カテゴリ:家族
……失くしモノへの温かいコメント、ありがとうございました。 さて、今週も慌ただしかった、週末のご報告を。 今回は、3月に急逝した義父の納骨ということで、結婚して初めて夫実家のお墓に行って参りました。←ええ初めて? はい、ダメ嫁決定。泣 ……しかし名古屋では、前日金曜日に姪のキティー(仮名)と甥のトム(仮名)が発熱していた。泣 夫の長兄のところの子どもたちは皆、身体が大きいわりには結構弱いのだ。 特にトムは、夏の沖縄旅行の後、肝機能が低下したとかでしばらく入院していたりもしたので、今回は医者の外出禁止令が出たらしい。(小学生にしてお酒も飲まないのに肝機能低下ってどうなのだ。どきどき。) お墓にも同行はさせられないとのことで、義姉も居残り。 親族行事では常に、出しゃばらず仕切らねばならないという至難の役割の義姉、今回は留守番なのでなんとなくほっとしている節もあり。苦笑 土曜午後。 到着後、いれてもらったお茶をいただくときに早速、義姉へ貢ぎ物を進呈する。 これ、はっきりいって大成功。 「結婚記念日の仕返しに」ときっちり言ったので、「ギャグ? ギャグなのね? やられたわぁ、これはキティーにとられるわ」などと言いながら、義姉、 かなり嬉しそうだった。勝利! いつも、お茶をいれたらさっさと席を立って家事を始める義姉が、席に残って談笑してくれたし。 さらにこのあと、夕食のおかずが2品は増えたと思うよ。爆 (もっとも、もらいっぱなしにできない性格の義姉、翌日すぐさまディズニープリンセスの文房具を買ってきて、「うちの子のせいでどこにも連れていけなかったから」という理由で子どもたちにプレゼントしてくれたのだが。汗 もうこうなると、仕返しループになってしまうので、素直にいただいておく。今回は玩具でなく実用品なのでありがたいし。爆) ……さて、メインは日曜日。 朝の8時から「お寺さん」(とよびならわされている菩提寺の住職)が家にやってきて読経する。 特に礼服などに着替えもせず(次兄などは町内ソフトボールのユニフォーム姿だった)、子どもたちもわらわらと仏壇前に集まる感じが、かえって日常的な畏敬を感じさせる。次兄のところの2歳の甥も、読経が終わるとお経を書いた冊子を集めて回るのが習慣になっているようだったし。こういう経験、核家族で親戚の行き来も少なかった私の実家ではあまりなかったなあ。 午後1時半に「ヤゴト」へ出発。 名古屋人にはわかる地名であるかと思うが、大きな葬儀場と、墓地のある地域である。 私はこの春、義父をお骨にするとき訪れているが、その規模の大きさは半端じゃない。 同じ時間に義母の知人が焼き場におられた、ということがあったくらいだ。 めざすお墓は、焼き場の裏山を車ですこし上ったところにあった。 晴天だが空気は冷たい。 強い風がひっきりなしに起こっていたが、谷間の下の方で渦巻いているのか、思ったほど寒くはない。 水差しを洗って花を替え、御供えを並べる。 ビール、果物、お菓子。 (私の持参したブラウニーは「ヘフティジュネス」という店のものでした。) 好き嫌いなく、豪快に飲み食いしていた義父、「ビール1本じゃ足りんがや」と言って笑う声が聞こえるような気もしたり。 ひとりずつお骨を納めて、お線香を手向ける。 子どもたちも皆、それぞれ神妙に手を合わせていた。 まもなく、秋も終わる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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