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カテゴリ:ドロミテ(西側)ハイキング
えっちらおっちら山道を歩いて、お昼頃になると、屋外にテーブルを並べたレストランで、絶景を見ながら、渇いたのどにぐびりぐびりとビールを流し込み、温かい料理で空腹を満たす、というのは至福の時です。 ところが、このようなことができるのは、いろいろな条件が必要なようで、ハイキングコースの途中にレストランがあるようなところは、なかなか、お目にかかれません。 日本では、ハイキング関係の施設の整っている立山でも、見たことがないし、自宅近くのいくつかのハイキングができるところにも、ありません。 ニュージーランドやカナダに、ハイキングに行ったことがありますが、おそらく、車以外でのアクセスが難しいからだと思いますが、見つけることはできませんでした。 ということで、ヨーロッパアルプスへ行くことにし、今回は、イタリア北部のドロミテに行ってきました。 ドロミテは初めてですが、ヨーロッパには、上のような条件を満たすところは、いたるところにあるので、情報はなかったが、多分、あるだろう、ということでいってみました。 比較的大きな町であるボルツァーノに連泊して、日帰りで、ハイキングに行く、という、楽な計画です。 山の中の小さな町に宿泊すると、雨の日にやることがなくて困るし、雨が降らなくても、経験的に、ハイキングは、2日間で、飽きる。 アルプスのイタリア側と北ヨーロッパ側に東西に、それぞれ、ミラノ・・・ヴェローナ・・・ヴェネツィア、シュツットガルト・・・ミュンヘン・・・ローゼンハイム・・・ウィーンを結ぶ太い線があって、南のヴェローナと北のローゼンハイムを結ぶ、これまた、太い線上に、ボルツァーノとインスブルクがある、という位置関係にあります。 航空券の入手しやすいミュンヘンやインスブルクから行くのがいいと思うのですが、航空券の値段の関係で、今回は、ミラノからボルツァーノヘ。 ボルツァーノは、昔からアルプス越えの中心地であったようですが、現在では、果樹栽培でも有名なようです。 ブドウ、リンゴの果樹園はいたるところにあり、大粒のチェリーやジャムが売られていて、とてもおいしそうです。 ホテルはたくさんあると思うが、土産物を売っているような店は少なく、地域の商業活動の中心地といった感じの町です。 ハイキングに関する主要な情報源は、イタリア政府観光局のサイトで、以前に買ってあった「地球の歩き方 ミラノヴェネツィアと湖水地方'11~'12」では、ドロミテ西側のハイキングの良さは、あまり、伝わらない。 峠道のドライブに慣れた日本人は、ドロミテに、レンタカーで回ることが多いのか、その線で書かれている。 スイスに匹敵する景色のよさに加えて、食べ物が、安くておいしい。 ボルツァーノは山に囲まれているが、魚介類の料理が多く、魚介のスパゲティやグリルしてオリーブオイルをかけたものは、とびきりおいしい。 寿司屋もありますが、日本人の職人によるものではないので、イタリア料理の方がはるかにおいしい。 心配していた、バスの便も、無理をして遠くに行かなければ、日帰りハイキングに支障はないようです。 とりあえず、ハイキングの様子をyoutubeにupしておきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月22日 03時24分22秒
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