カテゴリ:ご近所
↓前記事の続きです。
いい加減に完結しないと、あやさんがハワイに出発してしまうよ……。笑 ……というわけで、ひっぱりましたダイヤモンドヘッド登山。 帰り道も、長女がやはり腹痛を訴えており(景色を見ている間はそれなりに元気だったのだが、……かなり甘えも入っている)、私と2人ゆっくり降りたいようだったので、男子組との下山はあきらめ、次女も夫に任せる。 さあ、くると思った! 周囲に誰もいなくなったとたん、軟弱っぷりを盛大に発揮する長女。 ちなみに我が家ではこの状態の長女を「あまえよん」と呼ぶ。 風邪ひいて母とふたりだけで家にいるときなど、「あまえよんになっちゃったね」と発言するなど、本人の自覚もある様子。爆 ……今回の旅の間、ひとりだけ年上の長女は、みんなから「お姉さん」扱いしてもらって、それなりのプレッシャーもあったのだろう。 夫も、「お姉ちゃんがいて助かる」と大人ゴコロをくすぐってやることが多かったし。 (↑もちろん、そっちを喜ぶことも多い。複雑な小学四年生なのだ。笑) 暗闇のトンネルの中、「あるけない」というのでそっとおんぶしてやる。 道が比較的ゆるやかなのは来るときに確認済み。 体重28キロ近い子を久々におんぶしてすぐに息が切れるが、黙っていると自分から 「もういい」 と言ってきた。 言われなくてもこの先急な階段ですからね……道幅も狭いし。ということであっさりおろす。笑 そのあたりまでは余裕で、先を行く夫がまたカメラを構えているのも見えたりしていたが……しばらくいくとまた、 「おなかがいたい」 と言い出した長女。 ……少々緊急な感じで、トイレに行きたいらしい。 トイレは頂上にもなく、登山口に戻るしかないので、ここはひとつ、先を急ぐべし。 急ぐって…… 無理。 顔色が白っぽくなって、その場にしゃがみこんでしまう長女。 「またおんぶしよ」 いやがる長女を無理矢理立たせて前に回り(重すぎて段差がないと持ち上がらない)、おんぶする。 そこに、空がみるみる暗くなり…… まさかの雨がおちてきた!ええーっ たまたま角度の関係だったのだが、前を行く仲間たちの影もみえず、心細さ倍増。 子どもがぐったりする前に、走れ! 砂利だらけのでこぼこ勾配道を、28キロと2人分の荷物を抱えて、母は走った。 走った、というか転げ落ちるような気分で、ともかく麓を目指した。 背中を流れ落ちる汗がつめたくなり…… 気がついたら道が広くなっていて、ゆっくり前を行くK家U家の後ろ姿が見えた! 「おろして」 トイレの建物も視界に入っていたのだが、長女はここで降りて歩くといい張った。 ここまできて、みんなにおんぶのことを知られたくないのだろう……その意地、母は大好きだよ。笑 (その場では私もみんなに何も言わずに耐えたので、ここに詳細を記録しておく。笑) その後歩いてみんなに追いつき、夫に声をかけてトイレまで残り数十メートルをダッシュしてもらい、無事トイレに間に合いました。 (夫なら少しはいいらしい。笑) ↓下山後みんなで食べたシェーブアイス(かき氷)、さすがに長女は欲しがらなかった……笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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