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お腹の調子は病院から出ている薬で、なんとか症状は治まっているようだ。
とはいえ微熱は続き、原因もまだ判っていないので、不安が残る。 いつぶり返すか判らないし、大きな病気が潜んでいたらどうしよう? とも考えてしまう。 普通でいられることの有難さを、やはりこんな時はひしひしと感じる。 身体や精神的なことに悩みが少ない穏やかな日が、一年のうちにどのくらいあるのだろう。 私の場合、とても少ない。 癌で彼岸の向こうに旅立ってしまった友人の、 「定期検査の日が近付くたびに不安で何も手につかなくなるの」と言っていた言葉…。 転移を告げられた瞬間、貴女は何を思ったのだろう。 色々な科でお世話になっている掛かりつけの総合病院へ行く道すがら、 一階が店舗でその上が住宅になっている雑貨店の、入り口近くの庭に小さな十字架を見つけた。 十字架には「かぶちゃん」と子供の字で書かれてある。 かぶちゃん・・・お骨になったワンコ? ニャンコの形見? それともハムスター? 大事な友達だったんだね。だから亡くなった後に、こうやってお墓を作って・・・。 何歳ぐらいの子供だろう? かぶちゃんとその子の間に、どんな物語があるのだろう? そう考えながら、ふと少し離れた場所に倒れた十字架を見つけて、ほほえんでしまった。 「くわちゃん」のお墓、とある。 そうか、かぶちゃんと、くわちゃん。 この夏、地上に現れ、そして多分、天寿をまっとうしたのね(o^―^o)ニコ 落ち込んでいた気持ちが、一時的だがほんわかとした。 かぶちゃんと、くわちゃん。 小さな命をたいせつに想った子供の心に、ほっこりとした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月24日 12時00分24秒
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