こもちくらげ編集日記

……９０周年に引き続いて、大学時代の部活（！）のコーチの古稀祝いの会があった。


当時、私が不真面目ながらも所属していたのは、アーチェリー部。汗


学部で隣の席だったＥ子さんに誘われ、軽い気持ちで入部したが、練習はかなりの部分が個人裁量で（Ｅ子さんはあの頃毎日練習していたとカミングアウトしていたが……私は徹底したサボり派でした。爆）、私にとってはむしろ「語り」が主眼の部活動だった。

少人数だったこともあり、同期はもちろん、先輩後輩とも人間関係がそれなりに心地よく、合宿の夜など、人生についてやら対人関係？　についてやら果てしもない自己分析やら……ともかくさまざまな青臭い悩みにについてしらふで（ここ重要）語り合い、夜明けを迎えたことも珍しくなかった。


……そんなわけで、人生の一時期、輝かしい人間関係の記憶が財産として残っている。
アーチェリーの技術については触れず。笑


そんな私たちを温かく見守ってくれた、ちょっと風変わりなコーチＫさんが、ことし古稀を迎えられたのである。

現役時代に還暦を御祝いした記憶は確かにあったが、昨年後輩Ｓちゃんの結婚式で再会し、

「今年は古稀なんです」

とおっしゃるのをきいてびっくり！

シングルスーツにアスコットタイを着こなし、ブランデーの小瓶を持ち歩くダンディーさは、そんなお歳に感じさせないではないか。

きけば卒業以来、ずっと音信のない部員もいるそうで、今回、同窓会も兼ねてできる限りの人に連絡をとることになった次第である。


……後輩Ｓちゃんがもつ磁石のような吸引力と、スピード感あふれる事務作業のおかげで、当日は現役女子大生を含む１５名が一堂に会し、賑やかな午餐となった。



心配した台風さえ奇跡的にそれたので、庭で集合写真を撮ったが、とても貴重な一枚になることは疑いようがない。
Ｋコーチも、「生涯でもっとも楽しい時間だった」とまでおっしゃってくださった！



後日、集合写真を夫に見せて



「どれが現役女子大生か？」


と意地悪な質問をしてみたところ……


出産したばかりの後輩Ｓを指さしていた。笑


……ていうか夫、Ｓちゃんには会ったことあるだろうに。爆



というわけでＳちゃん、お疲れさまでした。
育児真っ最中なのにいろいろとありがとうね！