カテゴリ:家族
……久しぶりに長女よよ(仮名)の話を。 先日の運動会で披露された組体操(小学校では最高学年が行う定番の競技だが、こちらは児童数が少ない学校なので、5・6年合同で行うのだ)のために、必死で練習した「倒立」が彼女のマイブーム。 親に似て運動全般が苦手な子だけど、なんと運動会後も黙々と練習を続け、支えなしで壁に向かって行う「壁倒立」ができるようになった! すげー。 逆上がりも二重跳びも「できる気がしない」という我が子(親も)だし、まさかそんなアクロバティックなことができるなんてさ。笑 まあ、 「壁に足が当たるときのトトンっていう音が好きだから♪」 とか、本質とはあまり関係ない動機を言ってますけどね。よよらしい。笑 さてここからが成長のお話。 つつがなく倒立ができるようになってからも毎晩、寝る前に繰り返して練習しているのだが、 今日はよよがその理由を話してくれた。 「あのね、からだがおとなになるときに、今までできたことが急にできなくなることがあるんだって。だから、毎日やっておかないとだめなんだ。」 そんなこと、誰に教えてもらった? 「バレエの先生だよ。」 ……こともなげにそう言ってにこっと笑ったよよが、なんだかすごく頼もしく見えた。 バレエで習ったこと、学校で頑張ったこと、ちゃんとあの子の中で繋がってる。 私だったら、その事態に直面するまで気が付かなかっただろうし、たぶん言ってあげられなかった言葉だったなあ。 そう思うと同時に、よよが「おとな」になる瞬間がすぐそこに近づいているような気がして、なんだか淋しいような気も、すこしした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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