こもちくらげ編集日記

さて、連休最終日はお天気も持ち直し、午前中は近所の公園で軽く遊ぶことに。

両親は月曜日の飛行機で帰るのだが、平日朝の我が家は慌ただしいから、ということで今晩からホテルへ移動予定。すまん。
とはいえ、孫たちとのふれあいも、もう十分すぎるほど（笑）。
いろいろこき使ってしまったので、あとは大人の東京観光を楽しんでいただこう。

公園ランチに、近くで知人がやっている「柿の葉寿司」を買いに行こうと私ひとりで自転車ダッシュをしたところ……アクシデント発生。


携帯電話を落とした。号泣


しかも、めざすお寿司が昼前なのに売り切れで、結局いつものヨーカドーまで戻った私、そこで携帯がないことに気が付いたので、てっきり店内で落としたと思い、探し回るハメに。
しかしみつからないので、とりあえず食事を買い出し、通った道を戻りつつきょろきょろ探すが、みつからない。

公園に戻り、父の携帯で自分の番号にかけるが、「電波が届かない」とのメッセージ。
落とした衝撃で壊れたか、やはり店内の警備室かなにかに移動したのか……。
ヨーカドーの警備＆公園管理事務所に遺失物届を出すが、やはりみつからない。

ていうかその前に、

「機種はなに？」
「特徴は？」
「待ち受けとかストラップとか？」


何も答えられないんだが。←おいおい


何を隠そう、私は三十路前半女子にもかかわらず、携帯電話が大嫌い。
機種も機能もまったく興味がないし、待ち受けだの着メロだの、そもそもどうやって設定するのかすら知らない。
↑威張ることではない。

……だったらいっそ持たなければ良いのだが、そこは優柔不断な私、持たない言い訳をするのも面倒な世の中なので、一応「保持している」「持たされている」という感覚でいるのである。
さらに、よく「いま公園にいるけど来ない？」みたいな緊急メール？　をくれるママ友からのブーイングで、渋々１年くらい前に携帯メールも始めた。
が、いまだに立ち止まらないと文字が読めないし打てない。爆
実は「人と会っているときに随時メールチェックをするなんざもってのほか」、と思っていたりもするので、自分では当然、ふだん着信履歴すらチェックもしないのだ。

……というわけで、説明が長くなったが、すべて言い訳なのは自分でもわかっている。泣


昨今の電話マナー及び常識事項に、完全に乗り遅れている私だが、さすがに個人情報満載の住所録もあるし、なんと私の携帯電話は夫名義なので、これをなくすのはとにかくマズイ。
夫の恐ろしい形相が脳裏に浮かび、こわくてなくしたことを言い出せないよ……。



……午後になり、両親も行ってしまった。
今夜のシュラバは確定。泣

そもそも、自慢ではなく私はモノをよくなくす。
しかも困ったことに、なんとなく、なくした瞬間に「ああもう出てこないだろう」みたいな諦念に襲われてしまう傾向がある。
半日潰して探し回っても出てこないのなら、さっさと諦めてその時間を有効に使いたい、という理念。だって、子どもたち（あるいは遠方から来ている両親）と遊ぶ時間以上に価値のあるモノなんてないのだもの。

旅先でカメラのケースをなくしたときも、カメラそのものをなくしたときも（←なくしすぎ）、極力、旅の予定に影響のない範囲でしかさがしたくない……。

しかし、私がそんなふうなので、日常モノをなくすたびに子どもたちも「ま、いいか。」と諦めが早くなり、家族３人でいつも夫に叱られる。

夫の主張は、

「モノを大事にしろ！」

というわけで、これまたおっしゃるとおり。泣


とりあえずの悪用防止策として、電話会社に連絡して通話を止めてもらう。

その場に一緒にいなかった夫にばれる前に何とか探し出したい……と思ったのだが、これが大失敗。

タイミングいいのか悪いのか、たまたま私に連絡したらしい夫、通話が止められているのをイタズラだと勘違いし、烈火のごとく怒って電話会社を罵ったらしいのだ。大汗。
その後自宅に戻った私に通話が通じて、事情を説明すると、とにかくいつも以上に怒り狂っている。怖！

次にかかってきた電話にはよよ（仮名）に出てもらい、

「ママをあんまりしからないで」

といってもらったり。
私、卑怯すぎ。爆


……結局……


夜になって、夫のススメで渋々交番に行ったら………



拾得物で届いていた。←おいおい


あ～ほっとした。

……その間、疲れたちび（仮名）は夕方５時から寝てしまい、なんと夕食（ちゃんとつくったよ）も食べずに翌朝まで眠っていました。
小さいなりに、自分のパワー配分がよくわかっているんだなあ、とちょっと感心。

可哀想なのはよよで、不機嫌な夫婦の間に立って、なにかと心配してくれました。
交番から戻ってきた私の手に電話があるのを見て、

「まま、よかったじゃん！！」

と、ちゃんと言ってくれたし。



こんなことはこりごりなので、もういっそ携帯を解約してもらおうと思った私。

翌朝、通話を再開してみると、中にはこんなメールが。


いまから「きゃべつ」にもんじゃを食べに行きます！
良かったらご一緒に～。




……ううむ、やはりご近所づきあいに電話は必須なのか？　泣