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6月7日の朝にいきます

6月7日の朝にいきます

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2024年07月30日
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​​​​朝ドラで、主人公の寅子が仕事場への行き返りに「買い物かご」を持っている。
このシーンを見るたびに、子供時代を懐かしく思い出す。

実家で台所片隅のフックには、いつも「買い物かご」がかかっていた。
当時は今のようにスーパーなどはない。
お米や、醤油、料理酒などの調味料は御用聞きが来て注文を取り、配達に来ていた。
そうそう、八百屋さんも若い「小僧さん」が注文を聞きに来ていたな。

豆腐やお揚げは、自転車の後ろだったかに商品を積んで売りに来たし、
魚はどうだっただろう? 御用聞きだったのか? 記憶にない。
ただ肉は駅前商店街まで買いに行っていたようだった。
パン屋さんも、そう。 お使いに行かされたことを覚えている。

あの頃、小さな買い物かご一つで買いに行っても間に合う程しか、
実店舗での買い物はなかったのかもしいれない。

スーパーができ、ひとつの店で色々な種類の食材が買えるようになり、
御用聞きが来なくなったのは、いつから?
小さなラッパを吹き鳴らし「と~ふ~」と豆腐を売りに来なくなったのは、いつから?
気付いたら、身近な色々なものが消えていた。

今、私のバッグには必ずエコバッグが大小2つは入っていて、帰宅途中に
駅傍のいくつもあるスーパーの中から、必要なもの、安くなっているものを選んで買い、持ち帰る。
新聞の折り込みチラシを見て、格安になっている日はスーパーの梯子もする。
買出しだけが目的で、スーパー巡りをすることも週一くらいである。

どうしても家から出られない日や、出たくない日なら、ネットスーパーも使える。
それどころか、なかなか手に入りにくいものさえも、ネットで検索して家まで配送してもらえる。

あの頃を思うと、随分と便利になった。
いつから? そう考えて、思い出せずに、いつの間にか変わっている習慣がある。
それだけ齢を重ねたということなのだろう。

今後、当たり前のようにあるのに、消えていくものは何?








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最終更新日  2024年07月30日 12時00分11秒



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