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子供の頃から海が大好きだった。
毎年の8月、たいていは1日から3日までの2泊3日、 父は日本で初めての海水浴場と言われる千葉県保田海岸にあった 会社の保養所(海の家)を予約してくれて、両親と私と妹とで行った。 久里浜港からフェリーに乗って千葉県に渡り、そこからは在来線で1つめだったか・・。 海水浴が、楽しみで、楽しみで、毎年の夏を心待ちにしていた。 一度、遊泳中に突然大きな波が打ち寄せ、多くの人が波にのまれて怪我をしたことがあった。 でも私はまったくの無傷。波の中でクルリと回って立ち上がった感覚を覚えている。 そのことがあって「自分は人魚の生まれ変わりなのだ」と信じ込んだ幼稚園児の時(o^―^o)ニコ 猫仲間で、テレ朝の毎日の占いを担当している神野さち(エミール・シェラザード)さんによると、 私は魚座なのと、一白水星でもあるので、Wで水に縁があり、海が守護となっているとのこと。 あの保田海岸で最後に泳いだのはいつだったか・・・。 その他の海水浴場で泳いだ想い出では・・・30歳くらいの時の外房・成東が忘れられない。 同じ房総半島でも内房と外房では色や波の感じが異なって、自分としては泳ぐなら外房がより好きかな? でも、幼少期に毎年行った内房の海も、別の意味で最高だった。 保田海岸の海の家を探して、55歳だったか56歳だったかの秋に行ってみたことがある。 ただ海水浴場は、記憶の中にあった砂浜とはかなり異なって、さほど広くはなく、 近所だったはずの海の家も、新築の家がたくさん建ってしまって見つけられなかった。 子どもの目線で見た海は大きく見えたし、海岸へ向かう道も、きっと待ち遠しくて遠く感じたのだろう。 父は毎年、帰りに鋸山へ寄ってくれたが、そこでリフトに乗るのが、これまた楽しみだった。 リフトに乗っている間、スピーカーからは「太陽がいっぱい」の曲が流れていた。 でも、50代になって行った時、リフトは無くなり、代わりにロープウェイが設置されていた。 安全のためだろうけれど、かなり悲しかった。 父はもう亡く、あの日がもう決して戻らないことを、強く感じた・・・。 海の日、こう蒸し暑いと、大好きな江の島へも行けない。 もう10年以上、真夏はダウンしてしまっている。 ましてや今年は、特に体調が優れない。 でもいいんだ。眼をつぶれば、想像の中で、いつでも大好きな海が見られる。 寄せては返す、その波音を聴くこともできる。 今日はそうやって、海の日を楽しもう。懐かしもう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月15日 12時00分13秒
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