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9日の朝日新聞朝刊に、ウーマンリブ運動の先駆者で後の鍼灸師・田中美津さんの訃報が載った。
顔写真と、32行にも及ぶ経歴説明で・・。 鍼灸師になってからもウーマンリブ関連の本を執筆したり、東洋医学の取材を受けていた。 私にとっては、一時期、二人で旅をする等、とても深く関わった人。 そして、誤って私の身体の腰当たりに鍼灸の鍼を入れたまま抜くのを忘れて仰向けにしてしまい、 鍼が完全に体に埋もれてしまったことを私には告げずに、誤魔化してしまった人。 何か月も経ってから、救急搬送された病院でのレントゲン撮影で発覚したのだが、 鍼が体に入ったままなので、私は腰やその周辺のMRIを撮ることができず、 不調があるたびに不安な思いをしてきた。…今も。 手術で取り出すことも考えたが、医師から私にはリスクが大きいと言われ、断念したままだ。 恨みがないとはいえないけれど、こうやって訃報に接すると当時の様々なことを思い出し、複雑な気持ちになる。 貴女はとうとう、私にごめんなさいを言わないまま、旅立ってしまったのですね。 だから・・下北沢で一緒に会ったあの男性の言うように、来世でまた会うことになるのでしょう。 そういう因縁? もしかして、ずっとずっと、謝りたいのに謝れないでいた? そうあってほしいと思います。 ゆっくりお休みくださいね。 貴女は良くも悪しくも、とても人間らしい人でした。 ~合掌~ P.S. どこに行くわけでもないけれど、 体調が芳しくなく、お盆休みをとります。 次は18日に更新予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月15日 10時03分12秒
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