こもちくらげ編集日記

子どもたちの通う小学校は、自立を促す校風。
勉強は二の次な感じもするが(笑)、生活力(文科省的には、「生きる力」。)を重視するおおらかなスタイルが、昔ながらの公立小学校という感じがして、そこそこ気に入っている。


つまり……


……給食の開始がはやい、という話なわけだが。爆



お弁当を３コ作成する生活もさくっと終わり、３年生よよ(仮名)は始業式の翌日からあっさり給食が始まり、新入生ぴん（仮名）も９日から給食がスタートした。


実は、ぴんの小学校生活でもっとも心配だったことが……


牛乳が苦手なこと。



もともと水分をあまり摂らない子で、父にはコアラと呼ばれているくらいなのだ。

食卓に牛乳だけしか出さなかったら、朝ごはんのときでさえ一切コップに口をつけずに食事を終えてしまう。汗
冷蔵庫から出したばかりだと少しはマシらしいのだが……。


それでも、チーズや他の乳製品は大好きだし、クリームシチューもよく食べるので、飲めないはずはない。



「こんせんくん（生協の牛乳）まずい。保育園の牛乳（森永）は飲める」



などと言っていた時期もあるが、村上春樹氏がタカナシが好きだというような、味覚あるいはこだわりの問題ではなく、ただ思いつきで言っているだけという気がする。


……それでも一応、事前に小学校の給食と同じ銘柄（メグミルク）を買ってきて、慣らしのつもりで飲ませてもみた。


結果は、



「……まずい」


と口もつけられず、だったのだが。





初めての給食メニューが、照り焼きチキンバーガーだった、という話をひとしきり聞いたあと、


「牛乳、どうだった？」


と、なるべく苦手意識を刺激しない程度にさりげなく聞いた私に、ぴんの返事は。




「ああ、ぜんぶ飲んだ。」



ふーん、飲んだのね、えらいね


……って、おい！




やっぱり飲めるんじゃん！



っていうか、とことん本番主義というか、要領よすぎというか、無駄なエネルギーを使わないヤツなのね……。




心配して損した。怒