羽詰まった状況を忖度するなら、間違っていないし。 さらにいえば、「先生、あの……」の方が、授業を遮る発話としては自然なくらいである。笑 保育園では、5歳児は自分の教室のトイレがいっぱいなとき、よそのクラスに行って 「先生、トイレを貸してください。」 などという日本語も操っている。 なめられてはませんか、新一年生??? なんにしても、「困ったときは授業を中断してもよいので発言する」ということを最初に教えておけば、発言内容なんて何でもいいと思いますけどね、私の場合。 あと、オマケ(付録)がやたらについていて豪華すぎるのも、キャラクターやマンガが活躍するのも、実は気に入らない理由のひとつ。 こんなのは、どうせすぐ捨てそうだしなあ……。 というわけで、残念ながら今回も見送り。 「1年生は生活に慣れるのが大変だから、机に向かう習慣だけでもいまのうちから!」 なんていう思想には少なからず共感してはいるのだが。 ……なんかもっとこう、クールでシンプルな教材はないですかねぇ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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